ジュノ、絶体絶命のピンチ

話は監査室から始まる。そこに、JUMBO製薬っていう会社の株主総会の通知が届くんだ。この会社、ピンと来た? そう、昔ジュノの兄ユン・スノがインサイダー取引で関わった、あのいわくつきの製薬会社。

この一件で、ハ・テスは完全にジュノを敵視。あいつは、この過去を隠すために会社に戻ってきたんだと決めつけてる。もう、目の敵って感じだね。

社内はすぐにざわつき始めて、ジュノに対する懲戒委員会が開かれることが決まる。しかも、あのイ・ドンジュンまでが自ら委員会への参加を申し出るんだ。一体、何を考えてるんだか。クァク・ミンジョンが掴んだ情報によると、監査室は確たる証拠を握ってるらしい。ジュノ、マジでヤバい状況だよ。

明かされる過去の真相

そんな中、ジュノはチェ・ジンスに、当時の真相を語り始める。ここからが、今回の話の肝になる部分だ。

すべてはハ・テスの仕込みだった

ジュノの口から出たのは、衝撃の事実だった。そもそもJUMBO製薬をジュノに紹介したのは、当時彼の上司だったハ・テス本人だったんだ。役員のコ・ビョンスを引き合わせたのも、ハ・テス。完全にグルだったわけ。

でも、ジュノは伝説の交渉人。そんなうまい話をすぐには信じない。契約を急がず、オ・スニョンとクァク・ミンジョンに徹底的な調査を命じたんだ。この判断が、後々重要になってくる。

チームが見抜いた詐欺の手口

ジュノのチームは、やっぱり優秀だった。クァク・ミンジョンは、JUMBO製薬が決算で赤字なのを突き止める。オ・スニョンは、彼らが開発中というADHD治療薬が、実はアメリカの会社の薬で、ちょうど特許が切れたものだと見抜いた。新薬発売のタイミングが、特許切れの時期と見事に重なってたんだ。怪しすぎるよね。

とどめは、ジュノ自身の現地調査。研究センターと聞いて行ってみたら、そこはただの倉庫。中には、アメリカ製の薬が山積み。連中は、他社の薬のパッケージを入れ替えて、自社開発だと偽るつもりだったんだ。赤字だったのも、その薬を仕入れ値より安く売って、売り上げがあるように見せかけるための偽装工作。手口が汚すぎる。

懲戒委員会、そして新たな疑惑

ジュノはすぐに詐欺の事実をハ・テスに報告した。でもその時、電話の向こうから聞こえてきたのは、黒幕コ・ビョンスの声。ハ・テスは、ジュノが報告してるまさにその時、詐欺師と飯を食ってたんだ。もう救いようがないよ。

場面は、現在の懲戒委員会に戻る。ジュノの兄ユン・スノが株を買った経緯も明らかになった。彼はコ・ビョンスに株価が上がるとそそのかされて、銀行から金を借りて株に手を出してしまった。

そして、委員会は決定的な証拠を突きつける。ユン・ジュノ、君自身もJUMBO製薬の株を保有していたね?。これに対して、ジュノはあっさりとはい、認めますと答える。

え、マジで? なんで? 状況はジュノに圧倒的に不利なまま、今回はここで終わり。どうなっちゃうんだよ、これ。

今回の感想

いやー、今回は本当にキツい回だったな。過去の不正を暴こうとしたジュノが、逆にその首謀者としてハメられるなんて、皮肉にもほどがある。信じてた上司に裏切られるって、想像しただけで胸が苦しくなるよ。ハ・テスのやり口は、本当にえげつない。自分の保身のためなら、部下を平気で切り捨てる。最低の上司だね。

唯一の希望は、オ・スニョンとクァク・ミンジョンが集めた証拠。この事実が、どう逆転の鍵になるのか。ジュノが最後に自分の株保有を認めたのも気になる。何か策があってのことなのか、それとも本当に万策尽きたのか。来週まで心臓がもたないよ!

つづく