ついに動き出した黒幕イ・ドンミン
ウクはハン・サンギルを一日中つけてた。でも、何してるかサッパリ分からない。そうこうしてるうちに、チェソン建設の株主総会が始まっちゃう。ウクは尾行を諦めて、総会に向かった。
総会の場で、ハン会長がウクを私の孫ですって紹介しようとしたんだ。その瞬間、秘書が会長の耳元で囁いた。ハン・サンギルさんが自宅で亡くなりました会長、めちゃくちゃ驚いてた。当たり前だよな。
シン刑事も現場に駆けつけた。部屋の様子を見て、これは自殺に見せかけた殺しだと感じたみたい。会長は自分のせいだって落ち込んじゃって。ウクは会長のせいじゃない、全部犯人が悪いって慰めてた。優しいやつだよ、本当に。
でも、一番怪しいのがイ・ドンミン。あいつ、ハン・サンギルの死を聞いても全然驚かないんだ。それどころか、ウクに向かって大した役者だなとか言ってる。もう、こいつが黒幕でしょって感じがプンプンする。
パンソクおじさん、娘の手がかりを掴む
こっちの話も辛いんだ。パンソクおじさんは、ペク刑事に娘の捜索状況を確認してた。そしたら、ついに進展があった。
ペク刑事が、あるコンテナを見つけたんだ。中には、前に殺された廃品回収のおばあさんの遺品があった。それだけじゃない。他の被害者のものもあった。そして、パンソクおじさんの娘、ヒョンジのリュックも見つかったんだ。
リュックについてたDNAが、カン・ミョンジンていう男のものと一致した。ペク刑事はパンソクおじさんに写真を見せた。そこに写ってたのは、ヒョンジのヘアピンだった。それを見たおじさんの顔、もう見てられなかったよ。
警察はカン・ミョンジンを取り調べた。パンソクおじさんも、その様子を見学させてもらう。でも、カン・ミョンジンは覚えてないとか言って、しらを切るんだ。ヘアピンを見せられて少し動揺したけど、口を割らない。パンソクおじさん、怒りで我慢できなくなって、取り調べ室で暴れちゃった。気持ちは痛いほど分かる。
会長が危ない！ウク、絶体絶命の危機へ
話はウクの方に戻る。イ・ドンミンは、ウクが偽物の孫だって確信してる。会長にDNA鑑定しろって迫った。会長は偽の鑑定結果を見せて、その場を乗り切った。さらにウクの会社のことは、あなたが担当してってイ・ドンミンに命令。ついでに遺言の内容も、もっと詳しく書き直そうかしらなんて揺さぶりまでかける。会長、強い。
二人にされたウクとイ・ドンミン。イ・ドンミンは金が欲しいんだろ。会社から出ていけ、金はやるって言った。でもウクは引かない。あんたがキム・ナムグクもチェ・ヨナも殺したのを知ってるって、カマをかけたんだ。イ・ドンミンは笑ってごまかしてたけど、図星だったんだろうな。
そして、遺言を書き直す日。ハン会長が来ない。ウクがジョンアに連絡すると、GPSで会長がイ・ドンミンに連れ去られたことが分かった。行き先は会長の別荘。ウクは急いで向かう。
別荘に着いたウクが見た光景は、最悪だった。ハン会長が頭から血を流して倒れてる。そばにはイ・ドンミンが立ってる。その光景は、昔ウクのお母さんが殺された時と全く同じだった。そう、ウクのお母さんを殺した犯人も、イ・ドンミンだったんだよ。
すべての罪を認めた男
ウクはイ・ドンミンに飛びかかった。もみ合いになる中、イ・ドンミンはウクに薬物を注射しようとする。もうダメかと思ったその時、シン刑事が到着！ナイスタイミング！
イ・ドンミンは逮捕された。ウクは少し薬を打たれたけど、病院に運ばれて無事だった。会長も命に別状はなかった。ウクはシン刑事に証言した。俺は見たんだ。あいつが母さんを殺すのを。
でも、逮捕されたイ・ドンミンは完全黙秘。警察も手が出せない。そんな中、パンソクおじさんがウクを連れて、拘置所のイ・ドンミンに会いに行った。
ウクが問い詰めた。そしたら、イ・ドンミンはあっさり認めたんだ。ウクのお母さん、ヒョンミ、キム・ナムグク、チェ・ヨナ…全部自分が殺したって。あのニヤニヤした顔で、全部。
今回の感想
今回はマジで神回だった。いや、地獄回か。とにかく感情の揺さぶりが半端じゃなかった。今まで小物感を出してたイ・ドンミンが、実は全ての元凶だったっていう展開には鳥肌が立ったよ。あいつの薄ら笑いが本当にムカつく。ウクのお母さんの事件の真相が、こんな形で明らかになるなんて思わなかった。ウクが母親の最期と同じ光景を目にするシーンは、胸が張り裂けそうだった。
パンソクおじさんのパートも、見ていて本当に辛い。娘さんの遺品が見つかって、少し希望が見えたかと思えば、犯人はしらを切る。取り調べ室で感情を爆発させるシーンは、こっちまで涙が出た。シン刑事がギリギリで駆けつける王道展開には、思わずよし！って声が出たけどな。
最後にイ・ドンミンが全部自白したけど、あの態度は何なんだ。反省の色が一切ない。あいつと、もう一人の殺人鬼カン・ミョンジンがどう裁かれるのか。まだ見つかっていないヨナの行方も含めて、最終回に向けて一気に駆け抜ける感じがする。
つづく
