まさかの同居生活、スタート?
前の回で、テプンとジョンミが事務所で寝ちゃってたろ。あれをミソンが見つけるところから話は始まる。普通なら何してんの!ってなる場面だよな。でもミソンは違う。本当にいい子なんだよ、彼女は。二人を自分の家に連れて帰るんだ。で、空いてる部屋を使いなよって。こうして、テプンとジョンミはミソンの家で暮らすことになった。この関係、どうなっていくんだろうな。
テプンの靴ビジネス、いきなり大ピンチ
テプンは新しい靴のビジネスにやる気満々だった。ミソンも会社のお金をちゃんと工場に振り込んでくれる。これでいける。テプンはそう信じてた。
釜山の靴工場に意気揚々と向かうんだ。でも、着いてみたら工場はもぬけの殻。誰もいない。嫌な予感がするよな。案の定、工場の隅っこでボコボコにされた工場主のパク・ユンチョルを見つける。
話を聞いて愕然とする。ユンチョルはヤクザに借金があった。そのカタに、テプンが作るはずだった靴を全部持っていかれたらしい。おまけに、テプンが支払った前金も、借金の一部を返すのに使っちまったって言うんだ。もう最悪だろ。テプンの手元には、靴の特許証が数枚残っただけ。ビジネス開始、即終了の危機だ。
それぞれの夜
その頃、ジョンミはテプンとのデートの約束があった。ナムモの店でずっと待ってる。でも、テプンは現れない。そりゃそうだよな。人生最大のピンチなんだから。
家の近くで落ち込んでるテプンをジョンミが見つける。彼女は優しい。私を頼ってって言うんだ。健気だよな。
一方で、ミホはルーレットのバイト中に客とトラブルになる。それをナムモが助ける。この二人も何かありそうな雰囲気だ。
忘ちゃいけないのが、あのピョ親子。ピョ・バクホもテプンの安全靴に目をつけてた。息子のヒョンジュンを釜山に送り込む。本当に嫌な動きをするよな、あいつら。
ミソンの覚悟とテプンの賭け
テプンは完全に詰んだかと思った。そこに一本の電話が入る。靴は闇金業者のリュ・ヒギュが持っているらしい。500足なら500万ウォンで売ってくれるって。でも、そんな金どこにもない。
ここで動いたのがミソンだった。彼女は、テプンの亡くなった父親が自分に残してくれた通帳を取り出す。そこに入っていたお金に、自分の貯金まで足してテプンに差し出すんだ。これを使ってって。テプンは受け取れないって断る。でもミソンの決意は固かった。彼女の覚悟がすごい。
金を手にしたテプンは、闇金業者の倉庫へ向かう。そこで信じられない光景を見る。ハ課長とピョ・ヒョンジュンが、まさにその靴をトラックに積み込んでるじゃないか。裏切られてたんだよ。
怒りで我を忘れたテプンは、とんでもない行動に出る。闇金業者のヒギュにその靴、俺が1億ウォンで売ってやるって宣言するんだ。ヒギュは面白がってその取引に乗る。ただし、条件があった。もし売れなかったら、高額な利息に加えてお前の両目をよこせって内容の契約書にサインさせられる。テプンはサインした。もう後には引けない。完全に崖っぷちだ。
第5話の感想:もう後がないテプン、どうする?
いやー、今回のテプンは見ててハラハラしたな。最初はちょっと世間知らずで甘いところがあっただろ。それが一気に地獄に突き落とされた感じだ。でも、そこで折れないのがテプンの面白いところだよな。普通なら逃げ出す場面で、逆に両目を賭けるなんていう無謀な賭けに出るんだから。この無鉄砲さが、彼の魅力なのかもしれない。
それにしても、ミソンだよ。彼女の優しさと覚悟には本当にグッとくる。亡くなった上司の息子だからって、そこまでできるか?普通。自分の全財産に近いお金をポンと渡すなんて。彼女がいなかったら、この物語はとっくに終わってる。テプンはミソンに頭が上がらないよな、一生。
ジョンミの健気さもいい。ただ待つだけじゃなくて、ちゃんとテプンの心に寄り添おうとする。テプンを巡る三角関係も、これからもっと複雑になりそうだ。
最後の契約シーンは鳥肌が立った。あんな契約書にサインするなんて正気じゃない。でも、あの追い詰められた状況だからこそ、テプンの本当の力が試されるんだろうな。面白くなってきたじゃないか。
つづく


