物語が大きく動き出した第14話!それぞれの恋模様と、ついに明かされる衝撃の秘密から目が離せません。まるでジェットコースターのような展開に、あなたの心も揺さぶられること間違いなし!

嵐の幕開け!明かされる衝撃の真実

ペク・ジヨンは、盗まれた1000万ドルを取り返すため、闇金業者のキム・ジェソンに協力を仰ごうとします。しかし、母の危険な行動を察知した息子のガンジュは「僕が探す」と約束し、母を止めようと奔走します。ガンジュは自らキム・ジェソンに会いに行き、母に手を出さないよう釘を刺すのでした。

一方、ジスングループ会長チ・スンドンの秘書として初出勤したダリム。ガンジュのサポートを受けながらも、会長の独特すぎるルールに悪戦苦闘します。特に、会長が大切そうに抱えていた荷物を手伝おうとして「触るな」と一喝されてしまい、すっかり落ち込んでしまいます。

その頃、デザイナーとして働く姉のチャリムも、会社で大きな壁にぶつかっていました。自分のデザインを上司に横取りされそうになり、会議で直談判。しかし、チームの和を乱したとガンジュに諭され、怒りのあまり「会社を辞める!」と宣言してしまいます。

屋上で一人涙するチャリムを慰めるガンジュ。その姿を見ていたダリムも加わり、奇妙な三角関係(?)が生まれます。その後、ガンジュはダリムと二人きりになると、「君に片思いしている」とストレートに気持ちを伝え、ダリムを動揺させるのでした。

そんな中、イ家には新たな嵐が吹き荒れます。なんと、離婚した長女のミヨンが「ここで暮らす」と突然帰ってきたのです。夫の浮気と妊娠が原因だと知り、家族は大きなショックを受けます。

暴かれた秘密、崩壊の序曲

物語がクライマックスに向けて一気に加速するのは、ペク・ジヨンが夫スンドンの車のドライブレコーダーを見つけたことからでした。そこには、スンドンが「ノ・エリ」という女性と親密に会話する音声、そしてスンドンとチャ・テウンの「父子確率99.9988%」と記されたDNA鑑定書が隠されていたのです!

夫に隠し子がいたという事実に激しく動揺したジヨンは、怒りに任せてスンドンの会社へ乗り込みます。そして、夫を問い詰めているまさにその時、偶然にもクリーニングの配達に来ていたボンヒと鉢合わせてしまいます。

ジヨンは、スンドンとボンヒが過去に関係を持ち、その間にできた子供がテウンなのだと勘違い。「あなたたちが捨てたの!?」とボンヒに詰め寄り、事態は最悪の修羅場へと発展します。何も知らないボンヒと、秘密を抱えるスンドン、そして誤解から怒りを爆発させるジヨン。三人の視線が交錯する中、物語は衝撃的な結末を迎えるのでした。

『タリミファミリー~恋もお金もクリーンに!』第14話の感想

今回のエピソードは、各キャラクターが抱える問題が一気に表面化し、物語の核心に迫る非常に見ごたえのある回でした。特に、ペク・ジヨンが盗まれた自分のお金を取り戻そうと必死に行動した結果、夫の最大の秘密を暴いてしまうという展開は、皮肉が効いていて唸らされました。彼女の行動が、結果的に自らの家庭を崩壊させる引き金になってしまうとは、なんとも言えない気持ちになります。

また、ガンジュとダリム、テウンとチャリムの恋愛模様も、単純なラブコメディに留まらず、家族や仕事の問題と複雑に絡み合っているのがこのドラマの魅力だと改めて感じました。ガンジュの不器用ながらもストレートな愛情表現には心を掴まれますし、チャリムのプライドと恋心の間で揺れる姿も応援したくなります。

そして、ラストシーンの衝撃は圧巻でした。ジヨンが会社に乗り込み、スンドンを問い詰める緊迫した場面に、何も知らないボンヒが現れるタイミングの絶妙さ。一つの誤解が、全ての人間関係を破壊しかねない危険をはらんでおり、今後の展開が全く読めなくなりました。それぞれのキャラクターがこの危機をどう乗り越えていくのか、目が離せません。

つづく