やあ!ドラマ『TRY 〜僕たちは奇跡になる〜』、第9話もすごかったね。今回は、今までいがみ合ってたコーチ同士の和解っていう感動的な展開もあったけど、その一方で、見ていて胸が苦しくなるようなひどい出来事もあって…。早速、何が起こったか詳しく見ていこう!

ドーピング疑惑で大乱闘!コーチ交換の罰ゲーム?

話は、エアロビクスのコーチ、フンナムがガラムの部屋に乗り込んでくるところから始まる。ラグビー部が急に強くなったのは、ガラムが生徒にドーピングさせてるからだって疑ってるんだ。ガラムの部屋から薬が消えて、追いかけるんだけど、時すでに遅し。

フンナムは保健室でラグビー部員たちにドーピング検査キットを渡して、無理やり検査させようとするんだよね。ひどくない?そこにガラムが駆けつけて、フンナムと取っ組み合いの大ゲンカに発展。コーチを守ろうと、ラグビー部とエアロビクス部の生徒たちまで巻き込んで、もうめちゃくちゃ!

この騒ぎの罰として、カン校長はガラムとフンナムに、お互いのチームを指導するように命じるんだ。相手の立場になってみろってことだね。

閉じ込められて、まさかの和解へ

最初はイヤホン越しに指示を出すだけで、お互い干渉しない約束だった。でも、フンナムはラグビー部の柔軟性のなさに気づいて手助けし、ガラムもエアロビクス部の連携をサポート。結局、お互いのチームのことを考えちゃうんだよね。

そんな二人を見て、生徒たちが一肌脱ぐ!仲直りするまで出さない!って、ガラムとフンナムを部室に閉じ込めちゃったんだ。そこでガラムが持病の呼吸器系の発作を起こして、フンナムに薬を渡すよう頼む。

ガラムは、全国大会が終わったら手術を受ける予定で、それまで薬でなんとか持たせていることを告白。フンナムも、かつて自分が実力不足で試合に出られなかった経験から、生徒たちのために必死になるガラムの気持ちを理解するんだ。

さらに、飲みに行った席で、20年前の高校時代の誤解が明らかに。当時、フンナムはケガをしていたガラムを気遣ったコーチの判断を、自分が見限られたせいだと思い込んで、ずっと根に持っていたんだ。20年越しの勘違いが解けて、二人はやっと和解するんだよね。

卑劣なナクギュン、イジを追い詰める

一方で、射撃部の問題は最悪の方向へ。ウジンへの暴行疑惑を調査する委員会で、コーチのイジは、ナクギュンが推薦書を書き換えてウジンを暴行したと証言する。でも、ナクギュンはただの事故だったとしらを切り、なんとウジンの母親までナクギュンを支持。ナクギュンが1年後にはデハン大学に入れるようにプロチームとの練習を組んでやると裏で取引していたからだ。

結局、イジは学校を追い出されることに。ガラムは戦うように言うけど、イジはコーチを辞め、選手として全国大会を目指すことを決意する。

追い詰められたウジンと、衝撃のラスト

ナクギュンの指導に戻ったウジンは、彼の嫌がらせで精神的にボロボロに。練習中に倒れそうになったり、階段から落ちそうになったり、見ていられないほど。そんな中、ソンジュンは、ウジンを助けるウンの姿を見て、嫉妬心から練習で無理をして肩を痛めてしまう。

そして、ウジンが行方不明になったと連絡が入り、イジが病院で彼女を発見。ウジンはもうまともに撃てない、ママに辞めさせられると泣き崩れる。

ウジンを救いたい一心で、イジはゴルフ練習場にいるナクギュンの元へ行き、土下座して復職を懇願する。ナクギュンはそんなイジをあざ笑い、ひざまずかせたままボール拾いをさせるという、信じられない屈辱を与えるんだ。

その場に居合わせたフンナムたちもドン引きする中、ついにガラムが登場。その光景にブチ切れたガラムは、ゴルフクラブで窓ガラスを叩き割り、怒りの形相でナクギュンに殴りかかっていったところで、9話は終わり。いやもう、言葉が出ないよ…。

『TRY 〜僕たちは奇跡になる〜』第9話の感想

今回は感情が大きく揺さぶられる回だったな。ガラムとフンナムの20年来の誤解が解けるシーンは、すごく良かった。お互い、生徒を思う気持ちは同じだったんだって分かって、不器用な男たちの友情にグッときたよ。生徒たちが二人を仲直りさせようと奮闘する姿も、かわいくて応援したくなったな。

その一方で、ナクギュンの非道さには本当に腹が立った。自分の保身のために生徒の未来を潰し、助けようとするイジにあそこまで屈辱的な仕打ちをするなんて、許せない。イジがウジンのために土下座するシーンは、見ていて本当に胸が苦しくなった。登場人物たちの選択が、それぞれの正義や愛情に基づいているからこそ、簡単には割り切れなくて、物語に深く引き込まれる。最後のガラムの怒りの爆発は、当然の結果だと思う。

つづく