第8話、ついに付き合い始めたミジとホスのぎこちない恋の行方、そしてミジの心をかき乱す衝撃の出会い…。姉妹の涙には、思わずティッシュの箱を抱えてしまいました。

まだ見ていない方はここから先、ネタバレ注意ですよ!それでは早速、怒涛の第8話を振り返っていきましょう!

不器用な二人の始まりと、すれ違う想い

ついに、ついにカップルになったミジとホス!おめでとう!…と、手放しで喜びたいところですが、この二人の間には、なんとも言えない気まず〜い空気が流れていましたね。

初デートの最中、偶然ホスの元同僚に遭遇したミジ。彼女がとっさにとった行動は、なんと双子の姉・ミレのフリをすること!ホスに恥をかかせたくない、自分なんかが彼女だと知られたら迷惑がかかる…そんなミジの健気な気持ちが、逆にホスを傷つけてしまうんです。「君に負担だと思われたくない」と願うホスと、「あなたの負担になりたくない」と願うミジ。同じことを思っているはずなのに、二人の心は切なくすれ違ってしまいます。見ていて「あー!もどかしい!」って叫びたくなりましたよね。

そんな中、ホスの知られざる過去も明らかに。継母であるブンホンとの間には、ずっと埋まらない溝があったんですね。母親を亡くし、父親まで事故で失ってしまったホス。彼がどれだけブンホンに「負担をかけまい」と必死に平気なフリをしてきたかと思うと、胸が締め付けられます。

涙の再会?亡き父と瓜二つの男

今回の物語で最大の爆弾が投下されたのは、ミジの職場でした。なんと、職場に復帰してきた上司のパク・サンヨンが、亡くなったミジとミレの父親にそっくりだったんです!

この衝撃の事実によって、今までミレが父親の話題を頑なに避けてきた理由が、パズルのピースがはまるように繋がりました。あまりにも恋しい父親そっくりの人が現れたら…そりゃあ、平常心ではいられませんよね。

この事実を知ったミジは、姉のミレに電話をかけます。

「どうして話してくれなかったの?」

電話越しに、今までお互いに心の奥底にしまい込んでいた父親への想いが溢れ出し、二人は声を上げて泣きじゃくります。この姉妹の涙のシーンは、本当に胸に迫るものがありました。違う場所で、違う痛みを抱えながらも、二人は同じくらい父親を愛し、恋しがっていたんですね。

忍び寄る悪意と、絶体絶命のラスト

感動的な姉妹の和解も束の間、物語は一気に不穏な方向へ。

なんと、父親そっくりの上司パク・サンヨンは、ミジを陥れようとする上層部の人間と繋がっていたのです!ミジが自らプロジェクトを辞退するように仕向けたのも、すべて彼の計算通り。人の善意につけ込むなんて、ひどすぎる!

さらに恐ろしいことに、上層部はミジとミレが入れ替わっていることにも気づき始めていました。

そして、物語は最悪のクリフハンガーで幕を閉じます。

上層部に呼び出されたミジ(もちろん、中身は姉のミレ!)。彼女はデータ処理室に入るため、指紋認証を迫られます。絶体絶命のピンチ!画面の前で「ダメーーー!」と叫んでしまったのは、私だけではないはずです。

他にも、

  1. いちご農園を手伝うミレと、アメリカに戻るかもしれないセジンの恋の行方
  2. 会社を辞めた先輩の弟だったことが判明した、同僚テヒの正体
  3. ホスの継母ブンホンと、双子の母オクヒの意外な友情

『未知のソウル』第8話の感想

第8話は、登場人物たちの隠された過去や本心が明かされ、物語が大きく動いた回でした。特に、ミジとミレが亡き父への想いを共有し涙する場面は、姉妹の深い絆を感じさせ、胸に迫るものがありました。一方で、ホスとの関係はぎこちなく、職場では新たな脅威がミジを追い詰めます。複数の人間関係が複雑に絡み合い、物語に一層の深みを与えています。

つづく