ねえ、聞いた?『エスクワイア』の7話、今回もなかなかヘビーだったよね。ソクフンの過去が今の事件に重くのしかかってきて、見てるこっちも考えさせられちゃった。事務所の中もギスギスしてるし、一体どうなっちゃうの?って感じ。
早速、7話で何が起こったのか、がっつり振り返っていこう!
罪悪感を抱える過去の事件
話は2年前にさかのぼる。あるひき逃げ事件で、チャ・ヨンソンという女性が犯人の車のナンバーを目撃するんだ。でも彼女、実はアルツハイマー病を患っていて、記憶が曖昧だった。
そして、その時の裁判で被告側の弁護士だったのが、なんとソクフン。彼はヨンソンのアルツハイマーを法廷で指摘して、彼女の証言の信憑性を崩し、勝訴したんだよね。でも、そのせいでひき逃げされた子供は亡くなり、犯人は野放しに。これは後々までソクフンの心に重くのしかかることになるんだ。
愛か、それとも犯罪か?自殺幇助事件
そして現在。空港でソクフンは、あの時の目撃者ヨンソンの夫、チョンヒョンが逮捕されるのを目撃する。容疑は、亡くなった妻の自殺を助けた自殺幇助。
ヨンソンは自分の記憶が失われていくことに苦しみ、スイスで安楽死することを選んだんだ。夫のチョンヒョンは、彼女の最後の願いを叶えるために協力した。でも、ヨンソンの弟が兄が遺産目当てで姉を殺したと訴えを起こしたことで、事態は複雑に。
ソクフンは過去の裁判への罪悪感もあって、チョンヒョンの弁護を引き受けることを決意する。
裁判では、チョンヒョンに過去の不倫という不利な事実も明らかになる。でも彼は、過ちを認めた上で、色褪せながらも形を変えていく愛の形を虹に例えて、心からの愛を訴えるんだ。このシーン、すごく胸に響くよ。
だけど、法律の壁は厚かった。結局、チョンヒョンには懲役1年の実刑判決が下されちゃうんだよね。愛ゆえの行動が、法の下では罪になってしまうっていう、なんともやるせない結末だった。
事務所に渦巻く陰謀と人間模様
一方で、ソクフンたちが働く法律事務所ユルリムも、かなりきな臭いことになってる。
Na-yeonが進める成果主義の給与システムに、古株の上級顧問たちが猛反発。彼らはNa-yeonを追い出すために、彼女と親しいソクフンのスキャンダルをでっち上げようと画策するんだ。若手弁護士のソ・ヘジンが夜中にソクフンの家に入る写真を撮らせて、二人が不適切な関係にあるかのような噂を流そうとするの。ひどくない?
さらに、彼らの罠はこれだけじゃない。進行中のMGC証券の裁判で、わざとユルリム側に不利な内部資料を紛れ込ませて、情報漏洩の罪をなすりつけようとするんだ。ソクフンはすぐにこれが罠だと気づくけど、状況はかなりヤバい。
そんな中、キャラクターたちのプライベートも大きく動くよ。
- ソクフンと元妻ヨナ: 今回の事件をきっかけに、ソクフンは元妻ヨナとの関係に完全に終止符を打つ。愛の形が変わってしまったことを受け入れて、前に進むことを決めるんだ。
- ジヌとミンジョン: この二人の距離も少しずつ縮まってる感じ。ミンジョンの元夫と元義母が事務所に怒鳴り込んでくるんだけど、彼女がゴミは捨ててきてって警備員に言い放つシーンは最高にスカッとする!強い女性ってカッコいいよね。そんな彼女を、ジヌは優しく見守ってる。
- ソクフンとヒョミン: ソクフンが落ち込んでいる時、そばにいてくれるのがヒョミン。二人が深夜にお茶を飲みながら語り合うシーンは、すごく穏やかで、二人の絆の深さを感じるよ。
物語の最後は、ソクフンがいない間に緊急パートナー会議が開かれて、彼のでっち上げられたスキャンダルが追及されるっていう、最悪の場面で終わるんだ。もう、どうなっちゃうの!?
『エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち』第7話の感想
今回のエピソードは、尊厳死や愛の多様な形といった、非常に重く、しかし誰もが向き合う可能性のあるテーマを扱っていました。被告人が法廷で語った愛の虹の比喩は、鮮烈な愛情だけでなく、時間と共に色を変えていく穏やかな愛情もまた真実の愛なのだと教えてくれ、深く考えさせられました。法の下では裁かれてしまうその行為の裏にある人間的な苦悩が、丁寧に描かれていたと思います。一方で、事務所内ではじりじりとソクフンを追い詰める陰湿な罠が進行しており、物語の緊張感を高めています。キャラクターそれぞれの過去や人間関係が、メインの事件と絡み合いながら深まっていく様子は見事でした。特に、逆境に毅然と立ち向かうミンジョンの強さには、勇気をもらえます。
つづく