太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~ 第30話ネタバレ
父の試練、チュンニョンの決意!「自分で勝ち取れ!」
まず冒頭から、我らがイ・バンウォン(チュ・サンウク氏、かっこよすぎ!)が、三男のチュンニョンに「王になりたいなら、大臣たちの支持を自分で取り付けな!」って、いきなりハードモードな課題を突きつけるわけよ。でもさ、そこはさすが後の名君・世宗大王になるチュンニョン!「はい、お父様!やってやります!」って即答!この肝っ玉の据わりっぷり、惚れてまうやろー!
一方、宮殿を追い出されて、奥さんの実家で肩身の狭い思いをしてる世子(ヤンニョンデグン)。彼もバカじゃないからね、「やべぇ、チュンニョンのやつ、俺の王座を奪う気満々じゃん!」って焦りまくり。なんとか宮殿に戻って、自分のポジションを死守したいわけ。そこで、大臣たちの入れ知恵もあって、ご先祖様の位牌の前で「ごめんなさーい!」って殊勝な態度を見せて、イ・バンウォンの同情を誘う作戦に。これが意外と効いちゃって、イ・バンウォンも「まあ、そこまで言うなら…」って感じで、世子の帰宮を許可しちゃうんだよね。甘いんだか厳しいんだか、この親父!
世子の焦りとチュンニョンのしたたかさ
意気揚々と宮殿に戻る世子。ところが道中、衝撃のニュースが!なんと、チュンニョンがイ・バンウォンのお墨付きで大臣たちを招いて宴会を開くっていうじゃないの!「はぁ!?聞いてないんですけど!」って感じで、世子は速攻でイ・バンウォンの元へダッシュして猛抗議!でも、イ・バンウォンは「知らんがな」って感じでスルー。世子、涙目。
そして、そのチュンニョン主催の宴会がまた見ものだった!チュンニョンはね、以前からハ・リュン(ナム・ソンジン氏、この人も策士よね~)とイ・スクポンが汚職に手を染めてるのを知ってたから、この二人を宴会に呼ばないのよ。「汚れた金で肥え太った奴らとは、同じ釜の飯は食えん!」ってことね。清廉潔白な役人たちだけを集めて、国の未来について熱く語り合うチュンニョン。いやー、この時点で、どっちが王にふさわしいかなんて、火を見るより明らかだよね!
母たちの愛と苦悩…ミン氏、動く!
そんな中、チュンニョンの奥さんであるシム氏は気が気じゃない。「うちの旦那、政治の世界に深入りして、命でも狙われたらどうしよう…」って、心配でたまらないの。そこで、姑であるミン氏(ミン氏)に相談を持ちかける。
話を聞いたミン氏は、ピーンと来たね。「これは…イ・バンウォンが本気で世子を替える気だな」と。彼女はかつて、自分の兄弟たちがイ・バンウォンに粛清された「王子の乱」の悲劇を経験してるから、息子たちが同じように骨肉の争いをすることを何よりも恐れているわけ。だから、イ・バンウォンに「お願いだから、世子交代なんて考え直して!またあの悲劇を繰り返すつもり!?」って必死に訴える。
さらにミン氏は、チュンニョンの家を訪ねて、「あんたのためを思って言うけどね…」とかなんとか言って、家中の書物を全部取り上げちゃうの!「王になんてなろうとしちゃダメ!殺されるわよ!」って。いやいや、お義母さん、それはやりすぎだって!チュンニョン、ショックで言葉も出ないよ…。母の愛って、時に重すぎるのよねぇ。
直接対決!「王の器」を見せつけろ!
ある日、世子がイ・バンウォンに「父上!僕に政務会議を仕切らせてください!僕にだって王になる資格があるってこと、証明してみせますから!」って直訴。イ・バンウォンも「ほう、面白い。やってみろ」と許可を出す。
この政務会議の場で、世子とチュンニョンの器の違いが浮き彫りになるんだよね。世子は「俺が王になったら、俺を脅かしたチュンニョンなんて、絶対に許さねぇからな!」って、小物感丸出しの発言。それに対してチュンニョンは、「もし私が王になったら、兄上の生活は私が保証します。安心して暮らせるようにしますよ」って、余裕のコメント。どっちが王にふさわしいか、もう議論の余地なし!
汚職官僚たちの末路…明暗くっきり!
さて、汚職疑惑のあったハ・リュンとイ・スクポン。二人とも弾劾されちゃうんだけど、ここからの対応が対照的だった。イ・スクポンは「俺は無実だー!誰か俺の無実を訴えてくれー!」って往生際が悪いのに対し、ハ・リュンはあっさり罪を認めて辞職。イ・バンウォンはハ・リュンの辞職を認めて、流罪は免れるんだけど、イ・スクポンは最後まで潔白を主張した結果、功臣の資格まで剥奪されて、遠い島流しに…。処世術って大事だねぇ。
決定打!世子、またやらかす…
世子は政務を任されても、優柔不断なところを見せちゃって、イマイチ評価が上がらない。一方、チュンニョンはイ・バンウォンの指示で武将たちと交流を深め、見聞を広めていく。イ・バンウォンもチュンニョンの成長ぶりには大満足。でも、「世子のこともちゃんと立てて、怒りを鎮めるようにしろよ」って釘を刺すのも忘れない。
しかし、しかしだよ!ここで世子がまたやらかすのよ!なんと、以前から問題になってた妓生の于理を、また宮殿に呼び寄せちゃう!これを知ったミン氏とイ・バンウォン、ブチ切れ!「もう知らん!あいつはダメだ!」って、完全に見限っちゃった感じ。
そして翌日、イ・バンウォンは大臣たちを招集して、こう宣言する。「世子を、替える!」と。
第30話は、ついに物語が大きく動いた回でしたね。チュンニョンが父イ・バンウォンの試練を受け止め、着実に王への道を歩み始めたのに対し、世子の未熟な行動が際立ち、自ら墓穴を掘っていく様子が対照的で印象深かったです。息子たちの争いを恐れるミン氏の行動は、母としての愛情ゆえとはいえ、結果的にチュンニョンを苦しめることになり、その切なさに胸が締め付けられました。イ・バンウォンが下した最後の決断は、為政者としての苦悩と親としての葛藤を思うと、非常に重く、しかし納得のいくものでした。
つづく