第8話:二つの事件が動き出す
今回は大きく分けて二つの話が同時に進む。一つはフィリップの新しい依頼。もう一つは、シン社長が追ってる昔の事件。どっちも見逃せない展開だったよ。
フィリップの新しい依頼人
物語は、ある女性医師チャ・ソヨンが謎の死を遂げるところから始まる。チェ・チョル刑事が何か知ってるんじゃないかって探ってた矢先だったのに。警察は早々に自殺として処理。いやいや、絶対何かあるだろって思うよね。
そんな中、フィリップのチキン店にモ・ソンミっていう女性が訪ねてくる。彼女、泣きながらフィリップに助けを求めてきたんだ。働いてるジムから半年も給料が未払いらしい。これはひどい話だ。
フィリップは早速そのパワーヘルスジムに乗り込む。そしたら、相手の弁護士はなんとフィリップの知り合いドンソク。フィリップはこの契約は従業員に不利すぎるって正論をぶつける。でも、ドンソクは全然聞く耳を持たない。こういう奴、いるよな。
この一件で、シオンの機嫌がめちゃくちゃ悪くなる。フィリップとソンミが親しげに見えたのが気に入らないみたい。まあ、嫉妬だよね。かわいいけど、ちょっと面倒くさい。
シン社長の裏の顔?
一方で、シン社長の周りもきな臭い。キム・スドンからの報告で、医師チャ・ソヨンが死んだ日に、ユン・ドンヒの口座に100万ドルもの大金が振り込まれていたことがわかる。ドンヒって、あのシン社長が気にかけてる青年だよね。なんでそんな大金が?
さらに怪しいのが、シン社長の行動。チキン店にキム・スンテっていう、いかにも裏社会の人間って感じの男が子分を連れてやってくる。シン社長は彼に何かを頼んでた。去り際にスンテが言った一言がヤバい。つるはしとかバールはいるか?。普通、友達にそんなこと聞かないだろ!
このやり取りをフィリップが目撃。すぐにキム判事に報告して、シン社長の動向を探るように言われる。シン社長、一体何をしようとしてるんだ。
まさかの共同戦線
結局、フィリップはソンミの件でシン社長に助けを求めることにした。実はフィリップ、過去にソンミが起こした別の裁判で、相手側の弁護士だったんだ。その負い目もあって、今回は何としても助けたいらしい。
話を聞いたシン社長は協力を快諾。仲間たちとジムに客として潜入する。そこで、トレーナーたちがノルマ達成のためにカード詐欺をしてる証拠をあっさり見つけ出す。さすがシン社長、仕事が早い。
この間も、フィリップとシオンの関係はギクシャクしたまま。フィリップはスーパーでシオンを見かけるんだけど、彼女が彼は彼氏じゃないって言ってるのを聞いちゃうんだ。それで何も言えなくなるフィリップ。切ないね。
事件は最悪の結末へ
フィリップたちが動いてることを知ったジム側は、ソンミを騙して黙らせようとする。未払いだった給料を払い、バリ支店のトレーナー候補になったなんてうまい話で釣る。そして、給料は受け取ったっていう書類にサインさせるんだ。ソンミはすっかり喜んで、フィリップにもう大丈夫だと連絡する。
でも、これは罠だった。その夜、フィリップとシオンがチキンを届けにジムへ行くと、ソンミは締め出されてた。ジムの中はもぬけの殻。会社ごと逃げられたってわけだ。最悪だよ。
同じ頃、チェ・チョルの方も大変なことになってた。死んだチャ・ソヨンのポケットからチョルの名刺が見つかって、なんと彼が容疑者に。刑事からこの事件から手を引いてくれと泣きつかれる始末。
でも、ここで重要な情報が入る。ソヨンが最後に話したのは、連邦医療センターのイ・ホジュン院長だった。チョルが院長の家に向かうと、信じられない光景が。あのユン・ドンヒが、院長をナイフで襲ってたんだ!
チョルが間一髪で助けに入り、そこにシン社長も到着。ドンヒは車で逃走。シン社長は追いかけるけど、ドアが開かずに逃げられてしまう。ドンヒ、お前は一体何者なんだ!
第8話の感想:やっと面白くなってきた!
今回は情報量が多くて、頭がパンクしそうだった。でも、めちゃくちゃ面白かった!フィリップの弁護士としての過去が明らかになって、彼がソンミを助けようとする理由に深みが出たよね。シオンとの関係も、ソンミの件をフィリップがちゃんと説明したことで、やっと雪解けムード。見てるこっちも一安心だよ。
それより何より、シン社長の動きが本当に読めない。つるはしとか死体を埋めるのに使えとか、セリフが物騒すぎる。でも、結局はジムの不正を暴いたり、弱者を助けるために動いてる。彼の正義がどこに向かっているのか、ますます目が離せない。
そして、チェ・チョルが追う事件。一気に核心に近づいた感じがする。チャ・ソヨンの死、ドンヒの口座、イ院長、全部が繋がってきて、最後の襲撃シーンは本当に手に汗握った。ドンヒがただの被害者じゃなくて、加害者にもなりうるっていう展開はゾクっとしたね。今までバラバラだった物語が一つに収束していく感じ、最高にワクワクする。
つづく


