プ・セミ、ムチャンでの新生活スタート
ついにヨンランがプ・セミとして田舎町ムチャンにやってきた。新しい先生として幼稚園で働くためだ。彼女をバス停まで迎えに来たのは、園長の弟ドンミン。彼は都会からわざわざ来たっていうセミの経歴を見て、ちょっと怪しんでる。
ドンミンはセミの顔を見て、どこかで見たことあるような気がする。でも思い出せない。インフルエンサーか何かかな、なんて考えてる。車の中は気まずい空気が流れる。ドンミンが話しかけても、セミはバッサリ。完全に壁を作ってる感じだね。
都会ではヨンラン包囲網が…
その頃、ソウルではとんでもない計画が進んでいた。亡き夫の娘たち、ソニョンとソヌ。彼女たちは弁護士と組んで、ヨンランの評判を徹底的に潰そうと企んでる。ヨンランに前科があることを利用するつもりだ。
それだけじゃない。ヨンランの母親が詐欺師だった過去まで持ち出してくる。28歳の女が財産目当てで金持ちと結婚した。世間にそう思わせるための悪質なキャンペーンだ。ソニョンはこの計画に満足げ。ヨンランを社会的に抹殺して、相続財産から追い出すのが狙いだ。やり方が本当にえげつない。
孤独な戦いと小さな出会い
セミはドンミンが用意した家に住むことになった。ドンミンが彼女の過去を探ろうとするけど、セミはそれ以上踏み込まないでと一線を引く。強い女だ。
部屋で一人、スーツケースを開けるヨンラン。中には銃が入っていた。亡き夫ソンホに渡されたものだ。イェリムを殺した犯人には、ためらわずにこれを使え。夫の言葉が蘇る。彼女がここに来た目的は、復讐。それを再確認する。
夜、お腹が空くけどプライドが邪魔をする。外でパンケーキを食べてるドンミンたちの誘いを断ってしまう。意地っ張りなんだよな。結局、コンビニでラーメンを買って一人で食べることに。
そんな時、自分の家にドンミンの息子ジュウォンが隠れているのを見つける。小さなテントの中にいた。子供との出会いが、彼女の固い心を少しだけ溶かしたみたいだ。ついにプライドを捨てて、ドンミンにキムチを貸してと頼む。このシーン、ちょっとグッときたよ。
正体バレの危機、そしてまさかの取引
幼稚園での仕事が始まる。園長のミソンは、ドンミンに言われてセミの経歴を調べ始める。これがヤバかった。大学に問い合わせると、記録にあるプ・セミは53歳。年齢が全然違う。
ミソンは次に、セミが前に働いていたという会社に電話する。そこで彼女が経歴を偽っていると確信する。完全に詐欺師だと思われてしまった。もう絶体絶命だ。
問い詰められるセミ。彼女はミソンを少し脅しつつ、協力者のイ・ドンに電話をつなぐ。ここでイ・ドンがミソンに全部ばらす。セミの正体は、あのガソングループの会長夫人、キム・ヨンランだと。
立場は一気に逆転する。ヨンランはミソンにある提案をした。幼稚園が建っている土地の買収資金を出す。その代わり、自分をプ・セミとして3ヶ月間この町に置かせてほしい、と。
金に目がくらんだミソンは、あっさり取引に応じる。さっきまで詐欺師呼ばわりしてたのに、急に奥様なんて呼び始めた。その瞬間、何も知らないドンミンが部屋に入ってくる。姉がセミを奥様と呼んでいるのを聞いて、固まってしまう。ここで3話は終わり。最高の引きだね!
第3話の感想、ぶっちゃけトーク
いやー、今回も展開が早かった。もう正体がバレるのかってハラハラしたよ。でも、まさか金で解決するとはね。ヨンランの財力、ハンパない。ミソンの手のひら返しの速さには笑っちゃったけど、まあ人間ってそんなもんだよな。
ヨンラン(セミ)のキャラクターがすごくいい。普段はツンツンしてて、誰にも心を開かない。でも、ドンミンの息子ジュウォンと出会って、少しだけ素直になるところ。あのギャップにやられる。一人でラーメンをすすりながら、村に監視カメラを付ける方法を調べてる姿も印象的だった。彼女の孤独と、復讐への強い意志が伝わってくる。
敵役のソニョンたちの悪どさも際立ってた。母親のことまで利用するなんて、本当に容赦ない。これからヨンランとどうぶつかっていくのか、見ものだね。田舎でのドタバタした日常と、水面下で進むシリアスな復讐劇。このバランスが絶妙で、どんどん引き込まれる。
つづく