あらすじ(ネタバレあり)

王様、九九を学ぶ

前回、いい雰囲気になったかと思いきや、王様イ・ドはダンビを机に連れて行く。彼は数学の問題が解けなくて困ってたんだ。でもダンビはびっくりする。なんと王様、数字の概念すらあやふやなんだよ。九九も知らない。

そこでダンビは提案する。私が教えてあげる。その代わりテストをして、間違えたらデコピンねって。王様は私は間違えたことがないなんて強がるけど、この賭けに乗るんだ。

レッスンが始まると、イ・ドは不思議に思う。ダンビが自分の目をまっすぐ見て話すからだ。王様だから、みんな伏し目がちなのが当たり前だった。そんな空気を変えるように、イ・ドはやる気満々でテストに挑む。

宮殿でのダンビの生活はドタバタだ。ある日、宮殿に忘れてきた三角おにぎりをイ・ドが見つける。彼はこれを見て爆弾だ!と勘違い。火をつけて窓から投げ捨てるんだ。いや、なんで火をつけたんだよ!ってツッコミたくなるよね。

イ・ドはダンビが持ってきたペンにも夢中だ。臣下との会議中も、こっそり手のひらにメモして勉強してる。健気でかわいいよな。

そして九九のレッスン本番。楽器の音に合わせて九九を言い合うゲームをする。イ・ドが間違えて、ダンビは思いっきりデコピンをお見舞いする。その瞬間、護衛のヒョソプがダンビの喉に剣を突きつけるんだ。内侍部長も慌てて駆け込んでくる。でもイ・ドは笑って冗談だと場を収める。

何回かゲームを続けて、ついにイ・ドがダンビに勝つ。彼は子供みたいに大喜びして、お前の腕を切り落としてやる!なんて叫ぶんだ。

王妃の登場とトッポギ事件

そのタイミングで、最悪なことに王妃がやってくる。三人は大慌てで勉強道具を隠す。イ・ドは音楽の稽古をしていたと嘘をつく。ヒョソプが作った楽器を褒めて、なんとかごまかした。

王妃はヒョソプに王の忠実な犬になったのかと嫌味を言う。するとヒョソプはあなたも同じでしょうと言い返して去っていく。この二人、何か過去にあったのかなって感じさせる雰囲気だった。

その後、イ・ドの部屋でダンビのお腹がぐーっと鳴る。イ・ドは最初からかうんだけど、結局二人でこっそり台所へ行く。ダンビがカバンから取り出したのは、インスタントのトッポギ。イ・ドはそれを初めて食べて、めちゃくちゃ気に入るんだ。

でも次の日、案の定お腹を壊す。辛いものに慣れてないからね。ダンビは彼にお腹を壊す仕組みを説明してあげる。

役立つダンビと深まる絆

イ・ドはお前は思ったより役に立つなとダンビを認める。そして秘密の通路を通って、学者たちが解剖学を学んでいる場所に彼女を連れて行くんだ。ダンビの知識は、医学書の作成に役立てられることになる。

彼女は農業についても教える。二人は外で、ダンビのスマホを使って一緒に写真を撮ったりもする。このシーン、すごく良かったな。時代を超えたツーショットだよ。

新しい農業プロジェクトが成功して、手伝った人たちにはタムナ島(今の済州島)の貴重なオレンジが配られる。イ・ドはダンビの働きを認めて、特別にもう一つオレンジをあげる。でもダンビは、その貴重さを知らずに一人で全部食べちゃうんだ。

ついにバレた秘密

その夜、イ・ドはダンビと外でサッカーみたいな鞠遊びをする。彼はボールを蹴って、ダンビに取ってこさせるんだ。完全に犬の散歩状態。

ダンビが文句を言うと、イ・ドは拗ねて言う。なぜあのオレンジを一切れもくれなかったんだ!って。完全に5歳児だよ。かわいいけど。

ダンビは王様なんだから自分で走ればいいじゃないとからかって、あっかんべーをして逃げ出す。イ・ドは最初早歩きで追いかけるけど、ついに走り出す。

彼はすぐにダンビを捕まえて、二人そろって地面に倒れ込む。走るのは気持ちがいいななんて言うイ・ド。その時、彼の手がダンビの胸に触れてしまう。

イ・ドの表情が変わる。彼はダンビの上に乗りかかって、低い声で言うんだ。本当のことを言え。よくも私を騙したな

ここで終わり。ダンビが女だって、ついにバレた!

第3話の感想

いやー、今回はコメディ要素が満載でめちゃくちゃ笑ったよ。王様がおにぎりを爆弾と間違えるとか、トッポギで腹を壊すとか、ベタだけど最高に面白い。九九でムキになる王様も、子供っぽくてかわいかったな。

でも、ただ面白いだけじゃない。ダンビの現代知識が、医学や農業の発展に繋がっていく展開は見ていてワクワクする。彼女がただの女子高生じゃなくて、ちゃんとこの時代で自分の居場所を見つけていく感じがいいんだ。

そして最後のシーンだよ。鞠遊びでじゃれ合って、最高の雰囲気だったのに、倒れた拍子に女だってバレる。あのイ・ドの表情の変化、ドキドキしたよな。甘い雰囲気から一気に緊張感が走る感じ。この緩急の付け方が本当にうまい。二人の関係がどう変わっていくのか、ここからが本番って感じだね。

つづく