いやあ、今回の10話はマジで息つく暇もなかったな!恋敵は乗り込んでくるわ、王様は倒れるわ、やっとくっついたと思ったら地獄に突き落とされるわで、感情がぐちゃぐちゃだよ。

王妃候補の登場と、追われるオクチョン

まず冒頭からキツい。未来の王妃になる仁顕(イニョン)が、ものすごい行列で宮殿に入ってくるんだ。 その一方で、俺たちのオクチョンは宮殿から追い出されて、門の前で呆然としてる。意識不明のイ・スンをただただ心配してね。

そこに仁顕が通りかかって、二人の視線がバチバチにぶつかる。オクチョンは仁顕の行列のために、兵士に乱暴にどかされちゃうんだ。このシーン、見てるこっちが悔しくなったよ。

でも、男気を見せたのがトンピョン君だ。彼は明聖王后(王様の母ちゃん)に逆らって、オクチョンは俺が保護するって宣言するんだ。王が倒れている今、王が愛した女を守るのは自分の役目だってさ。かっこいいじゃないか。

王の目覚めと、仕組まれた結婚

宮殿の中じゃ、仁顕が甲斐甲斐しくイ・スンの看病を始めてる。王の母、明聖王后は息子の回復を願って、なんと真冬に冷水を浴びながら祈祷を始めるんだ。この人、色々ヤバいけど息子への愛だけは本物なんだな。

そのおかげか、イ・スンはついに目を覚ます。昏睡状態の中、ずっと子供の頃のオクチョンとの出会いを夢に見てたんだ。だから、目覚めて最初に口にしたのもオクチョンって名前。切なすぎるだろ!でも、目の前にいたのは仁顕だった。

王が目覚めた途端、周りは早く仁顕と結婚しろの大合唱。特に仁顕の親父、ミン・ユジュンがうるさい。イ・スンは当然乗り気じゃない。彼の心にはオクチョンしかいないからね。でも、イ・スンはここで重要なことを思い出す。子供の頃に出会った少女が、オクチョンだったってことに、やっと気づいたんだ。

婚礼当日の脱走劇!愛のための選択

イ・スンはオクチョンが宮殿からいなくなったと知って、必死に探す。でも、明聖王后がオクチョンは清国へ逃げたって嘘の情報を流してたんだ。

その頃、オクチョンはトンピョン君の屋敷にいた。トンピョン君は、王が仁顕と結婚するって事実を告げる。 王を愛した女の運命は悲惨だって言う彼の言葉が、重くのしかかる。彼はオクチョンに一緒に清国へ行こうと誘うけど、オクチョンは首を縦に振らない。イ・スンのそばに戻るって、彼女の決意は固かった。

ここでまたトンピョン君がいい仕事をする。彼は王に会うために宮殿に乗り込んで、イ・スンに直接問いただすんだ。愛する女のために、王座を捨てられるか?って。イ・スンは迷わず捨てられると答える。それを聞いて、トンピョン君はオクチョンの居場所を教えるんだ。自分の恋心を押し殺してさ。泣けるよ、ほんと。

王は婚礼の衣装を脱ぎ捨てて、馬で飛び出していく。結婚式当日に花嫁を放置して、別の女の元へ走るなんて前代未聞だ。仁顕とミン一族のプライドはズタズタ。ミン・ユジュンは復讐を誓う。

そして、イ・スンとオクチョンはついに再会する。二人はその夜、初めて結ばれるんだ。

束の間の幸せと、非情なる罠

イ・スンはオクチョンに、宮殿に住まいを用意して側室にすると約束する。やっと幸せになれると思ったのに、そんな時間は一瞬だった。すぐに明聖王后が危篤っていう知らせが届くんだ。

その裏で、ミン・ユジュンが動いていた。彼はオクチョンを消すために、卑劣な罠を仕掛ける。 王のお迎えですと偽ってオクチョンを連れ出し、人気のない小屋に拉致したんだ。

ミン・ユジュンはオクチョンに王をたぶらかした罪深い女めと言い放つ。でもオクチョンは負けてない。身分が低くても、人を愛する権利はあるって言い返すんだ。その言葉に逆上したミン・ユジュンは、オクチョンを柱に縛り付けて小屋に火を放つ。

燃え盛る炎の中で、オクチョンは意識を失いかける。その時、彼女の脳裏に、子供の頃のイ・スンとの約束がはっきりと蘇ったんだ。絶体絶命のピンチだったけど、叔父のチャン・ヒョンが部下を放っていて、ギリギリのところで救出される。

屈辱の果てに。オクチョン、覚醒す

オクチョンが火傷の治療を受けている間に、世界は動いていた。仁顕がイ・スンにある取引を持ちかけたんだ。私を王妃にしてくだされば、私がオクチョン様を宮殿に呼び戻す道筋をつけますって。 プライドを捨ててでも王妃の座が欲しい、その執念は恐ろしいよ。結局、イ・スンと仁顕の婚礼が執り行われる。

意識を取り戻したオクチョンは、叔父のチャン・ヒョンから王が結婚した事実を知らされる。絶望の淵に立たされたオクチョン。でも、彼女はもう泣いてるだけのか弱い女じゃなかった。涙をぐっとこらえて、チャン・ヒョンにこう言ったんだ。

叔父上の夢を叶えます。その代わり、私を王の女にしてくださいと。

彼女の瞳には、怒りと決意の炎が燃え上がっていた。誰にも虐げられない、誰にも奪われない、強い自分になるために。ここから、オクチョンの本当の戦いが始まるんだ。

このエピソードの感想

いやー、今回は本当に感情のアップダウンが激しすぎた!やっと結ばれたと思ったイ・スンとオクチョンが、一瞬で地獄に突き落とされる展開は、見ていて胸が張り裂けそうだったよ。特に、ミン・ユジュンがオクチョンを焼き殺そうとするシーンは、彼の非情さに本気で腹が立った。

でも、この回で一番グッときたのは、やっぱり最後のオクチョンの覚醒シーンだな。ただ愛されるのを待つんじゃなくて、自らの手で運命を掴み取ろうと決意した彼女の姿は、最高にかっこよかった。これまでの可憐なオクチョンも良かったけど、この強い眼差しを持ったオクチョンはもっと魅力的だ。

それと、トンピョン君の切ない男気にも泣かされた。好きな女の幸せのために、自ら恋の橋渡しをするなんて、どれだけ辛いか。彼には絶対に幸せになってほしい。

仁顕のしたたかさも見えてきて、女たちの戦いが本格化してきた感じ。ここからが本当の始まりだ。オクチョンの反撃がどうなるのか、目が離せないよ!

つづく