今回も息つく暇もないくらい、いろんなことが起こりすぎちゃって、もう感情がジェットコースターよ! 前回の衝撃的なビビの死から始まった今回、カンチョリの悲しみとヨリの自責の念が痛いほど伝わってきて、冒頭から涙腺崩壊寸前だったわ…。

【鬼宮】12話あらすじネタバレ

黒幕、ついに断罪!…と思いきや!?

弟を失ったカンチョリ、そりゃもう見てられないくらい落ち込んじゃって…。そんな中、なんとあのキム・ボンインが、不法侵入だなんて言ってカンチョリとヨリを逮捕しようとするのよ!信じられる!? でも、そこは我らが王様!バシッと彼らを弁護して解放してくれて、ちょっとスカッとしたわ。

ヨリが勇気を振り絞って、王様に「キム・ボンインこそが黒幕なんです!」って告げるんだけど、王様もさすがにすぐには信じられないみたいで、ソに尾行を命じるの。うんうん、そりゃそうだよね、腹心の裏切りなんて考えたくもないもん。

一方、そのキム・ボンインときたら、プンサンに「なんであの二人を逃したんだ!」って詰め寄るんだけど、プンサンはどこ吹く風。なんでも、ビビの珠を食った八尺の幽霊がめちゃくちゃパワーアップしちゃったから、もうカンチョリたちのことなんてどうでもいいって感じなのよ。こいつら、本当に胸糞悪いわ!

傷心のカンチョリと、動き出す王宮

ヨリは王妃様と皇太子様を守るために、カソプを宮殿に連れてくるの。そして一行は、チェ・ウォヌっていう人物を尋問するために龍潭村へ。でも、カンチョリはずっと元気なくて、みんな心配してるのよね。キム内侍が彼のためにお菓子を届けたり、ユン夫人がこっそり夜食を差し入れたり…みんな優しいじゃないの!カンチョリも少し心が動かされたみたいで、後で食べるって約束してたわ。よかった…。

そして、王宮ではさらなる衝撃の事実が!王太后様が独自に調査を進めた結果、なんとキム・ボンインがヨンインの乳母を脅して、プンサンを王太后様に紹介させてたってことが判明!王太后様、自分のせいで王様のまだ生まれぬ子供を危険に晒したって、めちゃくちゃ後悔して謝罪してた…。そりゃ辛いわよね。さらに、ソの報告で、キム・ボンインがプンサンの手下セワンと会ってたことも確定。もう、言い逃れできないわよ!

王様、悲しそうにキム・ボンインを呼び出すんだけど、その時の回想シーンがまた泣けるのよ…。先代の王様が亡くなった時、キム・ボンインが涙ながらに血のついた弓矢の筒を拭いて、今の王様に差し出したんだって。それを王様は、キム・ボンインが自分を守ってくれる証だって信じてたのに…。裏切られた王様の涙にもらい泣きよ!

ついに暴かれる本性!しかし、悪は死なず…

王様に反逆罪で問い詰められたキム・ボンイン、ここからが本領発揮というか、もう開き直りがすごいの!「王様の奴隷解放だの汚職追放だの、そんな馬鹿げた改革のせいだ!」って逆ギレよ。しかも、「証拠なんてないだろ?ヨリが違法な巫女だってことをバラしてやってもいいんだぞ?」って、どこまでもゲスい!

でもね、王様が一枚上手だったの! なんと、キム・ボンインの自白を廷臣たちみんなに聞かせてたのよ! これにはキム・ボンインも顔面蒼白! …と思いきや、反逆罪で追放されるはずが、あっさり刺客に助け出されちゃうの。なんなの、この展開!

そして、祠に乗り込んだキム・ボンインは、あの八尺の幽霊に「王を殺せ!」って命令するんだけど…あらら、幽霊さん、脅されるのはお嫌いみたい。「お前はもう用済みだ」って感じで、なんとプンサンに憑依してキム・ボンインを殺しちゃった! えええええ!? 黒幕があっさり退場!? しかも幽霊に!? もう何が何だか…。

新たな村、新たな謎、そして不気味な本の影

一方、カンチョリは少し元気を取り戻したみたい。「ヨリのせいじゃない、あの幽霊をぶっ潰す!」って、いつものカンチョリが戻ってきた! 一行は龍潭村に到着。チェ・ウォヌを警戒させないように、保養に来たってことにしてるんだけど…。

カンチョリがインソンのことを気にしてるのを見て、ヨリがちょっとヤキモチ焼いてるのが可愛かったわ(笑)。キム内侍によると、この村に王様が来たのは、なんと100年ぶり(ヨンジョン王以来)なんだって! チェ・ウォヌに歓待される一行だけど、王様がカンチョリの「完璧なマナー」をからかったりして、ちょっと和やかな雰囲気も。

カンチョリ、キム内侍からもらったお菓子をようやく口にして、しかもキム内侍と分け合ってるの! キム内侍も兄弟を亡くした経験があるみたいで、カンチョリが誰かのために悲しんでるって気づいてるのよね…。こういう細かい描写、グッとくるわ。

でも、和やかな時間も束の間。チェ・ウォヌに100年前の先祖チェ・ギルサンの話を聞こうとしたら、途端に口を閉ざしちゃって。そこへ、またしてもインソンが片足の幽霊に憑依されちゃうの!

チェ・ウォヌが語るには、あの幽霊は5年前に重要な本を盗んだチャン・オンスっていう書籍商で、罰してるうちに誤って殺しちゃったんだとか。罪悪感から引退したって言うんだけど…うーん、なんか胡散臭い!

ヨリとカンチョリがいつものように幽霊を祓おうとするんだけど、今回は幽霊の方から「捕まってもいいけど条件がある」って言ってきたの! その条件とは、チェ家のスキャンダラスな本を暴露すること! それが彼の復讐計画だったのね。

ヨリがチェ・ウォヌにそのことを伝えて、チャン・オンスが死んだ場所に本を隠したって言うんだけど、チェ・ウォヌは「全部嘘だ!」って否定。

ここで衝撃の回想シーン! なんと、チェ・ウォヌはチャン・オンスに本を売ってたのよ! しかもその中には、100年前の超ヤバい本「光と闇の選集」が含まれてたの! それには王家の秘密が書かれてて、チェ家の評判を地に落とすほどの代物らしいわ。しかも、ヨンジョン王とある武官の話も書かれてるって…一体何が!?

チェ・ウォヌは慌てて買い戻そうとするんだけど、欲に目がくらんだチャン・オンスは、チェ・ウォヌの穀倉に本を隠して、さらに金を要求。怒ったチェ・ウォヌはチャン・オンスを襲って、結果的に殺しちゃったのね…。やっぱり、ただの事故じゃなかったんじゃないの!

現代に戻って、チェ・ウォヌはその本を見つけて燃やそうとするんだけど、間一髪でカンチョリがそれをゲット! カンチョリは王様に「この本に、あの幽霊の起源が書かれています」って告げるの。

そしてラストシーン! 幽霊は王様の言葉にブチギレて、ユン・ガプの魂を追い出しちゃうの! そして、プンサン(に憑依した幽霊)が高笑い…。うわー、鳥肌立ったわ! 一体どうなっちゃうの!?

つづく