今回も息もつかせぬ展開で、もうテレビの前で叫びそうになっちゃったわよ! 100年前の悲劇から現代の陰謀まで、情報量が多すぎて頭パンクしそうだけど、そこがまた『鬼宮』の面白いところよね! さっそく、今回のエピソードを振り返っていくわよ!
100年前の悲劇:王の非情と村の惨劇
物語は衝撃的な100年前の回想シーンからスタート。敵に追われるヨンジョン王、もう絶体絶命! 護衛武官のチョン・グムフィが故郷のヨンダム村を隠れ家として提案するんだけど、これが悲劇の始まりだったの…。
王様、なんとヨンダム村をおとりにして自分だけ助かろうとするのよ!ひどくない!? チョン・グムフィは村人を避難させる時間をくれって懇願するんだけど、王は「そんなことしたら作戦がバレるだろ!」って却下。結局、チョン・グムフィは木に縛り付けられ、王たちは逃走。そして、何も知らないヨンダム村の村人たちは、王を探す敵軍によって皆殺しに…うう、思い出すだけで胸が痛むわ…。
八尺鬼の正体とカンチョリの苦悩
現代に戻って、イ・ソン王は先祖の卑劣な行いを知って、もう顔面蒼白。そりゃそうよね、自分の先祖がそんなことしてたなんて…。そして、ヨリはチョン・グムフィの罪悪感を感じ取るの。彼は村の大虐殺を自分のせいだと責めてるんだけど、実はそれだけじゃなかった。
なんと、あの恐ろしい八尺鬼の正体は、虐殺されたヨンダム村の村人たちの怨念の集合体だったのよ! そして、生き残った村人たちも、その経験から心が荒んでしまったってカンチョリが明かすの。彼が人間を「卑しい生き物」って言うのも、こういう背景があったのね…。
皇太子襲撃とカンチョリの異変
そんな中、八尺鬼が皇太子を襲撃!でも、鬼除けの石のおかげでなんとか撃退。ガソプが皇太子を慰めてたけど、宮中は不穏な空気が漂ってるわ。
一方、村ではヨリがユン・ガプの魂を発見。カンチョリは何やら企んでるみたいだけど、ヨリはそれどころじゃないの。もしユン・ガプが体を取り戻したら、カンチョリはどうなっちゃうの!?って心配でたまらない様子。そんなヨリをからかうカンチョリだけど、ユン・ガプはその様子を遠くからじっと見てるのよ…。切ないわね。
インソンも二人の関係が気になるみたいで、ヨリは「私たち、いい感じなのよ!」って自慢げ。カンチョリはそれをからかいつつも、突然咲いたカラガナの花に驚くの。この花、ガソプ曰く「水のエネルギー」を持っていて、鬼を倒すのに役立つんですって! イムギの力が弱まってるカンチョリにとっては、まさに救世主…になるのかしら?
王の決断と新たな陰謀の影
宮殿では、キム・ボンインの死を知った王がさらに落ち込んじゃう。先祖の悪行のこともあって、もう踏んだり蹴ったりよね。でも、片足の鬼の儀式にはちゃんと参加するの。チェ・ウォヌがためらいながらも鬼に心から謝罪して、鬼は無事に成仏。王はチェ・ウォヌに罰金と鞭打ち50回の罰を与えるんだけど、これも王なりのケジメなのね。
一行が都に戻る途中、あの盲目のシャーマン、プンサンがアン大臣に接近! 「あなたを最高位の政治顧問にしてあげますよ」なんて甘い言葉で誘惑してるんだけど、絶対裏があるわよね、この人!
ユン・ガプの憎しみとプンサンの狙い
ユン・ガプは、ユン夫人がカンチョリ(の姿をした自分)を溺愛する様子や、落ち込むイ・ソン王をカンチョリが励ますのを見て、どんどん心がすさんでいくの。「俺の大切なもの全部奪いやがって!」って、その気持ちもわかるけど…。そして、ついにプンサンの狙いが明らかに! ユン・ガプの憎しみを育てて、邪悪な怨念に変えようとしてるのよ!怖すぎ!
決戦の準備と母の祈り
王は、チョン・グムフィの身分証を用意。片足の鬼の一件に心を動かされて、八尺鬼にも謝罪して成仏させようと決意するの。ヨリは10日後、チョン・グムフィの100回目の命日に儀式を行うことに同意。カンチョリも心配するヨリを押し切って参加を表明するんだけど、大丈夫かしら…。
一方、大妃はヨンイン大君が八尺鬼に喰われたとヨリから知らされて、もう悲しみに打ちひしがれてる。でも、ヨリは「大切な遺品と一緒に祈れば、きっと解放されますよ」って嘘をつくの。子供の幽霊に「嘘じゃん!」ってツッコまれるんだけど、「母親の祈りの強さを信じるのよ」って返すヨリ。そして、母親を恋しがる子供の幽霊も、ヨリの助けで成仏していくの。なんだかんだ優しいのよね、ヨリって。
カンチョリ絶体絶命!そしてユン・ガプ覚醒!
そして、ついにプンサンの次の計画が実行される時が来たわ! アン卿がカンチョリを食事に誘うんだけど、これが罠! カンチョリは気づいた時にはもう遅く、意識を失って倒れちゃうの。家に運ばれたカンチョリは高熱を出して苦しんで…。
そして、衝撃のラスト! なんと、ユン・ガプが自分の体で目覚めるのよ! ユン夫人は「元に戻った!」って大喜びだけど、ヨリはカンチョリがいなくなったことに気づいて、不安でいっぱいの表情…。
いやー、もうどうなっちゃうの!? カンチョリはどこへ? ユン・ガプは本当に元に戻ったの? 八尺鬼との対決は? 来週まで待てないわ!
『鬼宮』第13話は、100年前の凄惨な出来事と現代の陰謀が絡み合い、非常に重厚でした。ヨンジョン王の非情な決断が招いたヨンダム村の悲劇、そしてそれが八尺鬼誕生の背景にあったという事実は衝撃的で、胸が締め付けられます。カンチョリの罪悪感、ユン・ガプの憎しみ、プンサンの底知れぬ策略が物語に不穏な深みを与えています。ラストでカンチョリが倒れユン・ガプが目覚める展開は息をのみました。多くの謎と葛藤が提示され、物語が新たな局面を迎えたことを強く印象づける回でした。
つづく