前回、ついにミン・ドヒョクがKの前に姿を現し、「お前のイ・フィソごっこは終わりだ!」と宣戦布告したところで終わりましたよね。もう、あのドヒョクの堂々とした姿、カッコよすぎ!
『7人の脱出 シーズン2-リベンジ-』第3話 あらすじ・ネタバレ
K、仲間割れで大ピンチ!?ラヒの不気味な微笑み…
ドヒョクが生きていた!しかもジュンソクの顔で!この衝撃の事実にKは激怒!速攻で仲間たちを呼び出すんだけど、もう疑心暗鬼の塊。「誰だ!裏切り者は!」って、仲間内で責任のなすりつけ合いが始まっちゃう。特に、かつてドヒョクと組んでたジンモとモネが真っ先に疑われて、もう収集つかない大騒ぎ!そんな仲間割れを、ラヒが満足そうに、いや、ちょっと不気味な笑みを浮かべて見てるのが、また怖いんですよねぇ…。
ドヒョク、鮮やかな逆襲!世論を味方にTIKITAKA潜入!
一方、ドヒョクはテレビ番組のインタビューを利用して、自分の無実と悲劇の過去を涙ながらに告白。育ての母と兄を火事で亡くしたこと、イ・フィソの妻の死への関与を否定し、シム会長の息子であることも知らないと主張。これが世間の同情をガッチリ掴んで、なんとKにTIKITAKAでの職を約束させることに成功!いやー、この手腕、鮮やかすぎ!
カン・ギタクはドヒョクが敵陣に乗り込むのを心配するけど、ドヒョクの狙いはただ一つ、Kが操る最強セキュリティシステム「ルカ」のファイアウォールを突破すること!そして、行方不明のハナをKより先に見つけ出すことも忘れてない。
TIKITAKAに出社したドヒョクは、ラヒとモネに出迎えられるんだけど、ここでも無能な新人を完璧に演じきります。「会長(Kのことね)に拾ってもらって感謝してます!」なんて殊勝な態度。でも、エレベーターで二人きりになった途端、モネには氷のように冷たい態度で「自分のことしか考えない裏切り者め」とバッサリ!モネも「時間を戻せても自分を救う」と強気だけど、ハナのことになると動揺を隠せない様子。ジュランが割って入って、ドヒョクを職場へ案内します。
ミヨンの危険な賭けと、Kの弱点?
その頃、ミヨンはデモ隊に卵を投げつけられながらもソンチャングループのオフィスへ。Kとの面会で、Kがくしゃみをしたのを見て「ジュンソクは卵アレルギーだったわね」とポツリ。すぐに話題を変えたけど、これってKの正体を探る重要な手がかりになるんじゃ…!?ミヨンはドヒョクから「ソンチャングループの子会社は全部売ってもいいけど、Sトークだけは絶対に手放すな」と言われていたことを思い出し、KにSトークを高値で売りつけようと画策。大胆にも言い値の倍額をふっかけて、Kが食いつくのを待つんだけど…どうなることやら!
ドヒョク、Kの監視網を逆手に取る!
ジュランはドヒョクにスマートウォッチを渡し、「危険な時はボタンを押せばKがすぐに助けに来る」と説明。もちろん、これは監視のため。ドヒョクは早速ボタンを押して「テストです」とニヤリ。Kはメディアがドヒョクを撮影している手前、慌てて駆けつけるんだけど、到着まで10分もかかっちゃう。ドヒョクは「こんなんじゃ信用できない!」とウォッチを返し、結果的にKは児童養護施設オフィスの監視カメラを全て撤去!これぞドヒョクの思う壺!
ドヒョクはパソコンもまともに使えないフリをしながら、裏ではKがイ・フィソではないと疑問を投げかける記事をネット上に大量投下!これが市長の目に留まり、市長はKから距離を置き始め、ジンモに辞職を促す事態に。
市長失脚計画と、謎の協力者「メドゥーサ」出現!
K一味は、邪魔になった市長を贈収賄の罪で陥れて失脚させようと計画。児童養護施設で集めた指紋データベースが悪用されるんだけど…。
そんな中、ドヒョクが仕事帰りにギタクと電話していると、謎の人物「メドゥーサ」から着信が!メドゥーサは市長を陥れる計画をドヒョクにリークし、Kとその手下の秘密のチャットを暴露しろと指示。さらに、「Kとラヒを殺せ」とまで言うんです!ドヒョクがなぜ従わなければならないのか尋ねると、メドゥーサは交通信号を操ってドヒョクを事故に遭わせようとする始末。「お前は私に従うしかない。ギタクにも秘密にしろ」と。そして、その声の主は…なんとラヒだった!!!えええええ!?ラヒ、あんた一体何を考えてるの!?
モネ、Kとチャンソンの間で揺れる…
モネはKと大手企業SAVEのCEOチャンソンの会談をセッティングするんだけど、チャンソンはKをコケにするだけコケにして、まともに話もさせない。逆にモネにはSAVEのモデルにならないかとオファー。モネが条件次第では考えると答えた矢先、チャンソンに市長のスキャンダルの一報が入り、彼は退席。残されたKは屈辱に震え、「俺を無視する奴は誰であろうと罰する!」と怒り心頭!
