太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~ 第5話ネタバレ
父イ・ソンゲの怒り!バンウォン、涙の土下座も虚しく…
冒頭からいきなりヘビーな展開!我らがイ・バンウォン、兄のイ・バンウ(オム・ヒョソプ)と一緒に、父イ・ソンゲの前で土下座!「父上、どうかお考え直しを!」って必死に訴えるんだけど、イ・ソンゲの怒りは収まらない。「権力欲しさに兄弟で争うとは何事だ!」と、もうカンカン!結局、故郷に帰るって言って聞かないんだから、もう大変。
バンウォンは「俺のせいで父上が…」って、そりゃもう落ち込んじゃって。でも、そこは兄ちゃん!バンウが「お前のせいだけじゃない」って優しく慰めるシーンは、ちょっとジーンときちゃいましたね。
王様ウキウキ?大妃の不吉な予言とイ・ソンゲ電撃復帰!
一方、王様はイ・ソンゲが都を去ると聞いて、「やったー!これで俺の天下だ!」とばかりに大喜び。でもね、大妃のアン氏は冷静沈着。「あの人が大人しく故郷に帰るわけないでしょ。戻ってきたら、もっとえげつない手で王座を奪いに来るわよ」って、怖いこと言うんですよ。
で、その予言が的中!イ・ソンゲ、故郷に着く前に義兄弟のイ・ジラン(ソン・ドンヒョク)に説得されちゃうんです。「誰もあんたの帰郷なんて歓迎しねえよ!開京に戻って王になりな!民を救えるのはあんたしかいねえ!」って。いや~、このイ・ジランの熱い言葉、グッときましたね。こうしてイ・ソンゲ、まさかのカムバック決定!
高麗の忠臣チョン・モンジュの憂いと、バンウォン謹慎生活
高麗の忠臣チョン・モンジュ(チェ・ジョンファン)も、イ・ソンゲのただならぬオーラを感じ取ってました。「あの人の周りには人が集まりすぎてる。もう故郷で隠居なんて無理だ。必ず王位を狙ってくるぞ…」と。流罪になってるイ・セク(ナム・ミョンニョル)も、「何としてもイ・ソンゲを止めろ!」ってチョン・モンジュに託すんだけど、果たして…。
開京に戻ってきたイ・ソンゲ、まずやったことと言えば…なんと、バンウォンに「家で反省してろ!」と謹慎命令!ええーっ、父ちゃん厳しすぎ!しょんぼりするバンウォンを見かねた妻のミン氏、さすが賢夫人!お父さんに頼んで、バンウォンのために特別授業を開いてもらうんです。「将来、王になるためにしっかり勉強しなきゃね!」って、もう内助の功が光りまくり!
イ・ソンゲ派の暴走と、チョン・モンジュの孤軍奮闘!
イ・ソンゲの部下たちは、もうイケイケドンドン!「イ・ソンゲ様に対抗できるやつは全員消しちまえ!」とばかりに、ピョン・アンニョル(イム・ビョンギ)を殺せだの、兵権をよこせだの、王様にプレッシャーかけまくり。イ・セクも命の危険が迫ってきて、もうハラハラドキドキ!
これにはチョン・モンジュも黙っちゃいない!チョン・ドジョン(イ・グァンギ)と「お前それでも人間かー!」ってぐらいの大喧嘩!そして、他の臣下たちに「イ・ソンゲの好きにはさせんぞ!」って呼びかけて、徹底抗戦の構えを見せます。いやー、この信念のぶつかり合い、見ごたえありましたね!
王の逆襲!イ・バンウォン、宮殿でまさかの屈辱…
そんな中、王様がイ家の人々を宮殿に呼び出すんです。イ・ソンゲは「お、ついに王様も退位する気になったか?」なんて期待して、バンウォンを代表として送り込むんだけど…。
甘かった!王様、とんでもない爆弾発言!「イ・ソンゲが殺したがってる囚人たち、全員釈放しまーす!俺はまだ高麗の王だぞ!王位簒奪なんて夢見るなよ!」って、バチーンと宣戦布告!いや~、これはイ・ソンゲ一派、顔面蒼白ですよ。完全にチョン・モンジュが裏で糸を引いてるって睨んで、ますますチョン・モンジュを排除しようと躍起になるんです。
チョン・ドジョン、絶体絶命!救ったのは意外なあの人…!
チョン・モンジュはイ・セクたちを救うために大慌てで駆けつけるんだけど、その後をチョン・ドジョンが追跡!ところが、途中でまさかの大洪水!チョン・ドジョン、溺れかけて「ここまでか…」って諦めかけたその時!
なんと、心配で後をつけてきていたイ・バンウォンが、間一髪でチョン・ドジョンを救出!えええーっ!この二人、思想的には対立してる部分もあるのに、ここでまさかの共闘(?)というか、命の恩人になっちゃうとは!この展開は予想外でしたね~。いやはや、次回はどうなっちゃうんでしょうか!?ますます目が離せません!
いやはや、第5話も濃密な展開でしたね。父イ・ソンゲの怒りに触れたイ・バンウォンの苦悩は見ていて胸が締め付けられるようでした。一度は故郷へ帰ろうとしたイ・ソンゲが、周囲の説得で再び開京へ戻り、王位への野心を燃やす姿は、物語が大きく動き出す予感に満ちています。
一方で、王の抵抗と、高麗の忠臣チョン・モンジュの存在感が際立っていました。イ・ソンゲ派の強引なやり方に対し、信念を曲げずに立ち向かうチョン・モンジュの姿には、思わず引き込まれます。彼がイ・ソンゲにとって大きな壁となることは間違いないでしょう。
そして何と言っても終盤、敵対するはずのチョン・ドジョンをイ・バンウォンが救うという展開には驚かされました。この一件が今後の二人の関係にどう影響していくのか、非常に気になるところです。それぞれの思惑が複雑に絡み合い、一筋縄ではいかない人間ドラマの深まりを感じさせる回でした。登場人物たちの感情のぶつかり合いが、物語にさらなる厚みをもたらしているように思います。
つづく