ねえねえ、『TRY 〜僕たちは奇跡になる〜』の8話、もう見た? 今回は本当に色々ありすぎて、心が追いつかないくらいだったよ。ウンのつらい過去が明らかになったり、大人の汚い世界が爆発したり…。早速、何が起こったのか詳しく話しちゃうね!

試合の敗北とウンのトラウマ

まず、前回から続いてた大成高校との試合。惜しくも2点差で負けちゃったんだよね。敗因の一つは、ウンが相手にタックルできなかったこと。試合の終盤、タックルに行けずに固まっちゃって、それが失点につながったんだ。

チームのみんなはウンを責めなかったけど、ウン自身はすごく責任を感じてて…。なんで彼がタックルできないのか、その理由が今回、重い形で明らかになるんだよ。

試合の後は、みんなで射撃部の応援へ。そこではウジンが見事に金メダル、ソリョンが銀メダルを獲得! でも、ここでも大人のドロドロが…。

手のひらを返す大人たちと、ネットでの誹謗中傷

ラグビー部が試合には負けたけど、なんと大学のスカウトたちの評価レポートが学校に届いたの! それを見た途端、今までラグビー部を邪魔者扱いしてたジョンマン校長代理の態度が豹変! 急に練習場をラグビー部優先にしちゃって、今まで使ってた体操部を追い出しちゃうんだから、もう現金すぎ。

そのせいで、体操部のフンナムは怒り心頭。お前には何もかもが簡単に手に入るってガラムに怒りをぶつけるシーンは、見ててつらかったな。

そんな中、もっと最悪な事件が起きるの。ネットにウンは昔いじめっ子だったっていうデマが流されちゃうんだ。

明かされるウンの過去と、仲間たちの行動

実は、ウンがタックルできないのは、過去のトラウマが原因だったんだ。

昔、いじめっ子グループに絡まれたウン。彼らがウンのお父さんまで脅してきたから、カッとなってリーダー格のゴンチャンにタックルしちゃったんだ。そしたら、相手がレンガの山に頭をぶつけて、死にかけたっていう壮絶な過去が…。ゴンチャンは8週間入院して回復したけど、ウンの心には深い傷が残って、タックルができなくなってたってわけ。

このデマを流したのが、その時のいじめっ子ゴンチャン。真実を知ったチームのみんなは、ウンのために黙っていられなかった。コーチのガラムに内緒でゴンチャンのところに行って、ソンジュンが土下座までして頼み込んで、投稿を削除させたんだ。仲間って、本当にいいね…。

ガラムの愛のムチと、ウンの涙のタックル

でも、ガラムは彼らの行動を手放しでは喜ばなかった。俺を信じずに、嘘をついて、危険なことをしたって、チーム全員に罰を与えるんだ。その罰っていうのが、コーチである自分に、全員が満足するまでタックルし続けること。

何時間も続く過酷な練習。それでもウンは、まだためらってしまう。そこにガラムが呼んだウンのお父さんが現れて、タックルできないなら、ラグビー部を辞めて家に帰るぞって最後通告。

仲間のもとを去るか、過去を乗り越えるか。その選択を迫られたウンは、ついに、涙ながらにガラムへ渾身のタックルを成功させるんだ! このシーンは、本当に胸が熱くなったよ。

推薦をめぐる暴力事件と、衝撃のラスト

一方で、射撃部ではとんでもない事件が起きてた。

大学への推薦入学の枠を、ナクギュンコーチが不正にソリョンに渡そうとしてたんだ。しかも、当のソリョンは全く乗り気じゃないのにね。本来選ばれるべきウジンは、ナクギュンに不正を突きつけるんだけど、逆上したナクギュンがウジンに暴力を振るい始めたの!

ガラスの陳列棚に叩きつけられて、倒れてもなお暴力を振るわれるウジン…。そこにイジが駆けつけるんだけど、ナクギュンはお前はイップスで撃てないだろってあざ笑うんだ。

でも、次の瞬間、イジは引き金を引いた。銃声が響き渡って、8話は終わり。え、誰が撃たれたの!?って、最悪の形で次回に続くんだよ…。

『TRY 〜僕たちは奇跡になる〜』第8話の感想

今回のエピソードは、登場人物たちの感情が激しくぶつかり合う、非常に密度の濃い回でした。特に、ウンが過去のトラウマを乗り越える過程は、胸を打つものがあります。仲間たちが彼のために危険を顧みず行動する姿には、彼らの絆の強さを感じました。しかし、それを良しとせず、指導者として厳しくも愛情のある罰を与えるガラムの姿は、このドラマの核となるテーマを象徴しているようです。一方で、ナクギュンによるウジンへの暴力シーンは、目を覆いたくなるほど衝撃的でした。スポーツの世界における大人の腐敗や身勝手さが、若者たちの純粋な情熱と対比的に描かれており、強い憤りを感じさせます。正義とは何か、仲間とは何かを深く考えさせられる内容でした。

つづく