あらすじとネタバレ
ソニョンの非情な一手
話はソニョンから始まる。彼女はハン秘書を使ってイ・ドンに電話させた。ヨンランの母親ソヨンを人質にしてる件だね。イ・ドンは好きにしろと突っぱねる。ヨンランへの伝言も断った。
これにキレたのか、ソニョンはソヨンを痛めつける。でも殺しはしない。ヨンランを隠れ家からおびき出すための駒として、ムチャンに送り込んだんだ。マジでやることがえげつない。
それだけじゃない。イ・ドンはソニョンの弟ソヌを精神病院にぶち込む。亡くなった父親と同じ病院だ。ソヌにはお姉さんのソニョンがお前を入院させたんだと嘘をつく。兄弟の信頼関係を壊しにかかったわけだ。こっちもこっちで容赦ない。
ムチャンでの不穏な日常
舞台はムチャンへ。ヨンランはドンミンが自分のために動いてくれてることに気づき始める。夜道を心配して、街灯を設置してくれた。その様子を監視カメラで見て、ちょっと心が動いたみたいだ。翌朝、ドンミンはヨンランと一緒に走ろうとするけど、緊張してうまく話せない。この二人の距離感、もどかしいね。
そこにテミンが登場。ヘジの事を聞きに来たかと思ったら、急に何かに憑依される。もうすぐお前に危険が迫るとヨンランに警告を残して去っていった。不気味すぎるだろ。
ヨンランはブ・セミとして、ヘジと一緒に幼稚園で特別授業を開く。ヘジはバレエ、ヨンランは演劇風の読み聞かせ。これが親たちに大ウケ。少しだけ平和な時間が流れたんだ。
母ソヨンの登場と裏切り
でも、その直後だよ。悪夢が現実になる。ヨンランの母親、ソヨンが目の前に現れた。ヨンランは固まる。なんでここにいるのって問い詰めるけど、もう遅い。
ヨンランは母親を信用できない。家のなかにこっそりカメラを仕掛けて、母親の行動を監視し始めた。この用心深さ、さすがだね。
案の定、母親は裏切る。ドンミンと息子のジュウォンがヨンランと話しているところを写真に撮った。それをソニョンに送信。ヨンランは監視カメラの映像でその一部始終を見てしまう。母親が金のために自分を売ったことを確信した瞬間だ。見てるこっちも胸が痛いよ。
ソヨンはさらにドンミンに近づく。車で送ってもらいながら、ジュウォンの母親のことや、事故で亡くなったドンミンの両親のことまで探りを入れてた。本当にタチが悪い。
消えたジュウォンとソウルの攻防
ムチャンがそんな状況のなか、ソウルではソニョンが動く。次の役員会までにソヌを見つけろとハン秘書に命令。役員たちを脅して、無理やり忠誠を誓わせた。
その頃、精神病院のソヌはついに折れる。イ・ドンに協力すると約束した。ソニョンの悪事を暴く証拠がソウルのアパートにあると教える。
でも、そこにハン秘書が到着。ギリギリのところでイ・ドンがソヌを逃がし、一緒にソウルへ向かう。
ところがムチャンで大事件が起きる。ドンミンの息子、ジュウォンが行方不明になったんだ。ドンミンと村人たちが必死で探す。
ヨンランは監視カメラを確認。ジュウォンが見知らぬ車に乗り込むのを発見した。すぐにドンミンに知らせる。母親にもあんたが関わってるなら許さないと釘を刺した。
町を探し回ったヨンランは、道路の真ん中にいるジュウォンを見つける。車に轢かれそうになったところを、間一髪で助け出した。ジュウォンはママを探しに行こうとしたと泣きじゃくる。切ない。
それぞれの嘘と追跡者
ドンミンは息子を救ってくれたヨンランに心から感謝する。でも君も自分の身を大事にしてくれと心配してた。
その夜、ソウルではまた一波乱。ソヌがイ・ドンを出し抜いて逃げた。ホテルの部屋に隠れてしまったんだ。イ・ドンはタクシーで彼を追いながら、ヨンランに電話する。ソニョンの証拠さえ見つければ、君の逃亡生活も終わるって。
だけど、事態はもっと悪くなる。ラストシーン。ソニョンの命令を受けたハン秘書が、ヨンランを尾行させるために一人の男を雇っていた。新たな脅威が、すぐそこまで迫ってる。
第7話の感想
いやー、今回は情報量がすごかった。ソニョンの悪女っぷりが天井知らずだね。実の弟を精神病院送りにするなんて、もはやホラーの域。かと思えば、イ・ドンも目的のためなら手段を選ばないダークヒーロー感が増してきた。どっちもどっちだよ。
一番キツかったのは、やっぱりヨンランの母親ソヨンの裏切り。金のために娘の居場所を売るなんて、親として最低だ。監視カメラでその瞬間を見てしまったヨンランの気持ちを考えると、本当にやりきれない。
そんな中、ドンミンと息子のジュウォンが唯一の癒やしだね。ドンミンは不器用だけど本当にいい奴。ジュウォン失踪事件でヨンランが彼を救ったことで、二人の絆はまた深まった。でも、それがヨンランを新たな危険に晒すきっかけにもなりそうで怖い。
ヘジも誰かにこそこそ報告してるし、ソヌも結局イ・ドンを裏切るし、もう誰も信じられない。全員が何かを隠してる。このドラマ、味方だと思ってたやつが平気で裏切るから、一瞬も油断できないよ。
つづく


