ネタバレ:幸せの絶頂から悲劇のどん底へ
新婚生活と最初の波乱
マ・グァンスクとオ・ジャンスの新婚生活は、本当に幸せそうに始まった。見てるこっちが照れるくらいだよ。回想シーンで、グァンスクがチャンスに惚れた瞬間が描かれる。チャンスは家業の酒造りで、伝統的な麹(こうじ)を使うことにこだわっていた。効率的な現代のやり方じゃない。昔ながらの製法こそが、このマッコリの魂を守る唯一の方法だと熱く語るんだ。その姿を見て、グァンスクはこの人だって確信したわけだ。
でも、甘い時間はあっという間に終わる。二人が日常に戻ると、さっそくトラブルが発生。グァンスクの母親、チ・オクブンが近所の奥さんたちに囲まれてた。あんたがうちの旦那を誘惑したんだろうって、すごい剣幕で責められてる。そこに現れたのが、我らがチャンス。義理の母をかばって、なんなら一緒に住みましょうかとまで提案する。本当に頼りになる男だよ。グァンスクはその提案を、とりあえず保留にするんだけどね。
明かされる兄弟たちの秘密
この一件は、ほんの序の口だった。本当の問題は、チャンスの4人の弟たちが抱える秘密の方だ。チャンスとグァンスクは、次男のチョンスに会うために彼の職場へ向かう。エリートが集まる投資会社で働いてるはずだった。受付で二人が聞いたのは、信じられない事実だった。チョンスは2年近く前に会社を辞めていた。チームを守るために、ファンドの不正販売の責任を一人で被ったらしい。彼は狭い寮に一人で住み、家族に心配かけたくなくて失業を隠してたんだ。チャンスは胸が張り裂ける思いで弟と向き合う。チョンスは謝るけど、一緒に住もうという兄の申し出は断った。
秘密はこれだけじゃない。チャンスはチョンスの件を相談しようと、大学教授の三男ボムスを訪ねる。そこで彼は、また別の衝撃的な光景を目にする。ボムスが一人で赤ん坊のハニを育てていたんだ。妻は自分の人生が無駄になったと感じ、彼と子供を捨てて出て行ってしまった。次から次へと明かされる弟たちの嘘。さすがのチャンスも打ちのめされる。彼はボムスと姪のハニに、一緒に住むよう強く言った。四男フンスがネット配信でダンサーとして活動していること。末っ子のビクトリーが選手生命に関わる聴力の問題を抱えていること。他の弟たちの苦悩も、少しずつ見えてくる。
グァンスクの戦いと突然の悲劇
その頃、グァンスクは彼女自身の問題に直面していた。結婚式で着たウェディングドレスの裾が破れていた。ドレスショップから2000ドルの修理費を請求される。彼女は犯人を見つけるため、ホテルの防犯カメラ映像を手に入れた。映像に映っていたのは、あのホテルの会長ハン・ドンソクだった。無愛想でいかにも金持ちって感じの男だ。
物語の終わりは、あまりにも残酷だった。グァンスクはドンソクと対峙し、責任を取るように詰め寄る。彼はまったく取り合わない。その時、グァンスクの携帯が鳴った。電話の相手は、病院からだった。チャンスが配達の途中で、交通事故に遭ったという連絡。グァンスクと4人の弟たちは、一家の支柱を失った。ただただ、悲しみの声だけが響く。そんな終わり方だった。
第2話の感想
いや、ちょっと待ってくれ。2話だぞ。まだ始まったばかりじゃないか。それなのに、主人公のチャンスが退場するなんて誰が予想した?新婚生活の幸せな描写がたっぷりあった分、最後の事故の衝撃がとんでもないことになってる。この脚本、人の心をえぐるのがうますぎる。
弟たちがそれぞれ秘密を抱えていたのも、かなり重い。兄に心配をかけたくないっていう気持ちは分かる。でも、その優しさが裏目に出て、チャンスは何も知らないまま逝ってしまった。この皮肉がキツいんだよな。残されたグァンスクと、問題を抱えた4人の義理の弟たち。これからどうやってこの家族は再生していくんだろう。グァンスクがドレスの件で揉めてた会長ドンソクも、これからどう絡んでくるのか。もう気になることだらけだ。感情のアップダウンが激しすぎて、見終わった後しばらく動けなかったよ。
つづく