まずね、冒頭からいきなり過去のシーンに飛ぶんだけど、これがまた不穏なのよ…。若き日のイ・ソン王(今の王様ね!)が、おじい様であるキム・ボンイン大臣が、プンサンっていう呪術師を罰してるところを目撃しちゃうの。しかもその呪術師、王子に「八尺様」が憑いてるって見抜いて警告するんだけど、キム大臣ときたら、逆にその幽霊を呼び出させようとするんだから、もう真っ黒よね!

で、現代に戻ると、そのプンサンがキム大臣に「最近の失敗は全部ヨリのせい!あの子、イムギ(大蛇の妖怪よ!)に守られてるんですぜ!」なんて告げ口してるの。しかも、キム大臣の命令で、プンサンがあの「八尺様」を手助けして、ヨリのおばあちゃん、ノプドクを襲わせたって言うじゃないの!もう、許せないわ!

一方、王様はヨリに、ノプドクが昔、何かに憑りつかれたお父様(先代の王様ね)を一時的に正気に戻してくれた恩人だってことを打ち明けるの。そして、ずっと目を背けてきたけど、ついに「八尺様」と向き合うために、ヨリに助けを求めるのよ。でもヨリは、おばあちゃんの死の真相を知って、まだショックから立ち直れないでいるの…。そりゃそうよね、辛すぎるわ…。

そんな中、あのツンデレイムギのガンチョルが、弟のビビに意外な本音をポロリ。「八尺様が村に来た時、本当はノプドクに警告したかったんだ…」って。でも、ヨリにフラれた腹いせで黙ってたことを、今になってめちゃくちゃ後悔してるのよ!もう、不器用なんだから!

でね!ヨリがガンチョルにそのことを問い詰めると、ガンチョルったら「お前が危ない目に遭うのが嫌だったから嘘ついたんだ!」って、心配してたことを白状するのよ!それを聞いたヨリは、思わず涙…。そんなヨリを見て、ガンチョルは心配でたまらなくなって、なんとビビに「ヨリのこと、見張っててくれ!」って頼むの。ビビはビビで、ヨリをガンチョルから引き離そうっていう下心アリアリで引き受けるんだけどね(笑)。

ヨリはヨリで、ガンチョルのことが頭から離れないみたい。親友のオクイムに「ガンチョルのこと、ずっと人殺しだって憎んできたのに、本当は違ったなんて…どうしたらいいかわからないの」って相談するんだけど、オクイムには「あんた、あのイムギに惚れたんでしょ!」ってからかわれちゃって、もう顔真っ赤!それを盗み聞きしてたビビは、「兄貴は昇天に集中しなきゃなのに!」って、お兄ちゃん大好きっ子ゆえにイライラモードよ。

宮廷では、先代の王様がチェ・ウォヌっていう人と一緒に、奴隷制度をなくそうとしてたってことがわかるの。イ・ソン王は、お父様の遺志を継ぎたいってチェ・ウォヌに懇願して、なんとか協力を取り付けるんだけど…。

それを知ったキム大臣、もちろん面白くないわよね!王様がチェ・ウォヌを重役に任命しようとしてるのを、表向きは賛成するフリして、裏ではガッツリ邪魔しようとしてるの。そんな時に、ガンチョルがヨリのことで王様に文句を言いに乗り込んでくるんだけど、その様子をキム大臣、しっかり見てるのよ…。いや~な予感しかしないわ!

ガンチョルは王様に「なんでノプドク殺しの真相をバラしたんだよ!」って食ってかかるんだけど、王様は「ヨリが自分で気づいたんだ」って冷静なの。で、ガンチョルがヨリのことになるとムキになるもんだから、王様に「お前、ヨリのこと相当気にしてるだろ?」ってからかわれて、タジタジ(笑)。「泣いてる女の扱い方がわかんねーだけだよ!」なんて強がっちゃって、王様からは「ハグして話を聞いてやれ」って、まさかのアドバイス!王様、意外と恋愛マスター!?

家に戻ったガンチョルは、ヨリに対してギクシャクしちゃって、もう見てるこっちがニヤニヤしちゃうわ!ビビは相変わらず二人を引き離そうと画策するんだけど、ヨリにはバレバレ。プンプン怒ったビビは、憂さ晴らしに誰かを襲いに出かけるんだけど、そこで貴族たちが「反イムギ」のお札を持ってることに気づくの。しかも、60歳以上の貴族はみんな持ってるって言うじゃない!これ、絶対何かあるわよね!?

