今回は、ますます目が離せない『秘密の扉』第4話について、熱く語っていくね。親友フンボクの死の真相を追う世子イ・ソン。だけど、彼を待ち受けていたのは、信じられない裏切りと、さらなる絶望の始まりだったんだ…!

親友からの裏切り?仕組まれた偽りの証言

フンボク殺害事件の唯一の目撃者として、同僚の画員チョン・ウンが捕らえられた。これで真実が明らかになる!と期待したのも束の間、チョン・ウンの口から出たのは衝撃の言葉だった。フンボクは日頃から王室を呪っていたと。

偽の手紙まで証拠として突きつけられ、イ・ソンは愕然。あんなに仲が良かった親友が、自分を裏切っていたなんて…。信じたくない気持ちと、積み上げられた証拠の間で、イ・ソンの心は引き裂かれちゃうんだ。

実はこれ、すべて仕組まれた罠。キム・テクの命令を受けた暗殺者が、チョン・ウンの弟を人質にとって脅迫し、偽の証言をさせていたんだよ。そして、その暗殺者の正体は…なんと、イ・ソンの護衛官カン・ピルチェ!一番近くにいた人物が、一番の敵だったなんて、もう誰を信じたらいいの!?

絶望したイ・ソンは、フンボクとの思い出が詰まった最後の手紙を、湖に投げ捨ててしまう。このシーン、イ・ソンの悲痛な叫びが聞こえてくるようで、胸が張り裂けそうだったよ…。

父王の冷酷な教えと、ジダムの光

傷心のイ・ソンに、父であるヨンジョ王は追い打ちをかけるように冷たい言葉を告げる。王になる者に友は許されぬ。誰一人として心を許してはならん。王の孤独と非情さを説くヨンジョだけど、その言葉はイ・ソンの心をさらに凍らせるだけだった。

結局、イ・ソンはフンボクを逆賊と認める王命に署名。フンボクの家族は奴婢として連行されてしまう。もうだめか…と思ったその時、一筋の光が差し込むんだ!

そう、我らがヒロイン、ソ・ジダム!事件がこのまま終わるはずがないと信じる彼女は、なんと大きな箱に隠れて宮殿に潜入!命がけでイ・ソンに接触し、フンボクが殺害現場に落とした貸本札を手渡すんだ。これぞ真実の証拠!ジダムの勇気と行動力が、絶望の淵にいたイ・ソンの心を再び動かすんだよね。

第二の殺人、そして深まる謎

ジダムの情報をもとに、二人はチョン・ウンの家へ向かう。しかし、時すでに遅く、チョン・ウンは血まみれで殺されていたんだ。現場には偽の遺書と、組織の印が入った刀、そして血で書かれたダイイングメッセージ화부도(ファブタド)が…。

刀の持ち主を追ってたどり着いたのは、ごろつきの頭領チョルチュ。イ・ソンは怒りに任せて彼に襲いかかるけど、チョルチュは犯人じゃなかった。それどころか、ジダムに頼まれてフンボクの亡骸を埋葬してくれた、意外な協力者だったんだ。

そして、事態はさらに複雑に。イ・ソンの師であるパク・ムンスが、事件の裏で何かを画策していることが明らかに。彼がチョルチュに指示してフンボクの遺体を井戸に運ばせていたなんて…味方だと思っていたのに、一体どういうこと!?

怒りの爆発!父子の対立は頂点へ

事件の黒幕たちは、チョン・ウン殺しも自殺として処理し、一件落着と高笑い。ヨンジョ王は、事件隠蔽に協力したホン警務官を、なんと兵曹判書(国防大臣)に昇進させようとするんだ。

この理不尽な人事に、ついにイ・ソンの怒りが爆発!彼は宴の席をひっくり返し、ホンの喉元を踏みつけ死ね!と絶叫する。その狂気じみた姿を見たヨンジョ王は、最初は笑っていたものの、その表情はみるみるうちに恐ろしい怒りへと変わり…お前を殺してやる!。

父が息子に放った殺意。もう後戻りはできない。二人の対立は、最悪の結末に向かって突き進んでいくよ!

『秘密の扉』第4話の感想

今回は、イ・ソンの感情がこれでもかと揺さぶられる回でしたね。親友に裏切られたという絶望から、ジダムの登場によってわずかな希望を見出し、そして父との決定的な対立へと向かう。この感情の起伏が、見ているこちらの心にも深く突き刺さりました。特に、ヨンジョ王がイ・ソンに友を捨てろと諭す場面は、王として生きる孤独と非情さが伝わってきて、非常に印象的でした。一方で、ジダムの真っ直ぐな正義感と行動力は、この重苦しい物語の中での救いですね。彼女の存在が、これからイ・ソンをどう変えていくのか、そして複雑に絡み合った謎がどう解き明かされていくのか、目が離せません。

つづく