あらすじとネタバレ
ここからが本番、ネタバレ全開でいくぜ。
ヒビン(禧嬪)になったオクチョン、王妃に宣戦布告
粛宗(イ・スン)は、流産したオクチョンを王子を産んだも同然として、正一品のヒビン(禧嬪)の位を与えた。これでオクチョンは、ただの側室から宮廷の重要人物にのし上がったわけだ。
さっそくオクチョンは仁顕王后(イニョンワンフ)のもとへ向かう。彼女はもう以前のような、おとなしい女じゃない。これ以上、踏みつけられるのはごめんだと言い放つ。仁顕王后(イニョンワンフ)がどういう意味だと聞くと、オクチョンは私が妊娠していたことを本当に知らなかったのか?と問い詰めるんだ。
そして、こう宣言する。私の一番大切なものを失うところだった。これからはもう何も失わない。王妃の座、つまり次期国王の母となるその席は、このチャン・オクチョンが手に入れると。これはもう、完全な宣戦布告だ。仁顕王后(イニョンワンフ)は怒りに震えるけど、オクチョンの勢いは止められない。
大妃の罠とオクチョンの誓い
オクチョンの位が上がったことで、大妃(明聖王后)の態度が少し軟化したように見えた。粛宗に謝罪し、オクチョンをヒビンと呼び、さらには懐妊に効くという薬まで渡すんだ。
でも、もちろん裏がある。大妃は仁顕王后(イニョンワンフ)とオクチョンを呼びつける。そして、オクチョンに宮廷の掟を突きつけるんだ。側室が産んだ子は、すべて王妃の子として育てられると。
大妃はオクチョンに、生まれてくる子供をすべて仁顕王后(イニョンワンフ)に引き渡すと誓うよう迫る。もし誓わないなら、ここで自害すると脅してな。オクチョンは粛宗のために、屈辱的な誓いを立てるしかなかった。
明かされる真実と新たな陰謀
同じ頃、衝撃の事実が発覚する。医官の診断で、仁顕王后(イニョンワンフ)は不妊の体であることが判明するんだ。子宮が冷え切っていて、世継ぎを産むことは絶望的だと。
この知らせは、すぐに大妃と父ミン・ユジュンの耳に入る。彼らは新しい計画を立てる。仁顕王后(イニョンワンフ)が産めないなら、オクチョンの子宮を借りればいい。オクチョンに王子を産ませ、その子を奪い、母親であるオクチョンを始末するという、恐ろしい陰謀だ。
オクチョンもまた、仁顕王后(イニョンワンフ)が不妊であることを突き止める。叔父のチャン・ヒョンと会い、彼女は決意を固める。息子を産む前に、私が王妃になるしかないと。そのためには、仁顕王后(イニョンワンフ)に宮殿から消えてもらう必要がある。オクチョンの命を懸けた、壮大な計画がここから始まるんだ。
毒殺未遂事件、自作自演の幕開け
オクチョンは仁顕王后(イニョンワンフ)に優しく接し、自分が実家に帰る間、粛宗の夜食を用意してほしいと頼む。仁顕王后(イニョンワンフ)は何も疑わず、粛宗の好物を用意して彼の寝所へ向かう。
でも、オクチョンは実家には行かなかった。彼女は粛宗の寝所に戻り、仁顕王后(イニョンワンフ)と鉢合わせする。そして、粛宗と仁顕王后(イニョンワンフ)が見ている前で、仁顕王后(イニョンワンフ)が持ってきた夜食を毒見する。すると、オクチョンはその場で血を吐いて倒れてしまうんだ。
もちろん、これはすべてオクチョンの計画だ。叔父チャン・ヒョンが手に入れた、一時的に意識を失うだけの薬を使った自作自演だった。
粛宗はパニックになり、すぐに医官を呼ぶ。仁顕王后(イニョンワンフ)は、自分が持ってきた食事で事件が起きたため、真っ先に疑われることになる。オクチョンの命を懸けた罠が、見事に仁顕王后(イニョンワンフ)を追い詰めていく。宮殿中が大騒ぎになり、仁顕王后(イニョンワンフ)の立場は一気に危うくなった。
このエピソードの感想
いやー、今回のオクチョンはマジで怖かったな。もう昔の純粋な彼女はどこにもいない。王妃の座を手に入れるためなら、自分の命さえも駒として使う。その覚悟が凄まじいよ。イ・スンへの愛が、彼女をここまで変えてしまったのか。それとも、これが彼女の本性だったのか。見ていてゾクゾクした。
仁顕王后(イニョンワンフ)も、ただのお飾りじゃないことが分かってきた。オクチョンの妊娠を知りながら知らないふりをしていたり、したたかな一面がある。でも、オクチョンの策略の前では、あまりにも無力に見えたな。女たちの戦いが、ここから一気に加速していく感じがたまらない。
あと、市場で粛宗が出会った謎の女性、あれは後のトンイ(淑嬪チェ氏)だよな。偽金を見抜く鋭さを持っていて、粛宗も感心していた。この出会いが、今後の物語にどう絡んでくるのか。オクチョン、仁顕王后(イニョンワンフ)、そしてトンイ。三人の女の運命が交錯していくと思うと、来週が待ちきれないぜ。
つづく