そして、キム大臣とクァクっていう悪そうなヤツが密会してるんだけど、なんとこの二人、先代の王様の奴隷制度改革を阻止するために反乱を起こした張本人だったのよ!クァクはユン・ガプっていう人に異常に執着してるんだけど、キム大臣はその弱点がユン夫人だってことを見抜いてるの。そして、ガンチョルがヨリのためにユン夫人を助けに行ってる隙に、ヨリを誘拐するっていう、とんでもない計画を立ててるのよ!もう、悪どすぎるわ!

さらにキム大臣、チェ・ウォヌのことも潰しにかかるの。プンサンを使って、王大妃(王様のお母さんね)に「王がチェ・ウォヌを味方にしたら無敵になっちゃって、亡くなったヨンイン大君の復讐ができなくなりますよ~」なんて嘘を吹き込ませるの。実はチェ・ウォヌって、王大妃の叔父さんらしくて、王大妃は彼に「王に近づくな!」って脅迫。家族を人質に取られたチェ・ウォヌは、泣く泣く王様の申し出を断っちゃうの…。可哀想すぎる…。

そして、運命の日がやってくるわ…。まず、ユン夫人が誘拐されちゃうの!そんな時に、インソンっていう女の子がガンチョルにお菓子を持って現れるんだけど、ヨリに対してめちゃくちゃ失礼な態度!ヨリは嫉妬しちゃってガンチョルを無視。ガンチョルもイライラして、わざとインソンに優しくするフリなんかするもんだから、もう、見てるこっちはヤキモキよ!

そんな中、キム大臣がヨリに「眼鏡の調整をしてくれ」なんて呼び出すの。もちろん罠よ!ヨリが出かけると、案の定、暗殺者たちが襲い掛かってくるの!ビビは一瞬ためらうんだけど、やっぱりお兄ちゃんが大事にしてるヨリを見捨てられなくて、一緒に逃げるのを手伝うのよ!ビビ、いいとこあるじゃない!

一方、ガンチョルはユン夫人誘拐の知らせを受けて、「あの人の料理が食えなくなるのは困る」なんて、またまた素直じゃない理由で助けに行く決意をするの。インソンがここぞとばかりにアタックしてくるけど、ガンチョルは「ヨリに失礼なこと言うな!」って一喝して、きっぱり拒絶!カッコイイ!

そして、ユン夫人救出作戦が始まるんだけど、クァクのしつこさにガンチョルもウンザリ。「俺様がかの有名なイムギ様だ!」って正体を明かそうとした瞬間、ユン夫人がガンチョルのために泣いてるのを見ちゃって、思わず口をつぐむの。でも、クァクが持ってるお札のせいで力が弱まって、風を呼べなくなっちゃうのよ!大ピンチ!ユン夫人が助けようとするんだけど、クァクに気絶させられちゃうし…。そこに、イムギの姿になったビビが颯爽と登場!クァクはたまらず逃げ出すんだけど、ガンチョル、ボロボロよ…。

その頃、ヨリも暗殺者に追いつかれちゃうんだけど、そこに偶然通りかかったのが、なんと王様!チェ・ウォヌを探しに行った帰りだったみたいで、ヨリの危機を救うために、自ら戦いに飛び込んでいくのよ!王様、カッコよすぎ!

そして、ラストシーン…。家に帰ってきたヨリが見たのは、傷だらけのガンチョルとユン夫人。ガンチョルが、ヨリが失くした眼鏡師の道具箱を拾ってきてくれて、ヨリの怪我の手当てをしようとするんだけど、ヨリはもうパニック!彼の優しさに戸惑って、思わずキツく当たっちゃうの。「おばあちゃんのことで悩むべきなのに、あなたを好きでいることへの罪悪感がなくなるなんて、ホッとしてる自分がいる…」って、涙ながらに本音をぶつけちゃうのよ…。

そしたらね…そしたらね…!ガンチョルが、ヨリの涙をそっと拭って……

キスしたのよーーーーーっ!!!

つづく