一方、ジンモは記者たちの前で市長のスキャンダルについて語り、暗に市長が有罪であるかのように示唆。彼の本心は、Kを利用して市長の座を手に入れ、その力でKに復讐することだった!その後、市長はチャンソンとの会談に向かう途中、Kの手下に拉致され、Kから息子のいじめ動画を突きつけられて脅迫される。結局、市長は賄賂を受け取ったと告白し、辞任する羽目に…。
ハナに迫る危機!ラヒの恐ろしい策略
森で蝶を追いかけていたハナが崖から落ちてしまう事故が発生!祖母に助けられるも、蛇に噛まれて病院へ。看護師にハナの情報を登録するよう求められた祖母は、モネからの警告を思い出して拒否。これが原因で警察と児童保護サービスが介入することに。警察から連絡を受けたモネは、ラヒに「マッサージに行く」と嘘をついて家を飛び出すんだけど、ラヒはしっかり尾行!
警察署で、モネが子供の名前を「ハナ」だと話すのをラヒは聞き逃さなかった!すぐさまKに連絡し、これを機にモネを排除しようと画策するラヒ、恐ろしすぎ…。ハナを失ったと悲嘆にくれる祖母に、モネは必ず見つけ出すと約束します。
その頃、チョルウはドヒョクを尾行していたけど、ドヒョクはそれをかわし、メドゥーサ(ラヒ)からハナの居場所と、Kの手下より先に確保するよう指示を受ける。
ドヒョク、間一髪でハナを救出!K、情報漏洩を疑う
病院の監視カメラとイクホの車のナンバーから、ドヒョクとギタクはイクホがハナを連れ去った場所を特定!Kより一足先に到着し、イクホたちを急襲してハナを救出!少し遅れて到着したKは、手下の不甲斐なさに激怒。
Kは情報が漏れたと確信し、誰かがドヒョクと通じていると疑い始める。そして、モネの兄(今はKの運転手)にモネを連れてくるよう命じる。一方、目を覚ましたハナは、ドヒョクとギタクを祖母が待つ古い家へ案内。祖母と孫娘の涙の再会は、ドヒョクに亡き母との思い出を蘇らせ、彼を感傷的にさせます。
ドヒョクの反撃開始!Kを翻弄し、ルカを無力化!
ハナをKから守るため、ドヒョクはジュンソク(つまりドヒョク自身)が「12時間以内にハナを見つけなければ彼女は死ぬ」とKに挑戦する動画を公開!これはハナと祖母も同意の上での作戦。そしてドヒョクはTIKITAKAのシステムにハッキングし、Kに「ハナもジュンソクも見つけられなかったな」というメッセージを送りつけ、社内で噂が広まる事態に!
Kはルカを使ってドヒョクの居場所を突き止めようとするけど、ドヒョクは既にシステムにアクセスし、ルカをシャットダウン!ラヒはKに「ルカをハッキングできるのはイ・フィソしかいない」と吹き込み、Kは死んだはずのイ・フィソという影と戦っていると信じ込ませる。ラヒ、本当に何を企んでるの!?
衝撃のラスト!モネの運命は…!?
そして、エピソードの最後。Kとラヒはモネにドヒョクの居場所を問い詰める。モネは何も知らないと主張するけど、ラヒはKにモネを殺すようそそのかす。次の瞬間、銃声が響き渡り…最後のシーンでは、ラヒが自分の復讐の壁からモネの写真を剥がし、クシャクシャにして投げ捨てる姿が…。え、モネ、本当に…!?
『7人の脱出 シーズン2-リベンジ-』第3話 感想
いやはや、第3話も情報量がとてつもなかったですね。ミン・ドヒョクの鮮やかな手腕には唸らされました。テレビインタビューを利用して世論を味方につけ、あっという間にTIKITAKAへの潜入を果たすとは。Kの前では無能を装いつつ、裏では着々とKの監視網を無力化していく様は、見ていて小気味よかったです。特に、Kの正体に関する情報をネットに拡散するあたり、現代的な戦い方で非常にクレバーだと感じました。
一方で、Kの側近たちの間では不協和音が鳴り響いていましたね。ドヒョクの再登場で疑心暗鬼に陥り、仲間割れ寸前の状態。そんな彼らを冷ややかに見つめるラヒの表情が、なんとも言えない不気味さを醸し出していました。そして、今回の最大の衝撃は、やはり「メドゥーサ」の正体でしょう。まさかラヒだったとは…。ドヒョクにKと自分自身(ラヒ)の殺害まで指示するなんて、彼女の真の目的が一体何なのか、全く読めません。味方なのか、それとも更なる深淵を抱えた敵なのか。彼女の行動一つ一つに目が離せなくなりました。
ハナを巡る攻防も緊迫感がありました。ドヒョクとギタクが間一髪で救出するシーンは、思わず手に汗を握りましたが、その裏でラヒが糸を引いていたかと思うと、単純な救出劇では終わらない複雑さを感じます。そして、ラストのモネの運命…。あの銃声と、ラヒがモネの写真を壁から剥がすシーンは、かなりショッキングでした。彼女の生死が気になるところですが、ラヒの冷徹な判断が恐ろしいです。
Kがドヒョクだけでなく、死んだはずのイ・フィソの影にも翻弄されている様子は、ラヒの策略がじわじわと効果を発揮している証拠でしょう。物語が新たな局面に突入し、各キャラクターの思惑が複雑に絡み合い始めた第3話。ラヒの真意、そしてドヒョクの次なる一手から目が離せません。
つづく