いやあ、今回の『かくれんぼ』第5話、見ましたか?チェリンを取り巻く状況がどんどん厳しくなって、見ているこっちまで息が詰まりそうでしたね。でも、ただ可哀想なだけじゃないのがチェリンのすごいところ。それでは、さっそく第5話の詳しいあらすじとネタバレを見ていきましょう!

窮地での密約!チェリンとウニョクの危険な関係

前回、夫ジェサンに浮気を疑われ、ホテルの部屋に踏み込まれそうになったチェリン。絶体絶命のピンチでしたが、なんと密会相手のウニョクと「互いの秘密を守る」という取引を交わし、間一髪で彼を窓から逃がすことに成功します。

チェリンはウニョクが持つ野心を見抜き、ウニョクはチェリンが閔家の養女であるという最大の秘密を知ってしまいました。弱みを握り合った二人の、ヒリヒリするような共闘関係がここから始まるんですね。

偽りの結婚生活と、水面下の陰謀

ムン会長の家では、かいがいしく良妻を演じるチェリン。会長からは早く孫を産めとプレッシャーをかけられ、料理教室に通うよう命じられます。しかし、その裏ではムン会長と夫ジェサンが、チェリンの実家であるパシフィック化粧品を乗っ取ろうと恐ろしい計画を立てていたのです。何も知らないふりをして、チェリンもまた反撃の機会を虎視眈々と狙っている様子。この夫婦、怖すぎます…。

ヨンジュに宿るスアの記憶?

一方、化粧品会社で働くヨンジュは、届け物のためにある屋敷を訪れます。そこはなんと、スアの実家でした。ヨンジュは、その家に言いようのない懐かしさを感じ、まるで何かに導かれるように、固く閉ざされていた「スアの部屋」の前にたどり着いてしまいます。

その瞬間、現れたのはスアの母ヘランでした。娘の部屋を知っているヨンジュを見て錯乱し、激しく問い詰めます。この出来事をきっかけに、ヘランの中で「あの女性こそがスアではないか?」という疑念が芽生え始めるのでした。物語の核心に迫る、鳥肌もののシーンでしたね。

あまりに非情な祖母の仕打ち

占い師から「スアはもう近くにいる」と告げられた祖母のヘグム。彼女は、スアが帰ってくるのを養女のチェリンが邪魔していると信じ込み、とんでもない行動に出ます。なんと、チェリンの部屋の家具や私物をすべて燃やしてしまえと命令したのです!

実家に戻り、空っぽになった自室を見て愕然とするチェリン。ヘグムは「お前が今あるのはすべてスアのおかげだ。もう二度とこの家に戻ってくるな」と冷たく言い放ちます。信じていた家族からの完全な拒絶に、チェリンは深く絶望するのでした。

そんな中、ウニョクが燃やされた灰の中から、焼け残ったチェリンの笑顔の写真を見つけ、何かを思うような表情を浮かべていたのが印象的でした。

新たな疑惑の目

その後も、チェリンの周りでは休まる暇がありません。料理教室では他の嫁たちから嫌味を言われて大乱闘。さらに、母ヘランが倒れたと連絡が入り、急いで病院へ向かおうとします。しかし、その慌ただしい行動の一部始終をウニョクに目撃されてしまうのです。特に、デパートで別の服に「変装」して出てきたチェリンの姿に、ウニョクは新たな疑念を抱くのでした。

『かくれんぼ』第5話の感想

今回のエピソードは、主人公チェリンが置かれた四面楚歌の状況がより一層際立った回でした。夫とその家族からは会社乗っ取りの道具としか見なされず、唯一の心の拠り所であったはずの実家からは、その存在自体を否定される。特に、祖母ヘグムがチェリンの思い出の品をすべて燃やしてしまう場面は、彼女の孤独と絶望を象徴しており、見ていて胸が痛みました。一方で、ただ耐えるだけでなく、したたかに反撃の機会をうかがうチェリンの強さも描かれており、応援したい気持ちにさせられます。また、ヨンジュが自身の過去に繋がる記憶の断片に触れる場面は、物語のミステリー要素を加速させ、今後の展開への興味を強くかき立てられました。登場人物それぞれの思惑が複雑に絡み合い、物語に深みを与えています。

つづく