ナインパズル第10話ネタバレ

まずね、イナとハンセムが新たなパズルをゲット。それと同時に、ヤンがあのユンスの事件の時、「ザ・ワンシティ」にいたってことがわかるんだよね。え、もしかして犯人ってあの複合施設の中にいる人?それか、そこで働いてる人とか?ってなるわけ。

イナは事件現場にもう一度行って推理するんだけど、どうやらヤンは共犯者じゃなくて、むしろ犯人を止めようとしてたっぽい。でもさ、犯人はヤンをすぐには手にかけずに、クォンを先に…ってことは、犯人にとってヤンは何か特別な存在ってこと?うーん、謎が深まる!

警察の捜査会議では、クォンの死因が点滴に盛られた毒物だって判明。ってことは、犯人は医療知識があるってことじゃん!イナは「まさか…」って感じでファン医師を疑って、彼のクリニックがある「ザ・ワンシティ」へ。今回はなんと、ファン医師の鍵をこっそり拝借して、彼の部屋に忍び込んじゃうのよ!大胆すぎ!

でも、ファン医師は留守。その代わり、公衆電話からハンセムに匿名で電話してきて、「パズルを送ってきたのが犯人なのか?」なんて聞いてくるんだ。警察も黙っちゃいない、CCTVを駆使して、電話の主がファン医師だって特定するんだよね。

一方、ファン医師の部屋に忍び込んだイナが見たものは…大量の絵画!そして、そこには「H」っていうサインが。イナが持ってたパズルにも、同じサインが!キターーー!って感じだよね。

イナとハンセムは、ファン医師が犯人を知っていて、彼らのためにパズルを描いたって結論に至るの。そもそもイナがパズルのピースを受け取り始めたのって、ミヨンの事件の後から。ドンフンのパズルにイナが執着してるのを知ってたのは、ファン・インチャン医師とイ・スンジュ医師だけ。でも、イナのことを一番よく知ってるのは…そう、イ・スンジュ医師!イナ、ここで気づいちゃうんだよね、彼女が犯人だってことに!

イナが慌てて部屋を飛び出すと、イ医師の部屋のドアが開いてるの。中を覗くと、おもちゃとか、仮面とか、風船とか、パズルとか…なんかもう、ガラクタって言ったら失礼だけど、そんなもので溢れかえってるの!そして、そこにはイナへの新たなパズルピースが。「虫に囲まれた王様」…不気味すぎるって!

ファン医師は警察に連行されて、イ医師にイラストを頼まれたって白状するんだ。でも、「彼女が犯人だなんて信じたくないし、イナを弄ぶようなことするはずない」って、まだイ医師を信じてる感じ。

イ医師は行方不明で、警察も必死に捜索。さらに、元国土交通大臣のキム・ムリョン議員まで行方不明になっちゃうの!もう、てんやわんや!

イナは改めてファン医師に話を聞くんだけど、ファン医師はイ医師に性的指向の秘密を握られてて、何も言えなかったみたい。彼が知ってるのは、10年前にイ医師が学生だった頃、ある刑事が彼女に話を聞きに来て、その後1年間休学したってことだけ。イ医師にはイナ以外に友達がいなくて、他に彼女を知ってるのはナム・ナリ巡査部長だけだって。

ナム巡査部長、なんとイ医師と同じ学校出身!当時のイ医師は近寄りがたい雰囲気だったみたい。二人が唯一話したのは、遊園地への修学旅行をサボった時。イ医師はその時、母親に捨てられたこと、もし再会したら殺してやるって、ぽろっと漏らしたんだって…。重い過去背負ってるじゃん…。

イナとハンセムは、ヤンがイ医師を探していて、何か10年前の事件の引き金になるようなことを言っちゃったんじゃないかって推理するの。だからヤンは自分を責めてたんだね…。

イナは行方不明の子供専門の探偵を訪ねて、そこで7歳のイ・ソルっていう女の子のポスターを見つける。彼女、ドリームランドでいなくなって、母親のイ・ナムスクがずっと探してたんだって。母親の住所は、新東亜市場のソジン食堂!そして、ヤンはそこで働いてた!市場の取り壊しの時に、新聞沙汰になるような大きな事件があったらしい…。繋がってきた!繋がってきたよー!

ここで、衝撃の過去の回想シーン。新東亜市場は再開発の対象で、その跡地に「ザ・ワンシティ」が建設される予定だったの。一部の店主は立ち退きを拒否してて、その中心人物がイ・ナムスク。ミヨンもそこの店主だったんだけど、彼女は立ち退きに合意済みで、恋人のチモクが下請け業者だった。

ヤンは、ミヨンがナムスクに立ち退きを迫って、断られると罵倒してるのを目撃してたんだ。ナムスクは、娘が帰ってくるかもしれないからって、そこに留まりたかったんだね…切ない。

ユンスはチモクに、すぐに立ち退かせて取り壊さないと金は払わん!ってプレッシャーをかける。ある夜、チモクたちは市場に押し入って、火炎瓶を投げ込んで店主たちを無理やり追い出そうとするの。抵抗する人たちは殴られて引きずり出されて…ヤンとナムスクもその中に。チモクは立ち退きが遅れてるのをナムスクのせいにして、彼女に怪我をさせるんだ。そして、燃え盛る梁が彼らに落ちてきた時、チモクはナムスクを見捨てて逃げちゃうの!許せん!

建設責任者のチョルジンは、警察のコネを使って暴動と火事を止めさせないようにして、ドンフンはナムスクの死の捜査をさせないようにする。ドンフンは、再開発を利用して市長になろうとしてたキム議員から金をもらってたんだ。クォン検事長はナムスクの事件をもみ消し、イ記者はナムスクを強欲な放火犯に仕立て上げる捏造記事を書く…。もう、腐りきってる!この国の闇を見た気がするよ…。

ナインパズル第10話感想

イ・スンジュ医師が真犯人であるという事実は衝撃的でしたが、そこに至るまでの伏線が丁寧に描かれていたため、納得感もありました。特に、イナの過去のトラウマやパズルへの執着を知る数少ない人物という点が、説得力を高めていたと感じます。

また、10年前の新東亜市場の再開発に絡む悲劇が、現在の連続殺人事件の動機に深く関わっていることが明らかになり、物語のスケールが一気に広がりました。権力者たちの腐敗や、それによって人生を狂わされた人々の無念さが伝わってきて、非常に重いテーマを扱っていることを再認識させられました。

ファン医師の苦悩や、ナム巡査部長が語ったイ医師の過去など、登場人物たちの人間関係や心情も細やかに描かれており、物語に深みを与えています。

つづく