イナ逮捕!でも…これってまさかの作戦!?

物語は、済州島でヨットに乗るチョルジンが何者かに襲われるシーンからスタート。不穏な幕開けにドキドキ…。そして場面は変わり、イナ逮捕のニュースが漢江警察署を駆け巡ります。ハンセム刑事は、飄々としてどこか楽しんでいるようなイナの態度にイライラMAX!ヤン警部やヒョン署長までイナの無実を信じようとするんだけど、イナ本人は「なんでヤン警部が私をかばうの?」って感じで、もう何が何だか!

そこへ、なんとファン博士とイ博士も済州島に登場!ファン博士のセミナーのためらしいけど、ハンセム刑事の頼みでイナと面会することに。でもイナは、最新のパズルピース(ハンバーガー大食い競争の男の絵!)をイ博士に託すだけ。このパズル、一体何を意味してるんでしょうね?

ハンセム刑事は、イ記者の事件現場でヤン警部がパズルのことを隠してた理由を再び追及。ヤン警部は「イナと親しいお前を信用できなかった」の一点張りで、イナが何かを隠していると疑い続けています。うーん、このヤン警部、味方なのか敵なのか、ますます分からなくなってきました!

イナが仕掛けた危険な罠!容疑者はまさかの…

業を煮やしたハンセム刑事がイナに詰め寄ると、イナはついに自分のアリバイの手がかり(タクシー会社!)を明かします。殺害時刻は午後5時から8時の間。イナは午後5時にヨットを降り、信号待ちの間にパズルピースを受け取ったというのです。

そして、イナが釈放されると、衝撃の計画が明らかに!なんと、チョルジン殺害の罪を自ら被ったのは、犯人が自分を生かしておきたいと知っていたから。自分を助けようとした人物こそが、犯人か共犯者だというのです!容疑者リストには、ヒョン署長、ヤン警部、イ博士、そしてファン博士の名前が…。さらにハンセム刑事は、チェ・サンも済州島に連れてきていたことを思い出します。え、まさかこの中に…!?

ソウルに戻ったイナは、さっそくイ博士に済州島にいた理由を問い詰めます。イ博士は自分が疑われていると察しつつも、イナの元担当医だったファン博士に勝ちたかっただけ、なんてはぐらかす始末。でもイナ、ちゃっかりファン博士の部屋を物色してるあたり、抜け目ないですよね~。

ヤン警部、黒すぎる疑惑の数々!

一方、ハンセム刑事はヤン警部の過去を洗い始めます。マポ署時代の元同僚によると、ヤン警部は謎が多くてとっつきにくい人物だったとか。そして衝撃の事実が!ドンフンが殺された夜、ヤン警部は「兄弟が大変だ」と言って飲み屋を飛び出したんですが、孤児院出身の彼に兄弟なんていないはず…。しかも、戻ってきたときは雨に濡れていたというんです。その飲み屋「ジンヒバー」は、ドンフンの家への分かれ道にある場所…。まさか、ヤン警部がイナより先にドンフンの家に…!?

さらに、ヒョン署長はパズルキラー事件の特別捜査本部を設置し、ドンスが指揮を執ることに。イナはこれまでの6つのパズルピースと事件の関連性、そして「あと3人殺されたらパズルが完成する」という恐ろしい事実を捜査本部に伝えます。

仕事の後、ハンセム刑事とイナは飲みながらヤン警部=パズルキラー説について話し合います。ここでイナは、チョルジンと会っていたことを告白。回想シーンでは、イナがチョルジンにパズルキラーの存在を伝えると、チョルジンは自分が次のターゲットだと確信。彼はイナの両親(ユン夫妻)と親しかったこと、そしてイナが自分の息子ヨンフンと親しくなるはずだった、なんて意味深なことも口にするんです。この親子関係も、何か事件に関わってくるんでしょうか?

決定的な証拠と、衝撃のラスト!

ハンセム刑事はドンスにヤン警部への疑いを打ち明け、捜査はさらに加速。チョルジンは絞殺だったことが判明します。ヤン警部は、ハンセム刑事が自分を調べていることに気づきながらも、「犯人は俺が見つける」と不敵な態度。そしてイナに、イ記者殺害時に屋上から何を見たのか問い詰めますが、イナは嘘をつきます。うわー、この2人の腹の探り合い、怖すぎ!

ヤン警部にとって不利な証拠はまだあります。なんと、1ヶ月前とチョルジン殺害当日に済州島にいたフライト記録が!追い詰められたハンセム刑事は、イナの上司に頼んでチェ・サンに催眠療法を試みます。すると…!チェ・サンは、ユンスの事件現場でヤン警部が消えたハンカチをポケットに入れるのを目撃したことを思い出すんです!

『ナインパズル』第8話は、イナが自ら容疑者となる大胆な策を講じたことにまず驚かされました。彼女の行動の真意が明らかになるにつれ、物語は新たな局面を迎えたと言えるでしょう。特にヤン警部に対する疑惑は深まる一方で、過去の行動や今回の事件現場での不可解な点が次々と提示され、彼の存在が物語の核心に迫っていることを強く感じさせます。

チョルジン殺害の真相、そしてイナの両親との関係性など、新たな謎も提示され、パズルのピースが少しずつ埋まっていくような感覚と同時に、より複雑な絵柄が見えてきたような印象です。終盤、ハンカチという決定的な証拠をヤン警部が持っていた場面は、今後の展開を大きく左右する重要なポイントになるでしょう。一体誰が真犯人で、どのような結末を迎えるのか、引き続き注目していきたいです。

つづく