いやー、今回の第10話、マジで色々ありすぎた。ちょっと落ち着いて整理させてくれ。マジンがどうなるかハラハラしたし、テプンとミソンの関係も一気に進んだと思ったら、またすれ違ったり。とにかく、今回も目が離せない回だったよ。
あらすじ
マジンを救うための裁判で、テプンが最後の切り札を出す。なんとかマジンは自由の身になるけど、休む暇なんてない。今度は差し押さえられた大事なヘルメットを取り戻すために、チーム全員で港まで競争だ。でも、そう簡単にはいかない。ソウルに戻ったテプンは会社の厳しい現実に直面して、大きな決断をすることになる。新しい場所での再出発が始まる中、過去の謎も少しずつ動き出す。
ネタバレ
マジン、まさかの釈放
前回、絶体絶命だったマジンの裁判。ここでテプンが動いた。証拠としてミソンが持っていたカメラのフィルムを提出したんだ。これが決定打になって、マジンは無事に釈放される。いや、本当に良かった。一時はどうなることかと思ったよ。これでチームがまた一つになったわけだ。
港でのドタバタ劇
でも、喜んでる暇はない。すぐにみんなで港へ向かう。税関にヘルメットを破壊される前に取り返さないといけないからね。ところが、道路が閉鎖されてて車が進めない。ここでマジンとミソンはバイクを、テプンはなぜかリキシャを借りて港を目指す。この絵面、ちょっと笑っちゃうよな。
途中でバイクが壊れるアクシデントもあった。ミソンはそこから自分の足で港まで走るんだ。彼女の根性、本当にすごい。ミソンがギリギリのところでヘルメットの処分を食い止めて、そこにテプンとマジンも到着。書類を出して、なんとかヘルメットは取り戻せた。
ただ、問題はここから。乱暴に扱われたせいで、ヘルメットの多くが壊れてしまっていた。それを見たミソンは、その場で泣き崩れちゃう。今回は、マジンがそんな彼女を優しく慰める。この二人の関係も少しずつ変わってきた感じがするね。結局、無事だったのはたったの140個。まあ、ゼロよりはマシか。
ついに、テプンとミソンが…!
その夜、マジンがチームのみんなに正式に頭を下げて謝罪した。これで一件落着って感じかな。
その後、ミソンがテプンの小さなケガに薬を塗ってあげる。この雰囲気、もうお約束だよね。テプンは大変な時にそばにいてくれてありがとうって、素直な気持ちを伝える。そして、二人はついにキスをする!やっとだよ、本当に!ずっと待ってた。
新しいオフィスとすれ違う二人
翌日、テプンとミソンはソウルへ戻る。マジンは残ってヘルメットを売る役目だ。家に帰るとみんなが温かく迎えてくれる。ミソンがタイで買ってきたお土産を家族に渡すシーンは、なんだかほっとしたな。
その夜、テプンは一人オフィスに残る。会社の預金残高を見て、その悲惨な状況に言葉を失う。彼は父親の名札を手に取ると、また戻ってくるとオフィスに言い残して出ていった。
次の朝、テプンは仲間たちに新しいオフィスに移ると告げる。会社の資金のために移転が必要だったと説明する。その新しい場所は、なんとナムモが昔やっていたパブだった。みんなで掃除して、なんとかオフィスらしくしていく。でも夜になってナムモ本人が現れて、テプンが彼と場所を共有するつもりだったことがバレる。
テプンはナムモにミソンのことを話す。タイでのキス以来、付き合っていると思っていたのに、ミソン本人には否定された、と。回想シーンを見ると、ミソンはテプンから正式に付き合おうと言われるのを待っていたみたい。この男女のすれ違い、もどかしい!ナムモはタイで退屈だっただけだろなんて茶化すけど、その頃ミソンは自分の部屋でテプンの写真をこっそりノートに挟んでいた。彼女の気持ちは本物なんだよ。
忍び寄る影
一方で、怪しい動きも見え始める。ピョ・バクホがチャ・ソンテクという女性の社員証を見ていた。過去にハ課長に命じて、彼女に何か取引を持ちかけさせていたみたいだ。ピョ・バクホは街でそのチャ・ソンテクを捕まえて、俺の借用書はどこだと問い詰める。どうやら大事な書類が見つからないらしい。
テプンも新しいオフィスで、会社の古い会計帳簿を調べていた。すると、1989年の帳簿から8月分の数ページがなくなっていることに気づく。父親の代に何があったのか。会社の過去の秘密と、ピョ・バクホの狙いが、これから絡み合ってきそうだ。
感想
今回はジェットコースターみたいな回だったな。マジン裁判の逆転劇から港でのヘルメット争奪戦まで、前半はコメディタッチでテンポが良かった。特にテプンがリキシャを漕いでる姿は忘れられない。でも、壊れたヘルメットを前に泣き崩れるミソンには、こっちまで胸が痛くなったよ。彼女がどれだけ頑張ってきたか知ってるからね。
そして、何と言ってもテプンとミソンのキスシーン。もうやっとか!って声が出た。長かった。本当に長かった。なのに、その直後に付き合ってないってすれ違うのが、このドラマらしいというか、もどかしい。テプン、男ならちゃんと言葉で伝えなきゃダメだろ!
ナムモの再登場も良かった。彼の軽妙なキャラクターが、シリアスになりがちな空気を和ませてくれる。会社の移転、ピョ・バクホの暗躍、そして消えた会計帳簿の謎。恋愛模様とサスペンスが一気に動き出して、情報量がすごかったけど、全く飽きさせない。物語の新しい扉がいくつも開いた感じがする。
つづく


