『コッパダン~恋する仲人~』第13話 ネタバレ
フンの苦悩とイスの脅迫、ケトンの決意
前回、ケトン(コン・スンヨン)に揀択(カンテク)に参加させないと宣言したマ・フン(キム・ミンジェ)。彼としては、愛するケトンを危険な王宮に送り込みたくない一心だったんですよね。フンはイ・ス(ソ・ジフン)に、ケトンに自分の正体を明かして許しを請うよう迫ります。でも、イスもイスで、今のタイミングでケトンにすべてを話す気はないみたい。「俺の頼みを断るなら、どうなるかわかってるだろうな?」なんて、フンを脅す始末…。うーん、王様になっても、恋する男心は複雑怪奇ってことでしょうか。
一方、そんな男たちの葛藤を知ってか知らずか、カン・ジファ(コ・ウォニ)はケトンに「揀択で正々堂々勝負よ!」と宣戦布告。いやいや、ジファさん、あなた最初から正々堂々じゃないこと結構してますよね?ってツッコミ入れたくなったのは私だけじゃないはず。
ヨンスの弱みとコッパダンの危機
そして、我らがコッパダンのファッショニスタ、コ・ヨンス(パク・ジフン)にも魔の手が…。なんと、カン・モング(チョン・ウンイン)に過去の秘密を握られ、脅されてしまうんです。ヨンス、一体どんな過去が…!?
その頃、コッパダンに戻ったヨンスが見たのは、門の前で酔いつぶれているト・ジュン(ピョン・ウソク)の姿。ジュンはフンに、カン・ジファがすべての真相…つまり、ケトンがイスの想い人であり、イスが王であるということを知っていて、ケトンを王宮に送り込んでイスと結婚させようと画策していることを告げます。もう、情報戦がすごすぎて頭が追いつかない!
ケトンは、あまりの状況に「何もかも捨てて、フン様と逃げちゃおうかな…」なんて弱気な一面も見せるのですが、フンはケトンがお兄さんのことを決して見捨てられない優しい子だとわかっているんですよね。だから、そんな無責任なことはできない、と。フン、男前すぎるぜ…。
揀択への道とフンの深謀遠慮
フンはケトンをユン・ドンソクの家に連れて行き、「ユン・スヨン」という名前で揀択に参加させることに。でも、内心は「ケトンが王宮に行ったら、もう俺のところには戻ってこないんじゃないか…」って不安でいっぱい。そんなフンの気持ちを察してか、ケトンは「必ず戻ってきます!」と力強く約束します。この二人の絆、本当に応援したくなっちゃいますよね!
その裏で、ヨンスはカン・モングの命令で、各お嬢様たちの詳細な情報を盗み出す羽目に…。ああ、ヨンス、悪事に手を染めないでー!
ト・ジュンはカン・ジファに新しい靴をプレゼントするんですが、ジファは揀択の日にその靴を履いてこないんです。これって、何か意味があるんでしょうか?女心は複雑ですねぇ。
ケトンはユン家を発つ朝、ユン・ドンソクに朝食を作ってあげるんですが、ドンソクは素直に受け取れない様子。ドンソクも何か抱えていそうですよね。
波乱の揀択!ケトン大ピンチ!
そして、いよいよ揀択の日。ヨンスはなんと内官に変装してケトンを助けようとするんですが、これがカン・ジファに見つかっちゃうんです!もう、ヒヤヒヤが止まらない!
フンの父、マ・ポンドク(パク・ホサン)も、フンがケトンを揀択に参加させたことに激怒。「お前も手を引け!」「父上こそ!」と、親子で一触即発の睨み合い。マ家の親子関係も、なかなか複雑です。
フンとト・ジュンは、家で固唾を飲んで結果を待つしかありません。
ケトンがマ・ポンドクの姪マ・ジョンヒ、そしてカン・ジファと共に大妃(王テビ)様の前に進み出ようとしたその時!なんと、ケトンの靴が忽然と消えてしまうんです!犯人は…もちろん、カン・ジファがチュンシムに命じて隠させたのでした。どこまでも卑劣な手を…!
しかし、我らがケトンはそんなことでは怯みません!なんと、裸足のままテビ様の前に進み出るんです!かっこよすぎる!
明かされる真実、そして新たな対立
コ・ヨンスはケトンの靴がなくなったことをイ・スに報告。それを聞いたイスは、大急ぎでテビ殿へ駆けつけます。
カン・ジファは、ケトンが裸足で現れたことについて、テビ様が特に咎めなかったことに内心イライラ。そこで、「コ・ヨンスが内官に化けてここに紛れ込んでいました!」とチクるんです。性格悪いぞ、ジファ!
すると、そこに現れたイスが「それは私が指示したことだ」とヨンスを庇います。王様自らのお言葉とあっては、テビ様もそれ以上追求できません。カン・ジファ、またしても計算が狂って、さらに怒り心頭!見てるこっちはスカッとしましたけどね。
そして、その瞬間、ケトンは目の前にいる王様が、かつて愛を誓ったイ・スであることに気づき、愕然とします。まさか、あの優しかった鍛冶屋の青年が王様だったなんて…。そりゃあ、驚きますよね。
ケトンは、コ・ヨンスだけでなく、マ・フンもずっと前からイスの正体を知っていたことに気づき、ショックを受けます。信じていた人たちに裏切られたような気持ちになったのかもしれません。
一方、カン・ジファは家に帰って父カン・モングに「王様には、前から心に決めた人がいるのよ!」と報告。これでカン親子がまた何か企むんでしょうか…。
カン・モングはコ・ヨンスを問い詰め、ついにケトンがかつてイスと結婚の約束を交わした相手であることを聞き出します。これで、ケトンの立場がますます危うくなるのでは…!?
イ・スはケトンを自分のそばに置こうとしますが、そこにマ・フンが立ちはだかります。「王命に背くことになるとしても、ケトンは渡さない!」と。きゃー!フン様、かっこいい!でも、王様に逆らって大丈夫なの!?
『コッパダン~恋する仲人~』第13話 感想
今回の第13話は、登場人物それぞれの思惑が複雑に絡み合い、息をのむ展開の連続でした。マ・フンがケトンを想うが故に下す苦渋の決断や、イ・スが王という立場とケトンへの愛情との間で揺れ動く姿は、見ていて胸が締め付けられる思いです。
特に、ケトンが揀択(カンテク)でカン・ジファの妨害に遭いながらも、毅然とした態度を貫く場面は印象的でした。そして、ついにイ・スの正体を知ってしまったケトンの衝撃は計り知れません。信じていたフンやコ・ヨンスまでもが秘密を共有していたと知り、彼女の心がどう動いていくのか、非常に気になります。
つづく