呑金/タングム第5話ネタバレ
さっそく、怒涛の第5話、一緒に振り返っていこっか!まだ見てない人は…ごめん、ここから先はネタバレ満載だから、気をつけてね!
過去の傷跡と、歪んだ母性
まず衝撃だったのは、コッニムの過去。ヨニの部下ユクソンに、妊娠中のお腹を刺されるっていう壮絶なシーンから始まったよね…。ヨルグクの命令だったって言うけど、一体何があったのやら。一命は取り留めたものの、お腹の子は…。その悲しみを埋めるように、彼女は孤児で逃亡してきた今のホンラン(偽ホンランって言った方がいいのかな?)を引き取ったんだね。
そして現在。コッニムの目的は、シム家の子供たちを皆殺しにして、ホンランにミン商会を乗っ取らせること。ひえぇ、恐ろしすぎる!ホンランはジェイを利用できるって主張するんだけど、コッニムは「あの子が邪魔するなら消せ」って暗殺者に命令するんだから、もう本気度が違う。ホンラン、板挟みで辛いだろうな…。
ジェイの揺れる心と、ムジンの苦悩
一方、私たちのジェイは、ホンランのこと、「魂なき死神」の噂についてムジンに尋ねるんだ。ムジンは、ホンランが暗殺者だって教えるんだけど、それが逆にジェイの心配を煽っちゃう。「兄さんだとは思えないけど、心が彼を知っている気がする」ってジェイが告白するシーン、切なかったなぁ。ムジン、ジェイのことが好きなのに、これは辛いよね…。しかも、ジェイを危険な目に遭わせちゃったって自分を責めてるし、もうムジンが不憫で…。
ホンランの策略と、ジェイの戸惑い
ホンランはホンランで、ジェイの秘密の洞窟で幼い頃の自分の絵を見つけちゃう。そこには、ジェイが持っていたのと同じお守り袋が描かれてて…。ジェイに見つかったホンランは、「記憶が戻ってきたかも」なんて言って、ジェイを揺さぶろうとするんだ。ずるい男!(笑)
実はこのお守り袋、家族に伝わる厄除けで、幼いホンランは自分のを失くしていつもジェイのものをつけてたんだって。そして、コッニムと今のホンランは、昔ヨルグクがコッニムの亡くした子のために作ったお守り袋を埋めてたっていう過去のシーンも挟まって…。これが後々のキーアイテムになるんだよね。
ミン商会の危機と、ヨニの非情な一手
ミン商会は偽金騒動で信用ガタ落ち。そこで動いたのがヨニ。なんとジン鑑定士を殺して、シム家は偽造について知らなかったっていう偽の遺書をでっち上げ!これでパトロンたちはシム家を疑ったことを反省して、商会に戻ってくるんだけど…。その見返りにヨニが要求したのは、なんとジェイの結婚!ヨルグクはジェイが道具にされることに激怒するけど、ヨニには逆らえない。代わりに、何か企んでそうなギュハに目を光らせることに。
嫉妬と決断、そしてジェイの危機
ホンランは、埋められていたあのお守り袋を見つけ出す。ジェイは一つしか存在しないと思ってるから、これを見せれば本物の兄だと信じるはず。でも、ジェイとムジンが恋人みたいに仲良くしてるのを見ちゃって、嫉妬メラメラ!ペットの犬ゴルディに「まだ渡したくない。渡したら、ジェイは俺を兄としてしか見なくなる」って本音を漏らすシーン、人間味があって良かったな。
そんな中、ジェイは賭博場で「魂なき死神」について聞き込みをしてる最中に、バンソクに誘拐されちゃう!バンソクは「本物のホンランを見つけた。偽ホンランへの復讐を手伝え」って取引を持ちかけるんだけど…。
ジェイは機転を利かせて、「たとえ偽物でも、ホンランに傷ついてほしくない」ってホンランに告白。これが功を奏して、バンソクが嘘をついていたことが発覚!ホンランとバンソクの手下たちの間で大乱闘が始まるんだけど、そこにコッニムの暗殺者たちが現れて、あっという間に片付けちゃう。でも、次の瞬間、暗殺者たちはジェイに刃を向ける!
絶体絶命のジェイを救うため、ホンランは「俺を受け入れてくれ!そうしないと君は死ぬ!」と叫び、シム家のお守り袋を渡して「魂なき死神」のことも打ち明ける。これでジェイはついにホンランを兄だと認めるんだ。イネ(コッニムの部下かな?)はホッとしたように暗殺者たちを下がらせる。いやー、このシーンは手に汗握った!
兄妹になったはずなのに…ホンランの抑えきれない想い
それからというもの、ジェイはホンランを兄として甲斐甲斐しく世話するんだけど、ムジンはまだ疑ってる様子。でも、一応ホンランに商会を譲ることに同意するんだ。
ジェイはホンランを秘密のピクニックスポットに連れて行くんだけど、ここでホンランがやらかす!ジェイへの想いを自覚しちゃったホンランは、彼女の唇を拭いたり、指についた砂糖を舐めたり…って、おいおい、それは兄妹の距離感じゃないだろー!ジェイも戸惑うよね、そりゃ。
コッニムの怒りと、ジェイの新たな政略結婚
この状況を知ったコッニムは激怒!シム家への復讐にはジェイの殺害も含まれてるから、「構わずジェイを殺せ」ってイネに命令。イネも困惑するんだけど、そこにギュハが助け舟(?)を出す。なんと、ジェイがとんでもない一家に嫁がされることになったって言うんだ!
相手はチェ・ジュヨルっていう男。芸術の話をしたりして、なんとかジェイの気を引こうとするんだけど…。ムジンもホンランも、この結婚に裏があると感じて独自に調査を開始。そして衝撃の事実が!ジュヨルは残忍な男で、過去3人の妻が謎の死を遂げるか失踪していたんだ。しかもホンランは、顔を剥ぎ取られた3番目の妻、コ夫人を発見してしまう…。
結婚式の直前、ジュヨルが使用人に暴力を振るって薄ら笑いを浮かべるシーン、怖すぎた…。そして、いよいよ結婚式が始まるところで、第5話は幕を閉じるんだ。
呑金/タングム第5話感想
『呑金/タングム』第5話、今回も濃密な時間でしたね。登場人物たちの過去の傷が現在と複雑に絡み合い、物語に一層の深みを与えていました。特にコッニムの執念には圧倒されるばかりで、彼女の行動原理が少し見えた気がします。
ホンランが抱える秘密とジェイへの想い、そしてジェイの兄を信じようとする健気な姿には、胸が締め付けられる思いでした。一方で、ヨニの冷徹な策略や、新たなる不穏な影として登場したチェ・ジュヨルの存在が、物語に不気味な緊張感をもたらしています。
それぞれのキャラクターが抱える感情や陰謀が交錯し、一体この先どのような運命が待ち受けているのか、非常に考えさせられる回でした。シム家を取り巻く状況は厳しさを増すばかりで、彼らがこの苦境をどう乗り越えていくのか、引き続き注目していきたいです。
つづく