どうも!『未知のソウル』にどっぷりハマっているブロガーです。いやあ、今回の第10話は本当にすごかったですね…。今まで散りばめられてきた謎が一気に解き明かされ、ロサさんの過去の全貌が明らかに。あまりの展開に、見終わった後しばらく呆然としてしまいました。

それでは早速、衝撃の第10話のあらすじとネタバレを、私の興奮とともにお届けします!

ロサの絶望とミレの覚醒

物語は、ロサ(実はサンウォル)が過去にいじめられているフラッシュバックから始まります。このシーンが、後にとんでもない意味を持つことになるんですよね…。

現代では、あの意地悪なチョングが流した記事のせいで、ロサは「殺人者」のレッテルを貼られ、ネットで大炎上。お店の窓ガラスも割られる始末で、完全に追い詰められてしまいます。チョングの狙いは、ロサの息子の後見人の座を叔父に渡し、財産を奪うこと。そのためにテレビまで利用しようとするなんて、本当に悪魔のような男です。

警察からも「虚偽の死亡届による資産横領」の疑いで出頭要請が。かつてのミレがそうしたように、ロサも電話を切って逃げ出してしまいます。

一方、ソウルではミレが新たなステージに進んでいました。同僚たちが冷たい視線を送る中、彼女はもう怯えません。堂々と彼らを一蹴し、自分のペースで戦うことを決意します。そんなミレの姿は、見ているこちらも勇気づけられますね。

ビジネスパートナーとして行動を共にするセジンとの関係も深まっていきます。セジンはアメリカ行きを決意し、ミレに「君の仕事が終わったら、一緒に来ないか」と誘います。彼の優しさが、今のミレにとって大きな支えになっているようです。

ミジとホスの反撃、そして衝撃の告白

ロサの危機を知ったミジは、彼女を助けるために奔走します。ホスも、一連の騒動の黒幕が元上司のチョングだと知り、協力を決意。チョングの「クライアントは皆平等に扱うべきだ」という傲慢な態度に、ホスはついに彼と決別します。

ミジの説得により、ついにロサは重い口を開き、すべてを告白します。ここからが、このエピソードの核心でした。

彼女の名前は、本当はサンウォル。

本物のロサとは、孤児院で育った双子のような親友でした。

サンウォルは字が読めず、社会に出てからも学歴のなさからひどい扱いを受けていました。そんな彼女の唯一の支えが、いつも本を読んでくれた親友のロサだったのです。

やがてロサは結婚しますが、夫のジョンデュから酷い暴力を受けるように。サンウォルはロサと彼女の幼い子供を連れて逃げますが、ジョンデュに見つかってしまいます。ロサが殺されそうになったその瞬間、サンウォルはジョンデュの後頭部を殴り、殺害してしまったのです。

サンウォルは親友のために罪をかぶり服役。しかし、出所しても「殺人者」の烙印を押された彼女に世間は冷たく、ロサもまた「殺人者の友人」として苦しい生活を強いられます。

そんな中、本物のロサは癌に侵されてしまいます。彼女は死を前に、自分の息子を夫の家族から守るため、ある計画を立てました。それは、サンウォルに「ロサ」として生きてほしい、という悲しい願い。彼女は自分の死亡届を出し、サンウォルに名前と財産、そして息子の未来を託したのです。今サンウォルが守っている家と財産は、すべて親友ロサが遺した、息子への愛情そのものだったんですね。

逆転劇、そして新たな悲劇

サンウォルの告白と、彼女が持っていた証拠。その中には、本物のロサがサンウォルにすべてを託すという正式な遺言書がありました。これを見つけたホスは、事態が逆転できると確信します。

結果、サンウォルは身元詐称の罪は問われるものの、起訴猶予という寛大な処分を受けることに。財産横領の疑いは完全に晴れ、チョングは完膚なきまでに敗北します。ミジが集めた、ロサ奨学金を受けた学生たちからの嘆願書も、大きな力になりました。

しかし、安堵したのも束の間、物語は衝撃的な結末を迎えます。

喜びを分かち合おうとしたその時、ホスは完全に聴力を失ってしまうのです。

その事実に気づかないミジとサンウォルを残し、彼は静かにその場を立ち去るのでした…。

『未知のソウル』第10話の感想

今回のエピソードは、一人の女性が背負ってきたあまりにも重い過去が明らかになり、胸が締め付けられる思いでした。サンウォルとロサ、二人の女性の間に存在した友情は、自己犠牲という言葉だけでは表せないほど深く、悲しく、そして美しいものでした。なぜ彼女がそこまでして家を守ろうとしたのか、その理由が分かった時、これまでの彼女の行動すべてが腑に落ちました。同時に、彼女を追い詰めたチョングのような存在に対する強い憤りも感じます。一方で、逆境の中で自分を取り戻し、力強く前進し始めたミレの姿には希望をもらいました。物語が大きく動いた今回、最後にホスを襲った悲劇は、このドラマが単なるハッピーエンドでは終わらないことを示唆しているようで、今後の展開から目が離せません。

つづく