いやあ、今回の『モーテル・カリフォルニア』第8話、すごかったですね!もう、もどかしくてじれったい展開から一転、全ての謎と感情が爆発した回でした。早速、あらすじとネタバレを振り返っていきましょう!

物語は、ガンヒが新居でヨンスにキスしようとするシーンから始まります。でも、ヨンスは「友達だろ」って彼女を押し返しちゃうんですよね。ここでまたじれったい友情ごっこが始まるのかと思いきや、二人の心の中は全然違いました。

ガンヒがお酒を買いに行くと、ヨンスから「電球を買ってきて」と電話が。でも、ガンヒはこれをコンドームのことだと勘違い!このすれ違いコントみたいなやり取りが、二人の緊張感を少し和らげていて、見ていてニヤニヤしちゃいました。結局、お互いに「もしかして今夜…」なんて期待しちゃうんですが、酔っぱらったヨンスはガンヒが少し席を外した隙に床で爆睡。ガンヒはそんなヨンスのおでこにそっとキスをして、自分も床で眠りにつくのでした。

翌朝、気まずい雰囲気で家を出た二人ですが、ヨンスはハナ邑に帰るバスに乗ろうとするガンヒを引き留めます。そして、「もしあの時、一緒にソウルに来ていたら」という"if"の一日を過ごそうと提案するんです。ここからのソウルデートが、もう最高でしたね!ガンヒが昔住んでいた考試院(コシウォン)を訪れたり、ゲームセンターで遊んだり…。でも、そんな幸せな時間は長くは続きません。ヨンスの母スンジャが、友人のアルムの電話を使ってガンヒに連絡し、怒りをぶちまけます。この電話で、二人は現実に引き戻されてしまいました。

ハナ邑に戻ると、案の定バス停でスンジャが待ち構えていました。息子をたぶらかしたとガンヒを責め立てるスンジャ。この時、ついに二人の親世代の深い因縁が明らかになります。なんと、ヨンスの父とガンヒの母は不倫関係にあり、一緒に事故で亡くなっていたのです。スンジャがガンヒを目の敵にするのは、ガンヒの母親が夫を誘惑し、死に追いやったと信じているからでした。

この重すぎる過去に、ガンヒの父チュンピルもついに堪忍袋の緒が切れます。自分のことしか考えず、子供たちの気持ちを無視するスンジャを一喝!このシーンは胸がすく思いでしたね。

そして、クライマックスはヨンスの告白です。彼はスンジャを食事に連れ出し、衝撃の事実を打ち明けます。実は、子供の頃、父とガンヒの母が密会する場に自分もいたこと、そして実の母であるスンジャよりも、優しかったガンヒの母を慕っていたことを告白するのです。その罪悪感から今までスンジャの言いなりになってきたけれど、もう終わりにすると。そして、「もうガンヒと友達でいるのは嫌だ」と宣言します。

その言葉通り、ヨンスはガンヒのもとへ走り、人けのない道で彼女の手を掴むと、情熱的にキス!そして、「付き合おう」と告白するのでした。長かった…本当に長かったけど、最高のエンディングでした!

『モーテル・カリフォルニア』第8話の感想

これまで積み重ねてきた「友達」という名の壁が、ついに壊された回でした。特に印象的だったのは、ヨンスの告白です。彼が母親のスンジャに抱いていた罪悪感と、ガンヒへの本当の気持ちを吐露する場面は、彼の長年の苦しみが伝わってきて胸が締め付けられました。親世代の過ちという重すぎる十字架を、子供たちがどう乗り越えていくのかがこのドラマの大きなテーマですが、ヨンスが自らの意志でその鎖を断ち切ろうと決意した姿には、心を打たれずにはいられません。もどかしい展開が続いただけに、最後のキスシーンは大きな解放感がありました。二人の関係がようやくスタートラインに立った今、これからどんな未来が待っているのか、見守っていきたいです。

つづく