あらすじとネタバレ

ソクフン、絶体絶命? いや、大逆転劇の始まりだ

おいおい、ユン・ソクフンがいきなり大ピンチだぞ。パートナー全員の前で、ソクフンをハメるための証拠が突きつけられた。事務所内の空気は最悪。でも、当の本人は超クール。俺がこのくだらない主張の潔白を証明してやるってさ。かっこいいじゃないか。

そもそも、この騒動はソクフンが不正な書類を裁判所に提出したって疑惑から始まってる。でも、ソクフンはそんなことしてない。ユリム法律事務所のセキュリティは万全だ。全ての書類には固有IDが付いてるから、誰がアクセスしたか一発でわかる。

調べてみたら、案の定、犯人が割れた。カン・ミンジュンのパソコンから仕込まれたものだった。でも本当の黒幕は別にいる。イ・ジヌがミンジュンのPCを借りるフリして、彼をハメたんだ。この陰謀にはコ・テソプも一枚噛んでる。まったく、どいつもこいつも油断ならない連中だ。

明るみに出るドユンのゲスな正体

追い詰められたテソプが反撃に出る。ヘジンっていう女性が夜中にソクフンの家を訪ねてきたことを暴露したんだ。一見、ソクフンのスキャンダルに見える。

でも、これがとんでもない話につながる。ヘジンは職場でホン・ドユンに地獄のような目に遭わされてた。過酷な労働を強いられ、罵倒され、精神的に追い詰められていたんだ。彼女は仕事を辞めようとまで考えた。するとドユンは態度を変え、高級な会食に彼女を連れ出すようになった。

これでパワハラは一時的に収まった。でも、ドユンの本当の狙いはもっと汚かった。彼はヘジンに不適切な接触を始め、最終的には関係を持つまでに至った。ヘジンが元に戻りたいと伝えると、ドユンは彼女の評判をズタズタにすると脅迫した。マジでクズすぎる。ソクフンはヘジンを守るため、そしてドユンの悪事を暴くために動く。ドユンはブローカーとの違法な癒着も発覚して、完全に終わりだ。

新たな事件。DV被害者のキャスターを守れるか

場面は変わって、今度はカン・ヒョミンが担当する新しい事件だ。依頼人は、有名ニュースキャスターのハン・ソリョン。夫への暴行容疑で警察にいる。本人は精神科の薬を飲んでいて、その間の記憶が全くないって主張してる。ヒョミンにとって、この事件は他人事じゃないみたいだ。彼女を弁護しようと必死になる。

この事件、かなり厄介だ。ソクフンも、せいぜい心神耗弱を主張するのがやっとだろうって見てる。そんな中、ジヌがミンジョンのために一仕事する。彼女が失くしたビデオカメラの映像を復元してくれたんだ。そこには、彼女が母親と済州島へ行った、最初で最後の旅行の思い出が詰まっていた。映像を見て泣き崩れるミンジョンを、ジヌがそっと抱きしめる。こっちのサイドストーリーも目が離せない。

彼女は本当に怪物なのか?

ソリョンの事件には、もっと深い闇があった。彼女は10年間も夫からDVを受けていたんだ。 被殴打女性症候群と診断されるほどの深刻なトラウマを抱えていた。彼女が飲んでいた薬には、攻撃的になる副作用があった。病院での実験でも、薬を飲むと彼女が荒れることが確認された。

でも、話はそれだけじゃ終わらない。ソリョンは、自宅に隠しカメラを設置していた。その映像には、彼女が夫に暴力をふるう姿がはっきりと映っていた。彼女は夫から殴られそうになると、わざと薬を飲んでいたんだ。強くなった自分をワンダーウーマンだと感じて、夫に反撃するために。これは弁護側からすると最悪の事実だ。自発的酩酊と見なされれば、心神喪失による無罪は勝ち取れない。

ソクフンの言う正義と、驚きの裁判結果

ヒョミンは倫理的なジレンマに陥る。彼女の苦悩を見て、ソクフンが口を開く。正義とは、守るべき人を守ることだ。彼は、合法性を装った法の抜け穴を使うようにヒョミンを諭す。

そして裁判の日。ソクフンは法廷で、ソリョンが薬を服用している間は正気ではなかったと主張する。医師の診断書、病院で暴れる映像、さらには脳のスキャンデータまで証拠として提出した。

結果は、なんと無罪。ヒョミンは、このギリギリの戦いに勝利した。その夜、彼女はビールを手にソクフンのオフィスを訪れる。感謝を伝えるために。二人は屋上で、一緒にビールを飲みながら語り合った。

今回のエピソード、ぶっちゃけどうだった?

いやあ、今回はマジで濃かったな。ソクフンを陥れようとした連中へのカウンターが鮮やかすぎて、見ていてスカッとした。特に、クズ上司ドユンの悪事が全部バレて破滅していく様は最高だったね。

でも、それ以上に心に残ったのはハン・ソリョンの事件だ。10年間もDVに苦しんだ女性が、薬の力を借りて初めて反撃できた。これを罪と呼べるのか? 彼女は自分をワンダーウーマンだと言ったけど、その言葉が悲しく響いたよ。法の下では自発的酩酊かもしれないけど、彼女をそこまで追い詰めたのは誰なんだって話だ。

ソクフンの正義とは守るべき人を守ることだっていうセリフが、このエピソードのすべてを物語ってる。綺麗事だけじゃ誰も救えない。時にはグレーな手段を使ってでも、目の前の人間を守り抜く。それが彼のやり方なんだ。ヒョミンもそのやり方を学んで、また一つ弁護士として成長した。最後の屋上のシーンは、二人の絆が深まった感じがして、すごく良かったな。

つづく