「復讐」という名の暴走列車は、もう誰にも止められないのか…。あまりにも悲しく、そして衝撃的な第4話。早速、興奮冷めやらぬうちに、あらすじとネタバレを振り返っていきましょう!

※注意!ここから先は、第4話の重大なネタバレをガッツリ含みます。まだ見ていない方は、今すぐUターンしてくださいね!

それぞれの思惑、ギジュン包囲網が狭まる

物語は、ボンサン会長とあの不気味なサングラスの男、ヨンドの密会からスタートします。会長は「ジュウンの件は片付けた。あとはギジュンだけだ」と、ヨンドにギジュンの始末を依頼。相変わらず、この会長の腹の中は真っ黒ですね…。

一方、弟ギソクを殺されたと思い込んでいるジュンモも、着々と復讐の準備を進めていました。なんと、かつてチャンピオンにまでなったものの、リングを追放された最強のファイター、チョン・インソクを10億ウォンという大金で雇い入れます。 ジュンモの狂気が、どんどんエスカレートしていくのが怖い!

あまりにも早すぎる、悲しすぎる別れ

その頃、傷を癒していたギジュンのもとに、組織の兄貴分であるビョンホから連絡が入ります。ビョンホは「ルールに従って、ジュウンと話をつけてくる」と、あくまで筋を通そうとしていました。 さすがビョンホ兄貴、頼りになります!

…と、思った矢先でした。ビョンホの事務所には、あのインソクたちを従えたジュンモが待ち構えていたのです。

「ギジュンに手を出すな」

ビョンホは必死にジュンモを諭しますが、怒りに我を忘れたジュンモの耳には届きません。次の瞬間、ジュンモが振り下ろしたバットがビョンホを強襲!遅れて駆けつけたチュンソクも、なすすべなくジュンモの凶刃に倒れてしまいます…。

嘘でしょ…?ビョンホとチュンソクが、こんなにあっけなく…。このシーンは、本当に言葉を失いました。

そして、鳴り響くギジュンからの電話。ジュンモは血に濡れた手でその電話に出ると、「ビョンホとチュンソクは死んだ」と告げ、セーフハウスの住所を教えるのです。これは、紛れもない宣戦布告ですよね。

知らせを受けたギジュンは、ビョンホの事務所へ。変わり果てた兄貴分の姿を前に、何を思ったのでしょうか。彼は、ビョンホが自分のために作ってくれた新しいバットを、静かに手に取るのでした。この無言のシーンが、ギジュンの怒りの深さを物語っていて、胸が締め付けられました。

決戦の火蓋、たった一人の戦争が始まる

ジュンモはセーフハウスに大勢の人間を集め、「ギジュンを生け捕りにしたら大金をくれてやる!」と檄を飛ばします。 金に目がくらんだ男たちが待ち構える中、ギジュンはたった一人で乗り込みます。

ここからのアクションシーンは、まさに圧巻の一言!大勢の敵をなぎ倒していくギジュンの姿は、怒りと悲しみに満ちた鬼神そのものでした。あまりの強さに、敵の多くが恐れをなして逃げ出すほど。

焦るジュンモをよそに、最強の用心棒インソクは「報酬を倍にしてくれるなら、俺がやる」と自信満々。 いよいよ、最強VS最強の直接対決が始まろうとしていました。

激闘の果て、復讐の結末は…

ついに、ジュンモのいる部屋にたどり着いたギジュン。しかし、そこには元チャンピオンのインソクが立ちはだかります。インソクの実力は本物で、さすがのギジュンも大苦戦。何度も殴られ、蹴られ、見ているこっちが「もうやめてー!」と叫びたくなるほどでした。

しかし、ギジュンは諦めない!割れたガラスの破片を手にすると、インソクの目に突き刺すという荒業で形勢逆転!壮絶な殴り合いの末、ついに最強の敵を打ち破ります。

追い詰められたジュンモは銃を取り出しますが、時すでに遅し。ギジュンに弾き飛ばされ、なすすべなく命乞いを始めます。

「頼む、助けてくれ…!」

しかし、次の瞬間、ジュンモが叫んだ言葉がギジュンの最後の理性を吹き飛ばしました。

「こんなことをしても、ギソクは生き返らないんだぞ!」

その言葉を聞いたギジュンは、怒りと悲しみの全てを込めて、ビョンホのバットを振り下ろすのです。たった一撃で、ジュンモの命の灯は消えました。

真犯人は別にいる?衝撃のラストシーン

復讐を遂げたギジュンは、ボンサン会長に電話をかけます。「ルールに従い、ジュンモは始末した」と。会長は「ジュンモがギソクを殺したわけでは…」と言いかけますが、ギジュンはそれを遮るのでした。

え、どういうこと!?ジュンモが犯人じゃなかったの?

その頃、ハン刑事はボンサン会長に、ある録音データを聞かせていました。そこには、何者かが「ギソク殺害を家出少年の仕業に見せかけろ」と指示する声が。ボンサン会長は、その声に聞き覚えがある様子…。

そして、物語は衝撃のラストを迎えます。

亡き弟との思い出に浸りながら車を走らせるギジュン。その車に、別の車が猛スピードで追突!ギジュンの車は橋を突き破り、川へと転落してしまいます。

追突した車から降りてきたのは、手の甲にタトゥーのある謎の男。男は誰かに電話をかけ、こう告げるのでした。

「ギジュンは死んだ」と…。

いやいやいや!ちょっと待って!情報量が多すぎます!

復讐を果たしたと思ったら、真犯人は別にいて、しかもギジュンは生死不明の絶体絶命…!?あの手のタトゥーの男は一体誰なのか?ボンサン会長が知る声の主は?

衝撃の連鎖、ドラマ『広場』第4話の感想

今週の『広場』第4話は、あまりにも濃密で衝撃的な内容でした。物語は一気に加速し、登場人物たちの運命が大きく動きます。特に、ギジュンの兄貴分であったビョンホとチュンソクの退場は、あまりにも突然で言葉を失いました。彼らの死をきっかけに、ギジュンの怒りは頂点に達します。たった一人で敵陣に乗り込み、大勢を相手に繰り広げられる戦闘シーンは圧巻でした。そして、ついに迎えたジュンモとの対決。復讐の連鎖がもたらす結末は、虚しさと悲しみに満ちています。しかし、物語はそこで終わりません。ラストシーンで示唆された真犯人の存在と、ギジュンを襲う新たな危機。一体誰が、何のためにこの悲劇を仕組んだのか。多くの謎が提示され、物語の深層にある闇を強く感じさせられました。

つづく