『呑金/タングム』第6話ネタバレあらすじ
冒頭、ギュハがホンランに「コッニムがジェイを殺そうとしてるぞ!」と警告するシーンからスタート。ギュハは、ジェイの安全のためには結婚しかない、ホンランはもう彼女から手を引け、なんて言うんだけど、そんな簡単に諦められるわけないですよねぇ。
案の定、ジェイは逃げ出そうとするんだけど、ヨニの手下ユクソンにあっさり捕まっちゃう。もう、可哀想なジェイ…。
結婚式まであと5日。そんな中、ムジンの元にコ夫人から手紙が!なんと、チェ・ジュヨルはまだコ夫人と夫婦関係にあるから、結婚は無効にできるっていうじゃないですか!コ夫人は結婚式の真っ最中に乗り込んで暴露する計画みたい。これは一発逆転のチャンスか!?
そして運命の結婚式当日。式が始まっても、ムジンの部下たちはコ夫人を見つけられない…。ジェイは恐怖で顔がこわばったまま、式は終わっちゃうんです。その姿を見て、ホンランは罪悪感でいっぱい。だって、ムジンに手紙を送ったのも、コ夫人を逃がしたのも、実はホンランだったんですから!しかも、ホンランはヨニがジェイを殺して、その罪をジュヨルになすりつけ、婚前契約違反として彼の土地を奪う計画だって知っちゃうんです。もう、ホンランの心境たるや…。
ムジンたちが必死で初夜を阻止しようと奔走する間、ヨニの刺客がジェイに薬を盛って襲いかかる!絶体絶命のピンチ!そこに現れたのが、我らがホンラン!刺客をバッサリ斬り捨ててジェイを隠すんだけど、ジェイは薬で意識が朦朧…。おぼろげな視界の中、ホンランの手を握り、そして…ホンランがジェイにキスをするんです!きゃー!このシーン、ドキドキしましたよね!?
一方、外ではジェイがいなくなったことに気づいたムジンがジュヨルを問い詰めて一触即発!そこへ、なんとヨルグクが登場!彼がコ夫人を連れてきて、チェ家の悪事を暴露!ジュヨルにはまだ妻がいたってことで、結婚は無効に!いや~、土壇場での大逆転劇でしたね!
でも、ジェイはまだ行方不明。ムジンはホンランを疑うんだけど、ホンランは部屋で酔いつぶれたフリ。一人になったところで、イネがホンランを問い詰めると、ホンランはついにジェイに恋しちまったって告白するんです。イネの悲しそうな顔がまた切ない…。
翌朝、ムジンは自分の部屋で混乱した様子のジェイを発見。昨夜の出来事を説明するんだけど、ジェイは酔ったホンランの話と、彼にキスされた朧げな記憶が食い違って、頭の中はもうパニック!そりゃそうですよね。
その頃、ホンランはコッニムに「ジェイだけは見逃してくれ!」って必死に頼み込んでました。ミン商団の分割証書は必ず手に入れるからって。でもコッニムは、ヨルグクが自分を裏切ったように、ジェイもいつかホンランを裏切るって信じて疑わない様子。うーん、この姉弟、一筋縄ではいかないですね。
そして、まさかの展開!ヨルグクのもとにムン・ギュハ(そう、コッニムの兄ちゃんです!)が同盟を持ちかけにやってくるんです。実はシム家は貧しくて、ヨルグクはミンの財産でコッニムと高飛びするつもりだったとか。ギュハは同情するフリをして、「本当の敵はヨニだ!」って焚きつけるんです。この二人、何を企んでるんでしょうか!?
家に戻ったジェイは、ホンランにキスのことを問い詰めます。「あれは夢であってほしい。もし本当なら、私は苦しむことになる」って。ホンランは「夢だったよ」って嘘をつくんだけど、その顔は悲しげ…。ああ、切ない!
苦い思いを抱えながらも、ホンランはコッニムの計画に集中します。ヨニに「ヨルグクが浮気してるっぽいですよ~」なんて匂わせて、ユクソンに尾行させるんです。タイミング悪く、ヨルグクは自分の名前で秘密の商団を立ち上げ、ムジンをギルドマスターにして、資産を新しいギルドに移す計画を立てていたところ。
計画通り、王室の登記によってミン商団の地位はムン家に移っちゃいます。ヨニは当然ブチギレ。そこへヨルグクが「ムン家と提携しましょう」なんて解決策を持ってくるんだけど、彼が去った後、ユクソンから「ヨルグクがコッニムの兄、ムン・ギュハと密会してますぜ」って報告が!点と点が繋がったヨニ、怒り心頭!そりゃ怒るわな!
一方、ムジンはジェイがホンランを避けるようになって、ちょっと嬉しそう。でも、ジェイのスケッチブックを見つけちゃってビックリ!そこには(偽物の)ホンランの絵がいっぱい!ムジン、なかなか報われませんね…。さらに、ムジンの部下たちがミン商団の銀鉱に資産を隠しているところをユクソンに尾行され、ユクソンが仕掛けた爆弾で多くの部下たちが犠牲に…!ひどすぎる!
そしてラスト、ヨニがムジンを「硫黄の違法取引」「鉱夫たちの死傷事故」「ミン商団から自分のシム商団への横領」の罪で告発!ヨルグクは止めようとするんだけど、ヨニは「ムジンを役人に突き出すか、静かに処理するか」って選択を迫るんです。そして、ヨルグクは…ヨニがムジンを捕らえるのを黙って見てるだけ…。ええーっ!?ムジン、どうなっちゃうのー!?
『呑金/タングム』第6話 感想
『呑金/タングム』第6話、今回も濃密な展開でしたね。ジェイの結婚式を巡る攻防は、見ているこちらも息を詰めるような緊張感がありました。特に、ホンランがジェイを救うために裏で画策し、苦悩する姿は非常に人間味あふれるものでした。彼がジェイにキスをする場面は、二人の関係が新たな段階に入ったことを予感させ、今後の展開から目が離せません。
結婚が無効になったものの、それで全てが解決するわけではなく、すぐに新たな問題が浮上する構成は見事です。ヨニの底知れぬ策略と、それに翻弄される登場人物たちの姿は、物語に深みを与えています。ラストでムジンが捕らえられてしまうという展開には、思わず息を呑みました。各キャラクターの思惑が複雑に絡み合い、誰が味方で誰が敵なのか、予断を許さない状況が続き、物語の重厚さを増しています。それぞれの人物が抱える過去や目的が少しずつ明らかになるにつれて、より一層物語に引き込まれます。
つづく