ねえ、聞いて!『メリーキルズピープル』の6話、とんでもないことになったよ。今回は、ソジョンがどうして安楽死を手伝うようになったのか、その原点が全部わかっちゃう回だったんだ。もう、ただただ衝撃…。
ソジョン、ついに逮捕される
物語はいきなりクライマックス。ソジョンがイ・ウニの安楽死を手伝ったその瞬間、ジフン刑事が踏み込んできて、殺人の現行犯で逮捕されちゃうの!ずっとヒヤヒヤしてたけど、ついにこの時が来たかって感じ。
警察署で、ジフンはソジョンの過去をえぐってくる。特に、彼女のお母さんが亡くなった事件のこと。お母さんの手を縛ったのは君だろうって。ソジョンは、お母さんが子供たちと遊ぶんだと思ってたって言うんだけど、ジフンは全然信じてくれない。
でも、ユン神父はソジョンをかばうんだ。彼女は母親の自殺を止めようと必死だったって。回想シーンでは、16歳のソジョンが湖でお母さんを見つけられなくて、必死に神父様に助けを求める姿が映し出されて、もう胸が痛い…。
すべての始まり2年前の事件
話はさらに2年前にさかのぼる。ソジョンがまだ、今みたいな仕事を始める前のこと。
救急病院で働いていたソジョンの元に、末期がんで苦しむ娘を連れたクォン・ギョンミっていう女性がやってくる。この子を痛みから解放してあげて。殺してって泣きながら頼むんだけど、もちろんソジョンは断る。でも後日、そのお母さんが自分の手で娘を安楽死させて逮捕されたってニュースを知って、ソジョンは大きなショックを受けるんだ。
さらに決定的な出来事が起きる。以前ソジョンが治療した建設作業員の男性が、事故でひどい火傷を負って運ばれてくるの。彼は耐え難い痛みに殺してくれって毎日叫び続ける。ソジョンは彼の治療費まで負担して、なんとか生きるように励ますんだけど…。彼はここは地獄だって言って、ソジョンの目の前で自ら命を絶ってしまうんだ。
この一連の出来事が、ソジョンの心を大きく揺さぶったんだろうね。ただ見ているだけじゃ、苦しむ人を救えないって。
衝撃の告白が連鎖する!
そして現在。事態は急展開を迎える。
なんと、ユン神父が突然イ・ウニを殺したのは私だって自白するの!え、どういうこと!?ってパニックになってたら、今度はデヒョンまで。全部俺が始めたことなんだ。ミナを殺した時から…って。
もう誰が何を隠していて、何が本当なのか分からない!みんながソジョンを守ろうとしてるのか、それとも…。
母の死の、本当の真実
最後に、ソジョンの母親が亡くなった日の、本当の記憶が明らかになる。
ソジョンは、湖に飛び込んだお母さんの手をほどこうと必死だった。でも、お母さんはそれを拒んだんだ。娘に助けられることを、自ら…。
ソジョンがずっと抱えてきた罪悪感とトラウマの正体が、あまりにも切なくて、言葉を失っちゃうよ。
『メリーキルズピープル』第6話の感想
今回は、ソジョンというキャラクターの核心に触れる、本当に重くて深いエピソードでした。彼女がなぜ安楽死という禁断の領域に足を踏み入れたのか、その理由が痛いほど伝わってきました。特に、助けを求める火傷の患者を救えなかった無力感と、目の前で彼が自ら命を絶つシーンは、彼女の正義感を根底から揺るがすのに十分な出来事だったと感じます。
また、ユン神父とデヒョンの突然の告白には驚かされました。彼らもまた、それぞれの形で罪悪感や責任を感じていて、ソジョンを庇おうとする行動が、かえって事態を複雑にしています。誰か一人が悪なのではなく、それぞれの正義や愛情が絡み合って、誰も幸せにならない方向へ進んでいくのが、このドラマのやるせない魅力ですね。ソジョンの母親の死の真相も、彼女の行動原理を理解する上で欠かせない、悲しい真実でした。
つづく