あらすじ
ジョンフンが本格的に動き出す。ガヨンは自分の周りで起きる不審な出来事から、自分が狙われていることに気づき始めるんだ。一方、イブリースは自分の失われた過去の記憶に繋がる、とんでもない手がかりを発見する。ガヨンとの関係も、ただの契約相手から少しずつ変わり始めてる。他のキャラクターたちも黙っちゃいない。若返ったミジュは自分の運命を知ってショックを受けるし、元は犬だったキム・ゲは悲しい決断を迫られる。それぞれの思惑と願いが複雑に絡み合って、物語が一気に加速していく。マジで見逃せない回だったよ。
ネタバレ
ここからは全部話しちまうから、まだ見てないなら注意してくれよ。
イジラエルの介入とハリドの野望
物語は、いきなりイブリースがジュヌを始末するところから始まる。容赦ないな。その頃、ジョンフンの屋敷にはイジラエルがいきなり現れる。ジョンフンの体に乗り移っていた悪霊を、文字通りビンタで叩き出したんだ。マジかよって感じ。イジラエルはその悪霊に、イブリースには手を出すなと警告する。どうやらイブリースは自分で片付けたいらしい。ライバル心むき出しだな。その様子を見ていたハリドは、ランプが手に入らないことにがっかりしてる。こいつの狙いはやっぱりランプだったわけだ。
一方、イブリースはガヨンをサデに任せて、ザハラに会いに行く。でも、あのじいさん、20年の空白期間っていう肝心なことは何も教えてくれない。ただ、昔シャディを助けてハリドの魂をフンビシュの体に入れたことを後悔してる、とだけ話す。そのせいで自分の庭が滅茶苦茶になったらしい。今やジョンフンの魂の花しか残ってないんだとさ。
それぞれの願いと運命
ガヨンは銀行から謝罪されて、補償金を受け取る。彼女はなんと、その金も全部現金で引き出すっていう大胆な行動に出るんだ。その後、整備工場に戻って防犯カメラを確認する。そこには、ジョンフンの部下たちが自分を見張っている姿が映ってた。やっぱりなって感じだよな。そこにタイミングよくジョンフン本人が登場。ガヨンに俺の不死を終わらせるために、お前の願いを使えと要求してくる。でも、今のガヨンはもう騙されない。彼の嘘をすぐに見抜くんだ。そしたらサデがジャガーに変身してガヨンを守る。このシーン、超カッコいい!
元は犬だったキム・ゲの話も切ないんだよな。やっと昔の家族に再会できたのに、人間になってるから誰も彼だと気づいてくれない。小さい子供のハヌルだけが、彼を信じてくれる。ミジュはフードバンクでボランティア中にイジラエルと再会する。そこで衝撃の事実を告げられるんだ。若返っても寿命は変わらない。庭の花が咲く日に、お前は死ぬって。でも天国には行ける、と保証される。隣で聞いてたパングムは、ものすごいショックを受けてた。
明かされる過去と深まる絆
イブリースはジョンフンの屋敷に忍び込んで、シャディと直接話す。シャディは自分の行いを後悔していて、ハリドを止めるためにイブリースに協力すると申し出る。できるだけ時間を稼ぐって約束するんだ。
その頃、ガヨンは現金輸送中に男たちに襲われる。でも、またイブリースが助けに来てくれる。彼は犯人たちを冥界に投げ飛ばすんだ。ガヨンも後を追って冥界へ行ってしまう。そこで、もし自分が勝ったらイブリースがこんな目に遭うのかと知って、心を痛めるんだよ。もう完全に敵じゃなくなってるよな。
キム・ゲは最後の願いを使いに来る。病気で死期が近いから、犬の姿に戻って家族に最後の別れを告げたいって。イブリースは、あの家族がわざと彼を捨てたことを知ってるから、すごく悩む。でも結局、キム・ゲの願いを叶えて犬に戻してやるんだ。
夜になって、ガヨンとイブリースは二人で散歩する。イブリースは、至高の存在から3つの願いを許されたけど、3つ目の願いを覚えていないと打ち明ける。過去のガヨンの魂が28年生きたことから、自分の最後の願いが幼いガヨンを助けたんじゃないかと推測する。二人はお互い、もう復讐心なんてないことを認め合う。いい雰囲気だ。
過去を変える最後の願い
ガヨンはふと、イブリースのランプの壁にびっしりと文字が刻まれていることに気づく。イブリース本人も見たことがなかったらしい。ペンでなぞってみると、そこには高句麗時代の女性について、延々と書かれていた。ガヨンは、その女性がジンニーヤじゃないかと考える。
そこに、あの連続殺人鬼のサタンがイブリースを呼び出す。最後の願いを使うためだ。こいつがまたとんでもない願い事をする。過去に戻って、最後の被害者を証拠が残らない別の方法で殺したい。マジで救いようのないサイコパスだろ。イブリースは過去へ飛ぶついでに、ガヨンから預かったノートを過去の彼女に渡す。そして二人で協力して、サタンが殺そうとしていた女性を救い出すんだ。サタンは現行犯で逮捕される。
イブリースは現在に戻ってくる。そして、そのままガヨンにキスをするんだ!彼は告白する。過去の俺は、君を愛していたんだと思う。壁に一番多く書かれていたハビブティという言葉は、俺の真実の愛っていう意味だったんだよ。彼は過去を思い出して、二人の間に何があったのかを突き止めると約束する。ここで9話は終わり。いやー、すごい引きだな!
第9話の感想
いやー、今回の9話はマジで情報量が多すぎた。でも最高に面白かったな。前半はそれぞれのキャラが動き出して、後半で一気に話が加速した感じ。アクションあり、サスペンスあり、そしてロマンスありで、完全にジェットコースターみたいな回だった。
特にイブリースとガヨンの関係がもう最高潮。復讐相手だったはずなのに、お互いを守り合って、ついに過去の愛まで見えてきた。サタンの願いを利用して過去で人助けをするっていう展開も良かった。サイコパスを倒すために、自分もサイコパスになる覚悟を決めたガヨンが、命を救う喜びを知るっていう皮肉が効いてる。最後のキスシーンは鳥肌立ったよ。
キム・ゲの話は本当に泣けたし、ミジュの運命も気になる。サブキャラの話もしっかり描いてるから、世界観に深みが出てるよな。ジョンフン(ハリド)との対決も本格化しそうだし、イジラエルの目的もまだ謎だらけ。本当に1秒も目が離せない。
つづく