ネタバレ感想の前に、まずはあらすじから

今回のエピソード、アジンの周りが一気に動き出す。マジで目が離せない展開だったよ。

女優アジンの現在と、忍び寄る過去の影

物語は、アジンが女優として脚光を浴びるシーンから始まる。釜山国際映画祭のレッドカーペット。有名俳優のホ・インガンと一緒に歩いてる。もうすっかりトップスターの仲間入りだ。

でも、当然よく思わない人間もいる。それが共演者のレン・レイナ。インガンは最近までレイナと付き合ってた。だからアジンへの嫉妬がすごい。撮影現場で、わざと何回も同じシーンをやり直させてアジンをいじめる。性格悪いよね、こういうの。

この状況を止めたのが、事務所CEOのソ・ミリ。ミリはレイナを呼び出す。で、昔レイナが起こした飲酒運転のもみ消し事件をネタに脅す。これでレイナもおとなしくなる。ミリ、怖いけど頼りになるな。

アジンのマネージャー、ヒャンイがこっそり教えてくれる。ミリは全俳優の弱みを握ってるらしい。足枷ファイルっていうヤバいファイルがあるんだって。しかも、机の引き出しに保管してるとか。不用心すぎない?

出所したジェオと、作家になったジュンソ

一方、過去の登場人物たちも動き出す。まず、ジェオが出所した。今は配達員として働いてる。その途中で偶然アジンを見かける。でも、声をかけずに黙って見つめるだけ。何を考えてるのか全然読めない。

それからジュンソ。彼はユン・ソクハっていうペンネームで超売れっ子作家になってた。彼が書いた『共犯者Y』っていう本。これがどうもアジンの物語らしいんだ。え、それって暴露本ってこと?

アジンの母親、ジソンは相変わらずだった。借金取りに追われて、今度はジュンソの祖父に金の無心。もちろん追い返される。逆ギレしたジソンは、アジンの事務所に乗り込む。CEOのミリに娘は父親殺しだと暴露して、アジンを業界から追い出せって騒ぐ。もうめちゃくちゃだよ。

レイナの罠と、アジンの反撃

サロンでばったり会ったアジンとレイナ。火花バチバチの言い合いになる。レイナはアジンを潰すために、ジュンソに目をつける。イベントで彼に急接近して、いい感じの雰囲気を作るんだ。

そんな時、マネージャーのヒャンイがアジンに連絡してくる。事務所のビルが停電になるって。アジンはこれをチャンスと見る。足枷ファイルを盗む絶好の機会だ。

アジンはヒャンイを先に帰らせて、一人で停電中のオフィスに忍び込む。階段を駆け上がって、CEOの部屋へ。ファイルを探してると、隠し部屋を発見する。そこには金庫があった。でも、開けられない。

その時、背後から現れたのがレイナ。なんと、アジンと自分のファイルをすでに手に入れてた。レイナは駐車場までアジンを連れて行く。ファイルが欲しければ土下座しろって言って、アジンを平手打ちする。最悪だ。この一部始終を、車の中からジュンソが見てる。

パーティーでの逆転劇

事務所の記念パーティーの日が来た。レイナはジュンソをデート相手として連れてきて、勝ち誇った顔。

パーティーの途中、スクリーンに映像が流れ始める。最初は感動的な記念ビデオだった。それが突然切り替わる。映し出されたのは、駐車場でレイナがアジンを殴る映像だった。会場は騒然。ミリが慌てて映像を止める。映画のワンシーンだってごまかすけど、もう遅い。

実はこれ、全部アジンの仕掛けだった。アジンはマネージャーのヒャンイがレイナのスパイだと気づいてた。だから、逆にヒャンイを利用したんだ。駐車場での出来事を全部録画させてたってわけ。アジンはレイナにこれ以上ちょっかい出すなら、この動画をネットにばらまくって静かに脅す。見事な逆転劇だった。

再会、そして新たな協力関係?

一件落着かと思いきや、パーティー会場でアジンは昔の知り合いに会う。昔、アジンを父親殺しの容疑で逮捕しようとしたパク刑事だ。彼はウェイターの格好で潜入してた。まだ諦めてないってアジンに告げる。しつこいな、この刑事。

この二人のやり取りを、レイナが見てた。すぐさま誰かに連絡して、あの刑事の正体を調べるように頼む。それを今度はジュンソが聞き耳を立ててる。もう誰が誰を監視してるんだか。

その夜、アジンはジュンソの家で彼を待ってた。二人は会うなり、きつく抱きしめ合う。ジュンソはもう平穏を見つけたと思ってたって言う。アジンはまだ苦しんでると答える。そして、アジンはジュンソに助けを求める。ホ・インガンを愛そうと努力してるのって。この一言、本心なのか、それともジュンソを利用するための言葉なのか。アジンの本心がまた分からなくなった。

第5話の感想。アジンの強かさに震える

いやあ、今回のアジンは本当にすごかった。レイナにいじめられて、駐車場で土下座までさせられて。普通なら心が折れる場面だよ。でも彼女は違う。全部、逆転するための布石だった。マネージャーが裏切ってることを見抜いて、それを逆手に取って証拠映像を撮らせるなんて、どれだけ頭が切れるんだ。ただの被害者で終わらない。やられたら、もっとえげつない方法でやり返す。その強かさ、執念にはちょっと震えたよ。

最後のジュンソとのシーンも印象的だった。やっと弱さを見せたかと思ったら、ホ・インガンを愛そうとしてるっていう爆弾発言。あれはジュンソへのSOSなのか、それとも彼を自分の計画に引き込むための計算なのか。彼女の行動はいつも本心が見えない。だからこそ、目が離せないんだよね。アジンのキャラクターの深みが一気に増した回だった。

つづく