靴をメキシコへ!執念の船積み作戦
物語は、テプンとミソンが船長に頭を下げるところから始まる。靴をメキシコまで運んでほしいって頼むんだ。でも、船長は話も聞かずに二人に向かって塩をまき散らす。マジかよって感じだよな。
ここで諦めないのがテプンだ。チャランっていう女性の助けを借りて、もう一度船長に会うチャンスを掴む。実はこの船長、テプンの親父さんと昔からの友達だったんだ。これで話が少しスムーズに進む。
すると、パク・ユンチョルっていう男が名乗り出た。俺が代わりにメキシコまで行って、靴を直接届けるって。自分の娘と2年も会えなくなるのに、だ。テプンに大きな借りがあると感じてたみたいだな。
問題は、どうやって靴を船に積み込むか。これはテプン自身が引き受けた。地元の漁師のおばちゃんたちに協力してもらって、靴を海産物の貨物の中に隠したんだ。これで完璧だって思ったんだけどな。
警察登場!テプン、決死のおとり作戦
船が港を離れる、まさにその瞬間。パトカーのサイレンが鳴り響いた。警察がやってきたんだ。誰かが密輸してるって通報したらしい。最悪のタイミングだよ。
警官たちは乗組員の身元を確認して、貨物を調べ始めた。このままじゃ靴が見つかって全部パーだ。
その時、テプンが動いた。別の小さなボートに飛び乗ると、小麦粉の袋を派手にぶちまけたんだ。遠目にはまるでヤバい粉みたいに見える。このおとり作戦が大当たり。警官たちの注意がそっちに集中した隙に、靴を積んだ本船は無事に出航できた。
一件落着かと思いきや、今度は借金取りのリュ・ヒギュとピョ・ヒョンジュンがボートで登場。テプンを脅してくる。ただ、ヒギュの目的はあくまで金の回収だ。だから今回はテプンを見逃した。
陸に戻ったテプンを、ミソンが泣きながら抱きしめた。めちゃくちゃ心配してたんだな。その帰り道、テプンはミソンにまっすぐ伝えた。お前のことが好きだって。不器用だけど、グッとくる告白だった。
それぞれの再出発と、新たな絆
その頃、テプン商事をクビになった元従業員たちも、それぞれ苦しい生活を送っていた。
ジョンミは縫製工場で働いてる。仕事の腕も上がってきて、家では義理の娘ミホの面倒を見て、少しずつ心を開かせていた。みんな、自分の場所で戦ってるんだよな。
テプンは釜山に行って、リュ・ヒギュにきっちり金を返した。借用書を取り戻して、これで一つ片付いた。
ソウルに戻ったテプンは、旧友のユンソンと会う。ユンソンは新しい工場で働いてて、そこのヘルメットをテプンにプレゼントするんだ。テプンもお返しに安全靴を渡す。実は、お互いのプレゼントには、こっそり現金が忍ばせてあった。男の友情ってやつだよな。泣けるぜ。
次の商品はヘルメット?あの男が帰ってくる
テプンはミソンに、ユンソンからもらったヘルメットを次の商品にしたいと話す。そこに、チャ・ソンテクという女性がやってきた。彼女は、あのゴ・マジンに助けを求めるようにとヒントを残していく。
その夜、テプンはマジンに会いに行った。会社に戻ってきてくれって頼む。そして、あのヘルメットをマジンに預けた。明日、オフィスに返しに来てくれって。
次の日。本当にマジンがオフィスに現れた。でも一人じゃなかった。二人の男を連れて、戻ってきたんだ。
第7話の感想:友情と逆転劇が熱い!
今回はマジで見ごたえがあったな。特にテプンの機転にはシビれたよ。警察が現れた絶体絶命のピンチで、小麦粉をおとりにして切り抜けるなんて、普通は思いつかない。ああいう土壇場での強さが、彼の魅力なんだよな。
ミソンへの告白も良かった。変に飾らないで好きだってストレートに伝えるのがテプンらしい。心配でたまらなかったミソンが、あの言葉でどれだけ救われたか。
あと、俺が一番グッときたのは、テプンとユンソンの友情だ。お互いを心配して、プレゼントに現金を忍ばせるなんてさ。言葉にしなくても通じ合ってる感じが最高だった。
ジョンミみたいに、他の仲間たちが地道に頑張ってる姿もちゃんと描かれてるから、物語に深みが出てる。そして最後のシーンだよ。マジンが仲間を連れて帰ってきた。これで役者が揃ったって感じだ。ここからテプンの本当の反撃が始まるんだなって、めちゃくちゃワクワクした。
つづく


