あらすじ(ネタバレあり)

目玉を担保に無茶な契約

まず、テプンのやつがとんでもないことをやらかす。闇金業者のリュ・ヒギュと会って、金を借りる契約を結んだんだ。その時の担保が、なんと自分の両目。正気じゃないよな。でも、その金でパク・ユンチョルを助ける。ユンチョルの娘ボラムは、そのおかげで新しい補聴器を手に入れることができた。テプンとチャランはユンチョルを家に連れて帰る。彼は娘のためにサンタの格好をして、家族の時間を過ごす。その夜はみんなで新年を祝って、少しだけ平和な空気が流れた。

7000足の靴とミソンの怒り

翌朝、テプンはミソンに会社の新商品を見せる。それは7000足もの靴だった。闇金から借りた金で仕入れたんだ。ミソンは当然、激怒する。会社のCEOなのに、何の相談もなしにこんなデカい決断をしたからね。チャランがミソンをなだめる。テプンは全てを失って、文字通り全てを賭けているんだって。結局、テプンはミソンに謝罪。願い事券を使って許してもらった。ただ、自分の目を担保にしたっていう一番ヤバい事実は隠したままだった。

それぞれの戦い

その頃、ジョンミは健気に頑張っていた。ジーンズ工場で働き始めたんだ。仕事は下手で、指に切り傷を作りながらも必死に働く。稼いだわずかな金で、テプンとミソンの弟オ・ボムに食べ物を買ってくる。泣けるよな。一方、テプンはオフィスでユンチョルが消えたことに気づく。バス停で彼を見つけると、誰にも見つからない遠い島へ逃げようとしていた。テプンは彼を引き留める。逃げる前に、せめてこの靴を売る努力だけでもしてみろって。そこからチームは一丸となって、靴のプロモーションビデオを作る。テプンはアメリカやヨーロッパの市場に目をつけ、海外企業にビデオを送った。

一筋の光と最大のピンチ

すると、ロイヤル・インベスト化学っていう会社から連絡が来る。ミソンとテプンはプレゼンの機会をもらい、見事に契約成立!テプンは人生で初めて自分の力でモノを売ったことに大喜びする。これでやっと軌道に乗るかと思った。でも、そんなに甘くはない。靴を出荷しようとしたら、船会社が積み込みを拒否するんだ。裏で糸を引いていたのは、もちろんピョ・ヒョンジュン。あいつがテプン商事の悪い噂を流して、業界から干されるように仕組んだんだ。

隠し事の発覚

これにキレたテプンは、仕入れた靴の一つを手に取る。そして、ヒョンジュンの車の窓ガラスを叩き割った。これ以上邪魔するならタダじゃおかない、と本気で脅す。その夜、テプンはチャランとヤケ酒を飲む。そこに、なんと逃げたはずのユンチョルが戻ってきた。三人がチャランのオフィスに戻ると、闇金業者のリュ・ヒギュが待ち構えていた。ヒギュは出荷トラブルの件を全部知っていた。そしてテプンに言うんだ。あと一ヶ月で、お前の目は俺のものだって。最悪なことに、この会話をミソンが聞いてしまった。彼女はショックと怒りで事務所を飛び出す。テプンが慌てて追いかける。ミソンはテプンを責め立てる。感情的すぎる、CEOとしての自覚が足りないって。テプンは反論する。困っているユンチョルを見捨てられなかった、と。口論の後、二人は黙って港へ向かう。そして、ある船の船長に直接交渉を始めるんだ。この荷物をメキシコまで運んでくれないかって。

今回の感想

いやー、今回の6話は本当に息つく暇もなかったよ。テプンの行動力はすごいけど、やり方が無茶苦茶すぎる。闇金に自分の目玉を担保に入れるなんて、正気じゃない。でも、そのおかげでユンチョルの娘が補聴器を手に入れたりするから、一概に責められないのがもどかしいところだね。ミソンがCEOとして冷静さを求めるのは当然。彼女の怒りはすごくよく分かる。この二人の対立が、このドラマの面白さの中心にあるんだなと改めて感じた。あと、個人的にはジョンミが健気で泣ける。指を怪我しながら働いて、テプンのためにご飯を買ってくるなんて。ピョ・ヒョンジュンの陰湿な妨害には本当に腹が立つ。最後の最後でミソンがテプンの秘密を知って、それでも二人で船長に交渉しに行く。この展開が最高だった。

つづく