太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~ 第6話ネタバレ
煮え切らない父にイライラ!バンウォン、ついに決意か?
チョン・ドジョン先生は、親友でありながら政敵でもあるチョン・モンジュ先生のことで頭がいっぱい。「あいつさえいなければ…!」ってね。そんなチョン・ドジョン先生を、我らがイ・バンウォンは「大丈夫っすよ!俺が一緒に何とかしますから!」と力強く励ますんだけど、チョン・ドジョン先生は浮かない顔。そりゃそうだ、イ・ソンゲ将軍ときたら、長年の友情にほだされて、チョン・モンジュ先生がどんなに邪魔してきても「まあまあ、ポウン(チョン・モンジュの号)の言うことだから…」って感じで、全然厳しく出られないんだもん!これじゃあ、新しい国なんて夢のまた夢だって、チョン・ドジョン先生はヤキモキしてるわけ。
一方、イ・バンウォンの奥さん、ミン氏も負けちゃいない!ちゃっかりイ・ソンゲの奥さん(側室だけどね)のカン氏に取り入って、「お義母さま~、一緒に旦那様の国作り、手伝っちゃいましょうよ~!」なんて、女のしたたかさを見せつける!その頃、イ・ソンゲは「うちの五男坊はどこ行った?」なんて呑気に聞いてるけど、まさかその息子がチョン・ドジョン先生と一緒に、目の上のたんこぶ、チョン・モンジュ先生のところへ乗り込んでるなんて夢にも思ってないんだから、お気楽なもんだよね(笑)。
で、そのチョン・モンジュ先生、大雨で足止め食らっちゃって、イ・セク先生たちが捕まってる場所に間に合わなかったんだけど、幸いみんな無事だったみたい。ホッとしたのも束の間、イ・バンウォンとチョン・ドジョン先生が到着したら、なんとチョン・モンジュ先生ったら、捕まってた人たち全員解放しちゃってた!これには二人とも「はぁ!?何してくれてんの!?」って、怒り心頭!そりゃそうだよね、せっかく捕まえたのに…。
妻ミン氏の野望と、チョン・ドジョンの失脚
さてさて、イ・バンウォンの奥さん、ミン氏はただの良妻賢母じゃない!「いつかはうちの旦那を王に…!」っていう野望メラメラ。弟たちには王様の行動をこっそり監視させてるし、イ・ジランの息子のイ・ファサンとイ・サンには「民の声、リサーチよろしく!」ってな感じで、着々と布石を打ってる。この奥さん、なかなかの策士ですよ!
チョン・ドジョン先生は、イ・ソンゲ将軍に「もう我慢ならん!チョン・モンジュを排除してください!」って直訴するんだけど、イ・ソンゲ将軍は「いやいや、ポウンはきっとこっちに来てくれるって!大丈夫だって!」と、どこまでも甘い!もう、チョン・ドジョン先生も「この人、ダメだ…」って諦めモード。
そんなこんなで、結局、王様はチョン・モンジュ先生の言いなりになって、チョン・ドジョン先生を弾劾!危うく首チョンパされるところだったけど、なんとか流刑で済んだ。これにはカン氏も「キーッ!」ってブチギレ!イ・バンウォンも「もう我慢できん!チョン・モンジュ、お前は俺が…!」って感じで、いよいよ対決ムードが高まってきた!
母との別れ、そして訪れた暗殺のチャンス…?
そんな緊迫した状況の中、イ・バンウォンに悲しい知らせが…。実のお母さん、ハン氏が危篤だって!イ・バンウォンと兄弟たちは、急いで故郷に帰って、お母さんの最期を看取ることに。お葬式が終わった後、イ・ソンゲ将軍は「バンウォンよ、お前はここに残って、母さんのために3年間、喪に服しなさい」って。まあ、親孝行も大事だし、イ・バンウォンも「はい…」って言うしかなかった。
そして、運命のいたずらか…。ハン氏の弔問に、あのチョン・モンジュ先生がやって来た!夜も更けて、そのままイ・バンウォンの家で寝ることになったんだけど…。周りに誰もいないのを確認したイ・バンウォン、ついに心に黒い炎が…!「こいつさえいなければ、父上が王になれる…!」って、チョン・モンジュ先生への殺意が芽生えちゃうんだから、もう目が離せない!
『太宗(テジョン)イ・バンウォン~龍の国~』第6話、見終わってなんとも言えない気持ちになりましたね。父イ・ソンゲの優柔不断さには、正直ヤキモキさせられます。あれではチョン・ドジョン先生もイ・バンウォンも、気が気じゃないでしょう。そんな中、妻ミン氏の野心と行動力は際立っていました。彼女の存在が、今後の展開にどう絡んでくるのか注目です。
そして、やはりチョン・モンジュ。彼の存在が、物語に重厚な緊張感を与えています。イ・バンウォンが彼に対して抱く殺意には、父を思う子の純粋さと、目的のためなら手段を選ばない冷酷さの両面を感じました。母の死という悲しい出来事の直後に、まさかあのような展開になるとは…。静かな夜の底で燃え上がるバンウォンの激情が、画面越しにも伝わってくるようでした。父のため、そして自らの道を切り開くため、バンウォンがどのような決断を下すのか、固唾をのんで見守りたいと思います。
つづく