ガンジュ、愛のための決断!1000万ドルを山に埋める
前回、ボンヒが逮捕されて留置所に入れられるという衝撃のラストだったよね。タリミファミリーは絶体絶命の大ピンチ!そんな中、ガンジュが動いたんだ。
なんと、母ジヨンに返すはずだった1000万ドルを、ボンヒを助けるために再びユアク山に埋めに戻るという、とんでもない作戦を決行!ダリムやチャリムたちも協力して、凍える寒さの中、必死に穴を掘るんだ。この家族の絆、本当にすごいよね。
一方、ジヨンの通報を受けた警察もユアク山で捜索を開始。そして、ついに金属探知機が反応!警察が掘り当てたのは、まさしく現金が詰まったバッグだった。大喜びするジヨン。しかも、中にはジヨンの父ペク・ウンの遺言書まで入っていて、これが決定的な証拠になったんだ。
釈放と新たな疑惑、そしてヒーローの苦悩
大金が見つかったことで、ボンヒは無事に釈放される。警察署の前で待っていた家族と再会するシーンは、本当にホッとしたよ。でも、警察署長のミヨンは、ボンヒが持っていた古い紙幣[AAで始まるシリアルナンバー]の出所を怪しんでいて、まだまだ一波乱ありそうな予感…。
ボンヒは、娘たちとガンジュが自分を助けるためにしたことを知り、「合わせる顔がない」と罪悪感に苛まれる。愛する人のために罪を犯したガンジュも、その行動が正しいことだったのか、父親のテウンに心中を吐露するんだ。彼はただ、ダリムの母親が逮捕されるのを見ていられなかっただけなんだよね。切ないよ…。
国民の嫌われ者になったジヨン、孤立無援の悲劇
ジヨンはと言えば、大金が戻ってくる手続きに奔走するけど、そう簡単にはいかない。そんな中、もっと最悪の事態が彼女を襲う。
なんと、15年間にわたる巨額の脱税疑惑がニュースで大々的に報じられてしまったんだ!ネットでは「国民の嫌われ者」と叩かれ、個人情報まで晒される始末。家の前にはマスコミや抗議する人々が殺到し、卵を投げつけられるなど、完全に孤立してしまう。自業自得とはいえ、あの状況は見ていて辛かったな。
そして、この騒動はタリミファミリーとガンジュの関係にも暗い影を落とす。警察署長のミヨンは、息子のチャリムに「泥棒一家とは別れろ!」と猛反対。母親の冷たい言葉に、チャリムは家を飛び出してしまうんだ。
雨降って地固まる?敵対から生まれた不思議な絆
物語のラスト、衝撃のシーンが待っていた。世間から非難され、家に閉じこもるしかなくなったジヨン。彼女が向かったのは、なんとタリミファミリーのクリーニング店だった。
そこでまたしても、怒った市民から卵を投げつけられるジヨン。その時、彼女をかばうように立ちはだかったのは…なんとボンヒだったんだ!あれだけ敵対していた二人の間に、何か新しい感情が芽生えた瞬間だったのかもしれない。この先の展開がますます読めなくなったよ!
『タリミファミリー~恋もお金もクリーンに!』第31話の感想
今回のエピソードは、登場人物それぞれの正義と愛情が複雑に絡み合い、非常に見応えのある回でした。特に印象的だったのは、ガンジュの行動です。愛するダリムの家族を守るため、実の母親を裏切るかのような選択をした彼の苦悩は、胸に迫るものがありました。何が正しくて何が間違っているのか、簡単には答えが出せない問題に、深く考えさせられます。
一方で、脱税によって社会的な制裁を受けるジヨンの姿は、現代社会の厳しさを浮き彫りにしていました。そして、そんな彼女を身を挺してかばったボンヒの行動には、純粋な人の温かさを感じずにはいられません。敵対していたはずの二人の間に芽生えたかもしれない絆が、今後の物語にどのような影響を与えるのか、目が離せません。
つづく