『親愛なるX』第7話:ネタバレ感想
いやー、今回もアジンの独壇場だったね。彼女の周りでは常に何かが起きてる。本当に退屈させない女だよ。
熱愛発覚?いや、アジンの計算通りでしょ
冒頭からいきなり波乱の展開。アジンとインガンがキスしてるところを、レイナのいとこの記者に撮られちゃうんだ。普通なら大スキャンダルで青ざめるところ。でも、俺たちのペク・アジンは格が違った。
彼女、全然焦らない。むしろ、その記者を呼び出して自分の味方に引き込んじゃう。私の独占情報あげるから、私のため働きなよって。マジかよ、強すぎだろ。結果、熱愛報道はアジンにとってプラスに働く。世間の反応も良好。スキャンダルさえも自分の人気に変えるなんて、もはや魔術師の域だね。
もちろん、レイナへの復讐も忘れてない。ジェオを使って、昔レイナの飲酒運転の身代わりになった子から証言ビデオを撮らせる。それをネットに流して、レイナを業界から完全に追放。やり方が本当にエグい。でも、やられたらやり返す、アジンのそのスタイルは嫌いじゃない。
1年後の不穏な空気
アジンとインガンは幸せなカップルとして1年を過ごす。このままハッピーエンドかと思いきや、そんなわけないのがこのドラマ。ジュンソがずっと不穏な動きをしてるんだ。
彼は、アジンが昔言ったインガンとは1年だけ付き合うっていう言葉を覚えてる。まだアジンのことを諦めてないんだよ。しかも、アジンの敵であるレイナと連絡を取り続けてる。何を企んでるのか、気味が悪い。
そこにジュンソの母親まで出てきて、金をせびる始末。本当にどうしようもない母親だ。でも、アジンはジュンソの出生の秘密を握ってるから、母親も黙らせることができる。アジンは一体いくつカードを持ってるんだよ。
過去からの刺客と、まさかの味方
アジンの学生時代の宿敵ソンヒが、ネットでアジンの過去を暴露する。また面倒なことになったと思った。でも、ジェオや他の同級生たちがソンヒを非難して、すぐに鎮火。アジンの周りには、なんだかんだで彼女を助けてくれる人がいるんだな。
そして、一番驚いたのはインガンの祖母、ギョンスクさん。アジンの悪い噂を聞いても、それでもあなたを受け入れるって言うんだ。めちゃくちゃいい人じゃないか。このドラマで唯一の良心かもしれない。インガンもアジンとの結婚を考えてるみたいだし、このまま幸せになってほしいと願ってしまう。
嵐の誕生日、そして最悪の結末へ
でも、そんな願いはあっさり打ち砕かれる。アジンの誕生日に、すべてが崩壊し始めるんだ。
ジュンソとレイナが、アジンとインガンのデートに乱入。レイナがインガンの前で、アジンとジュンソが裏で会っていたことをぶちまける。最悪の誕生日プレゼントだよ。
さらに、ギョンスクさんがアジンの秘密の日記を見つけちゃう。アジンが昔盗んだ、あの黒い日記だ。タイミングが悪すぎる。
インガンはフライトがあって、アジンに祖母の様子を見てくるよう頼む。アジンがジェオの車でギョンスクさんの家に行くと、ジュンソもそこにいる。
そして、ラストシーン。大きな物音がして、見るとギョンスクさんが階段の下で倒れてる。血を流して、もう動かない。階段の上には、アジンが一人で立っている。
…え、やったの?マジで?彼女が突き落としたようにしか見えない。でも、本当に?信じられない終わり方だった。
このエピソードについての感想
今回はアジンの策略家としての能力が全開で、見ていて爽快だった。スキャンダルを自分の人気に変える手腕は見事としか言えない。でも、その裏でジュンソの執着がどんどんエスカレートしていくのが怖い。彼はアジンを手に入れるためなら何でもしそうだ。インガンの純粋さが、このドロドロした関係の中で唯一の救いだけど、彼だけが何も知らない状況が痛々しい。特に、インガンの祖母ギョンスクさんの優しさが、最後の悲劇をより一層際立たせている。あの衝撃的なラストシーン。アジンは本当に手を下したのか、それともまた誰かの罠にはめられたのか。彼女の周りには敵が多すぎるから、何が起きても不思議じゃない。ジュンソもレイナも怪しく見える。もう次が気になって仕方ない。
つづく


