ネタバレと感想

イメチェン大作戦、のはずが…

今回の話は、ダヘが友達とビデオ通話してるところから始まる。子供の頃、学芸会でシンデレラ役に選ばれたのに、母親がドレスを買ってあげられなくて、結局カシの木の役になったって話すんだ。この時点でちょっと切ないよな。自分の立場をわきまえろって早くに学んじゃった、みたいなこと言っててさ。

会社に行ってもついてない。会社の30周年記念イベントの準備で工場に行ったら、同僚がソースをぶちまける。ダヘはびしょ濡れ。仕方なく工場の作業着を着る羽目になる。その格好でオフィスに戻ったら、自分が優秀社員賞をもらうって知らされるんだ。皮肉だよな。

おまけに、同僚のダヘと上司のジウが会社のプロモーションビデオを撮影してるのを見に行ったら、撮影スタッフに邪魔だみたいに邪険に扱われる。もう踏んだり蹴ったりだ。ランチ中に友達に愚痴るのも無理ない。

ここで親友のジソンが動く。授賞パーティーのために自分の新しいドレスを貸してくれるって言うんだ。見た目を変えてみろって。こういう友達がいるって、本当に救いだよな。

パーティーは悪夢の始まり

ジウはジウで、ダヘのことが気になってる。テキストでランチに誘うんだけど、ダヘはもう食べてるし、社食で二人きりは気まずいって断る。このすれ違いがもどかしい。

パーティーの席順決めでは、まさかの展開が待ってた。みんながジウのいるメインテーブルに座りたがる。ダヘは周りから色々言われてキレて、じゃんけんで決めようって提案する。そしたら、なんとダヘが勝つんだ。ここで運を使うのか!って感じだよな。ジウの隣の席をゲットだ。

ジウもダヘとやっと話せるって、かなりワクワクしてる。パーティー当日、わざわざ花まで用意して待ってるんだ。けなげすぎるだろ。そこに、ジソンに借りた白いドレスでバッチリ決めたダヘが登場する。ここまでは完璧なシンデレラストーリーだった。

でも、現実は甘くない。急遽、旅行中のはずだった社長が出席することになったんだ。それで、ダヘの席は社長の席に。ダヘは一番後ろのテーブルに追いやられてしまう。

テーブルの下の告白と、前代未聞の脱出劇

授賞式が始まると、さらに追い打ちをかけられる。アナウンスされたのはダヘの名前だけ。ダヘ一人が、ダヘたちの分まで3人分の賞をまとめて受け取るんだ。これ、ほとんど公開処刑だろ。

さすがにキレたダヘは、ヤケになってシャンパンを開けようとする。でも、コルクを抜くのに失敗して、自分の鼻に直撃。鼻血が出て、せっかくの白いドレスが血で汚れてしまう。もう最悪。見てるこっちが誰か助けてやれよ!って叫びたくなった。

その瞬間に、ジウが心配してやって来る。こんな姿、絶対に見られたくない。ダヘはとっさにテーブルの下に隠れるんだ。そしたら、ジウもためらわずにテーブルの下に入ってくる。そして、ダヘの鼻血を拭いてやりながら、こう言うんだ。君にめちゃくちゃ振り回されてる。こんな状況で告白とか、ドラマチックすぎるだろ。

二人がテーブルの下にいると、何も知らない同僚たちがそのテーブルに座って、ダヘの悪口を始める。タイミングが最悪すぎる。そのうち、テーブルクロスからダヘのバッグがはみ出てるのが見つかりそうになる。もうどうにでもなれって思ったんだろうな。ダヘはジウにテーブル持ち上げて!って言うんだ。で、二人でテーブルを頭の上にかざして、会場から猛ダッシュで逃走する。このシーンは笑った。前代未聞の脱出劇だよ。

本当の逆転劇

やっと部屋から出たと思ったら、今度はコ課長が待ち構えてた。イベントに来る子供たちのための食事が、間違った住所に送られたってダヘを責めるんだ。本当はダヘのミスなのに。

一部始終を聞いていたジウが戻ってくる。落ち込むダヘに、ジウは言うんだ。ドレスで君の価値は決まらない。君は何も恥ずかしいことなんてしてないって。そして、君なら何でもできるって励ます。この言葉がダヘに火をつけた。

ダヘは子供たちの食事をなんとかするために、すぐに行動を開始する。その間、ジウは昔自分が録音した子供向けの歌を会場で流して、子供たちの気を引く。見事な連携プレーだ。ダヘはその隙にレストランに駆け込んで、子供たちのためにとんかつを手配するんだ。この行動力こそがダヘの魅力だよな。結局、ダヘがイベントの危機を救って、文句を言ってた同僚たちも認めざるを得なくなる。

一方で、ジソンの話も進んでた。チームの食事会のために、見栄を張って高級レストランを予約しようとしてたんだけど、同僚たちはわざと別の店に変えて、ジソンに知らせなかったんだ。陰湿ないじめだよ。レストランで一人ぼっちのジソン。そこに、事情を知ったウンサンが駆けつける。ウンサンの優しさが本当に染みる。

そして、ウンサンとジソンが食事してるときに、二人が投資してた仮想通貨エンデリウムが爆上がりしてることに気づく。彼女たちの逆転劇も、ここから始まるのかもしれない。

今回のエピソードについての感想

今回のエピソードは、見た目と中身っていうテーマがすごくハッキリしてたな。ダヘはドレスで変身して自信をつけたかった。でも、結局トラブル続きでボロボロになる。だけど、彼女が一番輝いて見えたのは、ドレス姿の時じゃない。子供たちのために、必死でとんかつを手配しに走ってた時だ。ジウが言ったドレスで君は決まらないっていうセリフが、この回のすべてを物語ってる。

テーブルの下での告白シーンはドキドキしたし、その後のテーブル持ち上げダッシュは最高に笑えた。こういうコメディとシリアスのバランスが、このドラマのいいところだよな。

ジソンのいじめの話は見ていて辛かったけど、ウンサンみたいな友達がそばにいてくれて本当に良かった。最後に仮想通貨が急騰して、彼女たちの努力が違う形で報われる兆しが見えたのも、すごく希望が持てる終わり方だったと思う。

つづく