今回の『北極星』第8話、マジで息つく暇もなかったよな。早速、何が起きたか一緒に振り返っていこうぜ。
あらすじとネタバレ
逃亡劇の始まりと新たな濡れ衣
物語は、サンホとムンジュがモレ港の銃撃戦から逃げ出すシーンで始まる。でも、安心する暇なんてない。ユ局長が速攻で二人をジュニク殺しの犯人に仕立て上げて、反逆者として全国に指名手配しやがった。やることがえげつないよな。
その頃、ムンジュの仲間ミジは警察に捕まって、きつい尋問を受けてる。こっちも心配だ。
サンホとムンジュは、なんとか人里離れた小屋に隠れて一夜を過ごす。ムンジュはもう全部捨てて、あなたと逃げたいって言うんだ。切実な思いだよな。でもサンホは、真実を暴くために彼女を助けたいって答える。ムンジュが一番輝くのは、みんなを守ろうとしている時だからって。泣かせるじゃないか。
ジュニクが残した最後のメッセージ
一方、オクソンの家では息子のウンソンが姿を消して大騒ぎ。実はウンソンと母親のハンナは、サンホの手引きで地下墓地に隠れていたんだ。
ムンジュとサンホは、ジュニクが何かを残したかもしれないと考えて、ムンジュの亡き赤ん坊が眠るお寺へ向かう。すると、骨壷の蓋の裏に手紙とUSBメモリが隠されていた。
手紙には衝撃の事実が書かれてた。ジュニクにはウンソンという息子がいて、自分の母親が実は大物のステラ・ヤングであることも、すべて世間に公表するつもりだったらしい。USBにはその証拠が全部入っていて、ムンジュにこれで身を守ってくれって。死んでから株が上がる男だよ、ジュニクは。
オクソンの正体と取引
場面は変わって、NIS(国家情報院)のオフィス。ユ局長がオクソンの正体が北朝鮮のスパイだと見抜いたことを告げる。そして、NISに協力すればスパイではなく愛国者として扱ってやると持ちかけるんだ。オクソンは、まずムンジュを逮捕させることを条件に、その取引を呑む。
そこへ、海外から帰国したジュニクの弟、ジュンサンが現れる。帰り道、車の中でジュンサンはオクソンに単刀直入に聞く。兄さんを殺したのか?って。オクソンの答えがヤバい。彼は私の息子ではなかった。鳥肌立ったよ、マジで。
国際的な陰謀とミジの危機
話はさらにデカくなる。イディシアっていう国が北朝鮮から武器を買っていて、アメリカのイーグルトン上院議員まで関わってるってことがわかる。ムンジュはこの巨大な陰謀をチェ大統領に直接伝えようと決意する。
そんな中、最悪のニュースが飛び込んでくる。警察から釈放されたミジが、車にはねられて連れ去られたんだ。もちろん、オクソンの仕業だ。オクソンはムンジュに電話して、ミジの命と引き換えにウンソンを渡せと要求してくる。どこまでやるんだ、あの女は。
ムンジュの決断と最後の賭け
ムンジュは、ハンナにウンソンを連れて遠くへ逃げるように指示する。その時、ハンナはムンジュに辛い真実を告げるんだ。ジュニクはムンジュを愛していたわけじゃなく、毎週息子に会うために来ていただけだったって。これはキツいよな。
でも、ムンジュはへこたれない。アンダーソンに頼んで、オクソンの会社を経由したイディシアの口座を凍結させる。これで武器取引の金の流れを止めようってわけだ。
そして、ムンジュは最後の賭けに出る。サンホには潜水艦の件を大統領に伝えてと頼み、自分は一人でオクソンの元へ向かう。
オクソンと対峙したムンジュは、ウンソン親子はもう国外に出たと伝える。ハンナが遺産を放棄したから、オクソンにはもうウンソンは必要ない。その代わり、自分がジュニク殺しの罪をかぶり、ジュニクの遺産もすべて渡すと提案する。その条件は、ミジの命を救うこと。この取引に、オクソンは応じるんだ。
今回のエピソードについての感想
いやー、今回はマジで情報量が多すぎた。次から次へと新しい事実が出てきて、頭が追いつかないくらいだったよ。サンホとムンジュが小屋で過ごすシーンは、このドラマで唯一かもしれない、つかの間の安らぎだったな。ああいう静かな時間があるからこそ、その後の怒涛の展開が際立つんだよな。
それにしても、オクソンが怖すぎる。彼は私の息子ではなかったってセリフ、しばらく耳から離れないぞ。彼女の目的は金だけなのか、それとももっと根深い何かがあるのか。底が見えない不気味さがすごい。
そして、ムンジュだよ。仲間を救うために、自分が殺人犯にさえなろうとする。その自己犠牲の精神にはグッとくるけど、見ていて本当にハラハラする。サンホが大統領にすべてを伝えられるかどうかが、次の展開の鍵を握ってる。とにかく、一瞬も目が離せない回だった。
つづく

