あらすじとネタバレ
王様、本気を出す
いやー、今回の粛宗(スクチョン)はマジで怖かったよ。仁顕(イニョン)王后を追い出すって、もう決めてるんだ。南人派の家臣たちはビビってる。王妃様には何の落ち度もありませんなんて言ってるけど、無駄だね。粛宗の耳には届いてない。
そしたら今度はチャン・オクチョンが出てきた。家臣たちの前に堂々と姿を現すんだ。いつまで私を待たせる気?って。すごい度胸だよ。彼女はもう禧嬪(ヒビン)の地位じゃ満足できない。王妃の座しか見てないんだ。
粛宗は家臣たちに取引を持ちかける。仁顕王后(イニョンワンフ)の親父、ミン・ユジュンの首を差し出すって。そうすれば王妃の廃位に賛成するだろうってわけ。もう政治ゲームがえげつない。
無理やり作った廃位の理由
粛宗はついに仁顕王后(イニョンワンフ)を追い詰めるためのカードを切る。昔、仁顕王后(イニョンワンフ)が言った一言を引っ張り出してきたんだ。オクチョンのことを前世で自分が殺した獣の生まれ変わりって言ったやつ。あれを嫉妬の罪だと言い出した。王妃を追い出すための七つの理由、七去之悪の一つにこじつけたんだ。
頭いいけど、やり方が本当にえげつない!さらに息子がいない嘘をついて亡き母后を陥れたって、三つも罪をかぶせる。ミン・ユジュンはもう反論できない。自分の命を賭けるって言っちゃったからね。これで仁顕王后(イニョンワンフ)を廃位させる大義名分が完成した。
仁顕王后(イニョンワンフ)は親父が処刑されるって聞いて、粛宗の元へ走る。私を廃位してください。だから父を助けてって。彼女は自分の地位と引き換えに、親父の命を救ったんだ。健気だけど、あまりにも可哀想だよ。
ついに手に入れた最高の服
粛宗はすぐに命令を下す。仁顕王后(イニョンワンフ)を廃位して、チャン・オクチョンを新しい王妃にするって。オクチョンの元には、王妃だけが着られる赤い服が届けられた。彼女がずっと夢見てた最高の服だ。ついにこの国の国母になったんだよ。
冊封式は盛大に行われた。オクチョンは本当に綺麗だった。でも、彼女の顔はどこか不安そうにも見えたんだ。頂点に立った瞬間から、失う恐怖が始まるのかもしれない。
去りゆく王妃と新たな不安
宮殿を去る日、仁顕王后(イニョンワンフ)はオクチョンと対峙する。ここからの仁顕王后(イニョンワンフ)が強いんだ。あんたが私に吐いた唾が乾く頃、私は必ず戻ってくるって宣言する。鳥肌が立ったよ!彼女は負けてなんかいなかった。
王妃になったオクチョンは、すぐに不安に襲われ始める。悪夢を見たり、粛宗の寝所に他の女がいるんじゃないかって疑ったり。手に入れた座が、彼女をどんどん孤独にしていく。そんな時、オクチョンがトンピョン君に慰められているところを、粛宗が目撃してしまうんだ。最悪のタイミングだよ。
さらに、叔父のチャン・ヒョンが約束を果たせってプレッシャーをかけてくる。オクチョンは昔の放火事件をちらつかせて彼を黙らせるけど、敵は身内にもいる。そして、粛宗の前に謎の商人チン師匠が現れる。彼が、昔オクチョンが濡れ衣を着せられた毒殺未遂事件の真相を知っているみたいなんだ。物語が、一気にきな臭くなってきた。
このエピソードの感想
オクチョンがついに頂点に立った回だけど、同時に転落の始まりを予感させるのが皮肉だね。権力を手に入れた瞬間に、失うことへの恐怖が始まるっていうのがリアルだった。特に、宮殿を去る仁顕王后(イニョンワンフ)のセリフにはゾクっとさせられたよ。彼女の静かな怒りと復位への強い意志が見えて、今後の逆襲が本当に楽しみになった。粛宗も、もうオクチョンへの気持ちが純粋な愛情じゃなくて、ただの執着に見えてくる。このドロドロした関係から、もう誰も抜け出せない感じがたまらないね。
つづく