呑金/タングム 7話 あらすじネタバレ
冒頭は、まだ幼いジェイが、人身売買でヨルグクの家にやってきたばかりのムジンを慰めるシーンから。この頃から二人の間には特別な絆があったのね…って、しんみりしちゃった。
で、現代に戻ると、ムジンが絶体絶命のピンチ! ヨニから「餓死か、毒豆で死ぬか、選びなさい」なんて、恐ろしい選択を迫られちゃうのよ。ヨルグクは大君に助けを求めるんだけど、なんだか条件があるみたいで、一筋縄ではいかなそう…。
そんな中、ジェイが立ち上がるの! ヨルグクが動かないなら、私がムジンの汚名をそそぐ!ってね。ヨニがミンギルドの評判のために新しいギルドの証拠を消したって話を盗み聞きして、ギュハの居場所を突き止めるための罠を仕掛けるんだけど、危ういところでホンランが登場! 「もうやめてくれ!」ってホンランは言うんだけど、ムジンを助けられなかった罪悪感でいっぱいのジェイは止まらないのよ。
ジェイはヨニをまんまと偽情報でおびき出し、その隙に料理人の協力で番兵たちに下剤を飲ませて(笑)、ムジンを解放! やるわね、ジェイ!
でも、この計画、コッニムに筒抜けだったのよ…。コッニムは、ジェイがホンランの秘密を知って利用してると思い込んで、ジェイを消そうとするんだけど、ホンランが「俺がやる」って。一体どういうことなの!?
そして、逃げようとするジェイとムジンの前に立ちはだかるホンラン! ここでまさかの展開! ムジンが「ギルドが俺の全てだ、ここを離れるわけにはいかない」って言い出すのよ! ええええ!? って感じで、結局ムジンはヨニが戻る前に牢屋に逆戻り。一体何がしたいの、ムジン!?
翌日、ホンランはムジンを極寒の甲山(カプサン)の鉱山監督に任命。これにジェイは激怒! 「ムジンとデキてるんだろ!」なんてホンランに言われて、もう大喧嘩よ。ジェイは「私たちはいつもお互いを想い合ってるけど、あなたは違う!」って…。うーん、切ない。
でもね、料理人のおばちゃんが教えてくれるの。ヨニはムジンを殺そうとしてたけど、ホンランが助けたんだって。え、そうなの!?
その後、ムジンはジェイに「すぐにヨニ様が呼び戻してくださるはずだ」って言うんだけど、これもホンランの計らいだったのね。回想シーンで、ムジンがジェイをヨニの怒りから守るために牢に戻ったこと、そして自分が死んだらジェイが復讐しようとして危険な目に遭うから、ホンランがムジンを生かしておくことに同意したってことが明らかに。ホンラン、あんたってやつは…!
それから、ホンランもムジンもジェイを避ける日々。ホンランは、ジェイが自分の想いに気づいてくれないことに傷ついてるみたい…。
そんな中、死んだはずのソン卿の息子、スナムが登場! しかも、彼の出現と「雪男」の目撃情報が重なるのよ。怪しいわね…。バンソクも、ホンランの暗殺者とジェイが雪男を追ってるって知って、興味津々。
一方、ムジンは偽ホンランの手がかりを掴むの! 偽ホンランが子供の頃にいた坡州(パジュ)から逃げた奴隷の手配書を見つけて、元の持ち主ユ師から衝撃の事実を聞き出すの。その奴隷はユ師の「人身御守り」で、ユ師の死後、墓守をさせられて逃亡。そして、なんとコッニムがその奴隷(偽ホンラン)ともう一人の口のきけない奴隷(イネ)を買っていたっていう取引記録までゲット! これで偽ホンランの正体が…!?
場面は戻って、ホンランとイネはスナムの話を盗み聞き。スナムは雪男のことや生き埋めにされたことを口走っていて、ホンランとイネも「悪の絵師」に生き埋めにされた過去を思い出すの。そこにソン家のシャーマンが鳴らす鐘の音が! スナム、ホンラン、イネの3人とも、その音に激しく反応! やっぱり、スナムも同じ目に遭ってたのね…。
同じ頃、ドゥリョンは何やら不穏な動きを察知して、子供たちを移動させろって大騒ぎ。こっちも何かありそうね。
そして、ムジンは偽ホンランの証拠を持ってジェイの元へ急ぐんだけど、そこで見ちゃったのよ…! ジェイがホンランに「雪男を探してるんでしょ?どうして私に言ってくれなかったの?」って詰め寄って、ついには「あなたのことが好きなの…」って告白しちゃう場面を! そして、ホンランがジェイにキス…! 「これは夢じゃない」って…キャー!
ジェイは混乱して走り去り、ムジンが追いかける。ムジンが証拠のことを話す前に、ジェイはホンランへの気持ちを打ち明けちゃうの。「どうしてこんな気持ちに…」って自分を責めるジェイを見て、ムジンは作戦変更。「俺と一緒に行こう。そうすれば、またホンランを本当の兄として見れるようになる」って…。ムジン、あんたも切ないわね…。
そして、一人になったムジンは、偽ホンランの唯一の証拠である取引記録を燃やしちゃうのよ! 部下が止めようとするけど、「あいつに彼女を奪われるくらいなら…」って。ああ、ムジン…!
ジェイは洞窟から荷物をまとめながら、何かを見つけるの。その夜、ジェイはホンランに「ムジンと一緒に行く」と冷たく告げる。自分よりムジンを選んだジェイに、ホンランは傷ついちゃう…。
そしてラスト! ジェイが洞窟で見つけたのは、本物のホンランの匂い袋! しかも、中にはジェイ自身が保管していた本物のホンランの乳歯が! 偽ホンランが渡したのは偽物だったってこと…!? ジェイが真実に気づいたところで、7話は終わり!
呑金/タングム 7話 感想
いやはや、『呑金/タングム』第7話、今回も凄まじい情報量と感情の揺さぶりでしたね。ジェイの真っ直ぐな行動力にはいつも驚かされますが、まさかホンランにあんな形で想いを告げるとは! そして、その告白を引き出したホンランのキスシーンには、思わず息を呑みました。
一方で、ムジンの苦悩と決断には胸が締め付けられます。ジェイを想うが故に、唯一の手がかりを燃やしてしまうなんて…。彼の切ない表情が目に焼き付いて離れません。
ホンランもまた、ジェイを守るために見えないところで動いていて、その不器用な優しさがもどかしいですね。「雪男」の謎や偽ホンランの正体も少しずつ明らかになってきましたが、ラストでジェイが本物のホンランの遺品を見つけたことで、物語は新たな局面を迎えそうです。それぞれのキャラクターの思惑が複雑に絡み合い、一瞬たりとも目が離せない展開でした。この先の真実がどう明らかになるのか、じっくりと見届けたいと思います。
つづく