太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~ 第14話ネタバレ
夫の覚悟に、妻も立つ!ミン氏の献身とイ・バンウォンの決意
まずね、イ・バンウォンの奥さん、ミン氏が本当に健気でさ…。夫がとんでもない決意を固めたことを知って、ただ心配するだけじゃなくて、兵士たちのための食糧準備を手伝うのよ!「あんたが決めたことなら、私も一緒に戦うわ!」って感じで、もう夫婦の絆の深さに涙ちょちょ切れ。イ・バンウォンも、そんなミン氏の支えがあってこそ、あの困難に立ち向かっていけるんだろうね。
父王イ・ソンゲ、激怒!「我が息子よ、なぜだ!」
ところがドスコイ!イ・バンウォンがこっそり軍隊を訓練してるって知った父ちゃん、イ・ソンゲが大激怒!そりゃそうだよね、自分の息子が謀反の準備してるかもしれないんだから。「この裏切り者め!」って感じで、その場でイ・バンウォンを斬り殺しかねない勢いだったんだから、もうハラハラドキドキ!
なんとか世子(後の国王になる王子様ね)と、あの切れ者チョン・ドジョンが間に入って止めたんだけど、イ・ソンゲの怒りは収まらない。結局、腹心のチョ・ヨンムに「あいつを牢にぶち込んどけ!」って命令を下すんだ。
武将チョ・ヨンムの苦悩と、イ・バンウォンの秘策
でもね、このチョ・ヨンムも板挟みで辛いところ。イ・バンウォンとは色々あった仲だし、命令とはいえ、さすがに気の毒に思ったのか、牢屋じゃなくて倉庫にこっそり匿うのよ。そこでイ・バンウォン、すかさずチョ・ヨンムに「実は俺、近々兵を挙げるつもりなんだ。お前もこっち側につかないか?」って大胆な勧誘!チョ・ヨンムは即答はしなかったけど、このことをイ・ソンゲにチクったりはしなかった。彼の心も揺れてるんだろうねぇ。
父の後悔と、策士チョン・ドジョンの暗躍
一方、イ・ソンゲは「やっぱりあの時、イ・バンウォン(バンウォン)を殺しておくべきだった…いつかあいつは世子を手に掛けるに違いない」なんて後悔しきり。そんな父王の弱気な姿を見たチョン・ドジョン、「ご心配なく。私があの男を始末いたしましょう」なんて不気味なこと言い出すんだから、もう背筋がゾクゾクするわ!
妻ミン氏の不安と、チョン・ドジョンの計算
その頃、ミン氏は訓練のはずの兵士たちが早く帰ってきたのを見て、「まさか旦那様の身に何か…!?」って不安でいっぱい。女の勘って鋭いからね。
で、チョン・ドジョンだけど、さすがに正当な理由もなくイ・バンウォンを殺すのはマズいと思ったのか、意外とあっさり釈放するのよ。これにはイ・ソンゲも「なんで牢屋に入れとかんかったんじゃー!」ってチョ・ヨンムにブチ切れ。しまいには「お前も同罪だ!殺してやる!」くらいの勢いで脅す始末。もう、王様の威厳も何もあったもんじゃない。
義兄弟の忠告と、イ・バンウォンの変貌
イ・ソンゲと義兄弟の契りを交わしたイ・ジランも、なんだか不穏な空気を感じ取ってたみたい。息子のイ・ファサンがイ・バンウォンと何か企んでるんじゃないかって。「お前、イ・バンウォンと一緒に厄介事に首突っ込むんじゃないぞ!」って釘を刺すんだけど、イ・ファサンは「えー?イ・バンウォンが謀反なんてするわけないじゃないっすかー」なんて、しらばっくれてる。こいつも一枚噛んでるのかもね。
そして、当のイ・バンウォンはというと、なんだか人が変わったみたい。以前は舅のミン・ジェの言うことも聞いてたのに、今はもう誰の指図も受け付けないって感じ。ミン・ジェも「あいつ、どうしちまったんだ…」って心配してるけど、姑の方は「大丈夫よ、うちの娘があいつの心をしっかり掴んでればね!」なんて、ちょっと呑気な感じ。
明からの衝撃!チョン・ドジョン、最大のピンチか好機か?
そんな中、明に派遣されてた使臣のクォン・グン(キム・ヨンギ)が、たった一人でボロボロになって帰国。「陛下、大変です!私以外の使臣は、皆、明の皇帝に殺されてしまいました…!」って泣きながら報告するもんだから、朝廷は大パニック!
これ幸いと、他の大臣たちは「チョン・ドジョン様、ここはひとつ、あなたが明に行って事態を収拾してくださいよ!朝鮮のメンツがかかってるんですから!」って、半ば強引にチョン・ドジョンを明に送り出そうとするの。
でも、チョン・ドジョンはピーンと来たね。「私が朝鮮を離れたら、イ・バンウォンは間違いなく兵を挙げる…!」って。これは彼にとって、イ・バンウォンを排除する絶好のチャンスになるのか、それとも…?
兄弟たちの野心も動き出す!
イ・バンウォンの兄、イ・バンガン(チョ・スンチャン)も弟の不穏な動きを察知。「おい、芳毅(バンウィ)!イ・バンウォンが何かやらかそうとしてるぞ。俺に協力して、あいつを出し抜いて王位を奪うぞ!」なんて、こっちもこっちで野心を燃やし始めてるから、もう誰が味方で誰が敵だか!
王命!「私兵を差し出せ!」イ・バンウォン、絶体絶命!?
そしてついに、イ・ソンゲが動いた!「イ・バンウォン!お前の私兵を全て差し出せ!さもなくば、兵士どもを皆殺しにするぞ!」って、最後通牒を突きつけるの。これにはさすがのイ・バンウォンも顔面蒼白。苦渋の決断を迫られるんだけど…果たして彼の答えは!?
『太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~』第14話は、父子の対立がいよいよ抜き差しならない段階に入り、息詰まる展開でした。イ・バンウォンの覚悟と、それを支える妻ミン氏の献身が印象的です。一方で、イ・ソンゲの怒りと後悔、そしてチョン・ドジョンの冷徹な策略が物語に緊張感を与えています。
チョ・ヨンムの苦悩や、イ・ジランの息子への忠告など、脇を固めるキャラクターたちの人間模様も深く描かれていました。明からの衝撃的な知らせが新たな火種となり、チョン・ドジョンの立場を揺るがすと同時に、イ・バンガンの野心も動き出すなど、複数の思惑が複雑に絡み合います。
最後に下された王命は、イ・バンウォンを最大の窮地に追い込み、物語の大きな転換を予感させます。権力を巡る争いの非情さと、登場人物たちの心理描写の巧みさが光る一話でした。
つづく