『コッパダン~恋する仲人~』第9話 ネタバレ
まず、前回からの続きで、なんとマフンがイ・スとケトンの結婚の仲立ちを正式に引き受けることに!でもね、ただ引き受けるだけじゃないのがマフン様。「ケトンの心は自分で掴め」とイ・スに釘を刺すあたり、さすがです。しかも、自分の父親であるマ・ポンドクには気をつけろって忠告までするんだけど、自分が息子だってことは言わないのよね。この秘密主義が、後々どう響いてくるのか…ハラハラします!
一方のケトンは、自分の気持ちに正直。「私の心の中にはマフン様がいる…イ・スじゃない」って、もう切なすぎるでしょ!でも、イ・スのそばに行くために、マフンの手で両班のお嬢様に変身することを決意するんです。「後悔しないわ!」なんて強がっちゃって…健気だなぁ。
さあ、ここからがケトンの大変身プロジェクト!コ・ヨンスとト・ジュンが指導役になって、ケトンを磨き上げるんだけど、マフン様ったら、あれこれ細かい条件を出しちゃって。もう、心配で仕方ないって顔に書いてありますよ!ト・ジュンには「マフン様、ケトンのこと好きでしょ?」とか「王様に会ったことあるでしょ?」とか、核心突かれまくりでタジタジのマフンが可愛いのなんのって!
その頃、王様のイ・スは、チャン内官が自分の寝室を探っていたことを知って、逆にそれを逆手にとって「秘密を守ってくれ」と頼むんです。いやー、王様もなかなかやりますな!チャン内官も、命を助けられた恩義からイ・スに忠誠を誓うことに。そして、体調を崩したテビを気遣うイ・スの優しさに、テビもちょっと心が動いたみたい。この二人の関係も、今後どうなるか注目ですね。
さて、ケトンの変身修行は続きます。マフン自らお食事マナーを教えるシーンなんて、もうドキドキが止まらない!お箸がうまく使えなくて、結局手づかみで食べちゃうケトンを見つけるマフンの顔!呆れつつも、どこか優しい眼差しなんですよねぇ。
そして、マフンはイム氏が本当に結婚したいわけじゃないことを見抜きます。娘が中殿揀択(王妃選び)に参加させられて恋人と引き裂かれるのを防ぐために、自分が烈女(再婚しない未亡人)にされそうになっていたんですね。深い母心です…。マ・ポンドクはイム氏が妓楼にいることを突き止めて、偽の手紙で呼び戻そうと画策。この親子の策略合戦も目が離せません!
そんな中、ト・ジュンは妓女から「王様は昔、鍛冶屋だった」っていう衝撃の事実を聞き出しちゃいます!これがまた、今後の波乱の予感…!
そして、マフンの過去が少し明らかに。なんと、亡くなったユン・スヨンという女性の「死ぬ前に結婚したい」という願いを叶えるために、マフンは彼女と婚礼を挙げていたんです。そのユン・スヨンの名前を、ケトンに与えることを父親のユン・ドンソクにお願いするマフン。ユン・ドンソクも娘の願いを叶えてくれたマフンに感謝して、これを快諾。ケトンは新しい名前をもらって、本当に嬉しそうでしたね!この名前が、ケトンにどんな未来をもたらすんでしょうか。
一方、お嬢様のカン・ジファは、父親に中殿揀択への参加を命じられて反発。ト・ジュンに会いに行って、彼から王様が元鍛冶屋だったことを聞かされます。この二人も、なんだかいい雰囲気…?
そして、事態は急展開!ケトンは、ファジョン(イム氏の娘)の恋人から「ファジョンが危ないかもしれない」と聞いて、急いでイム氏に知らせに行きます。イム氏はそれが罠だと気づきつつも、娘の安否が心配でたまらず、マフンの制止も聞かずに王宮へ向かってしまうんです!ああ、どうなっちゃうのー!?
そしてそして!ラストは衝撃の一言!マフンの元を訪れたカン・ジファが、突然「私と結婚する気はありますか?」って、ええええーーー!?その場にいたみんな(隠れて聞いてたコッパダンの面々も含む)が凍り付いたところで、今回はおしまい!もう、来週まで待てないんですけどー!
『コッパダン~恋する仲人~』第9話、今回も各キャラクターの心情が深く描かれていて、見応えがありましたね。特にマフンがケトンに見せる不器用な優しさや、ケトン自身も自分の気持ちに気づきながらも前に進もうとする姿には、胸が締め付けられる思いでした。ケトンが両班の令嬢へと変身していく過程は、彼女の新たな一面が見られて新鮮でしたし、マフンが過去に結婚していたという事実は、彼の人物像に更なる深みを与えたように感じます。
イ・スも王としての立場と個人の感情の間で揺れ動く様子が巧みに表現されていました。そして、ラストのカン・ジファからの突然の求婚には本当に驚かされました。それぞれの恋模様と、宮廷内の権力争いが複雑に絡み合い、物語に一層の緊張感をもたらしています。
つづく