ネタバレ感想

全てが動き出す最終決戦

いやー、今回はいよいよ最終決戦って感じだったね。

イブリースが戻ってきたところから話は始まる。彼は過去のことで自分を責めまくってる。ガヨンが死んだのは自分のせいだって。ガヨンはそんな彼をなだめる。今は過去より未来に集中しなきゃって。この二人の絆、本当に強いよね。

一方で、ヨンヒョンの話も一区切りついた。彼は最後の願いでダジンのお父さんを救うことを選んだ。そのおかげか、ダジンは忘れてたパスワードを思い出す。二人のチャンネルは無事に成功する。ここはちょっとホッとするパートだったな。

あと、運転手のキムさん。彼はキム・ゲのことを忘れちゃったけど、捨て犬を助け始めてる。記憶がなくても、根っこの優しさは変わらないんだね。

ガヨンの秘策とイブリースの覚悟

ガヨン、今回はマジですごかった。彼女はパングムとミンジをランプに隠す。ミンジはもう全部察してて、みんなを元気づけようとする。健気だよな。

ここからがガヨンの本領発揮。彼女は銀行から下ろした全財産を持ってボギョンのところへ行く。そして、彼女の最後の願いを金で買うんだ。ボギョンも現金の方がいいってことで、あっさり取引成立。ガヨンのために願い事をする。この発想はなかった。

そこにイジラエルが現れる。彼はガヨンを説得しようとする。正しい願いをしろって。でも彼の本音はイブリースを殺して、神様からの評価を上げたいだけ。ガヨンはもちろん拒否。自分勝手な願いをすると宣言する。

その頃、屋敷ではハリドたちがシャディを拷問してる。イブリースをおびき出すために歌わせようとしてるんだ。イレムはイジラエルにイブリースの動きを報告する。彼女は、まだ戦争が終わってないと思ってるイジラエルを心配してる。

そして、ついに罠が発動する。シャディは歌うことに同意する。ハリドは父の力を避けるために、糸で自分の耳を聞こえなくする。周到だよね。

イレムの裏切りもここで確定する。彼女はランプを見つけて、ハリドに渡してしまう。ハリドの元にまんまと現れたイブリース。ハリドは父親のシャディを殺し、イブリースを捕らえる。イブリースは兄の復讐を誓う。マジで地獄絵図だよ。

でも、ガヨンの策はここから。彼女がボギョンに願わせたのは、イブリースが危険な時に彼の元へ行けることだった。ガヨンは捕らわれたイブリースの元へ現れ、彼を解放する。この展開は熱かった!

悲しい犠牲

イブリースはハリドを倒すため、糸を持ってザハラの庭へ向かう。そこで待っていたのはイジラエル。二人の戦いが始まる。結果はイブリースの勝利。でも彼はイジラエルの命を奪わない。いつか自分の喉を切れっていう命令を果たさせるために生かしておく。この関係、複雑すぎる。

屋敷では大乱闘が続く。サデはイレムの裏切りにショックを受ける。そこにチャンシクたちが駆けつける。

最悪の事態は、ハリドがランプからパングムとミンジを出した時に起きた。パングムはミンジをかばって撃たれる。彼女は死ぬ間際、ハリドの糸を飲み込んだ。ハリドはパングムの腹を裂いて糸を取り出そうとする。それを止めようとしたサデも死んでしまう。もう、次から次へと人が死んでいく。辛すぎる。

ハリドはガヨンを人質に取り、最後の願いを使えと脅す。でもその瞬間、ザハラの庭にいるイブリースがハリドの魂の花を破壊する。ハリドは黒い煙になって消滅した。

イブリースはシャディとの約束を果たした。彼は急いでガヨンの元へ戻り、残った敵を片付ける。

でも、全てが遅すぎた。パングムはもういない。葬儀のシーン、ガヨンは一粒も涙を流さないんだ。叔母はそんな彼女を葬列から追い出す。彼女の心の中は、もうぐちゃぐちゃなんだろうな。

今回のエピソードの感想

最終回直前って感じで、全ての物語が一気に動き出した回だった。特にガヨンの動きがすごかったな。ただ守られるヒロインじゃなくて、自分で考えて行動する。ボギョンから願いを買い取って、イブリースを助けに行くっていう能動的な動きが本当に良かった。

一方で、犠牲も大きすぎた。パングムとサデの死は本当にショック。特にパングムは、最後までミンジとガヨンを想って行動してたのが泣ける。ハリドの糸を飲み込んで死ぬっていう最期も壮絶だった。イブリースとイジラエルの戦いも一つの決着がついたけど、イブリースは彼を殺さない。この二人の複雑な関係も、このドラマの魅力の一つだよね。

最後の、ガヨンが葬式で泣かないシーン。彼女が何を考えているのか、次の最終回でどうなるのか、本当に目が離せない。本当に重くて、見ごたえのある回だったよ。

つづく