気まずすぎるお茶会と、それぞれの恋の行方

前回のラスト、ジェヒョンがジョンシンをお茶に誘ったところから物語は始まります。なんとそこにファヨンとヒョンジュンも強引に参加!まさかの4人でお茶をすることになってしまいました。

アプリの出会いはアリ?ナシ?

カフェの空気は、もう最悪と言っていいほど気まずいものです。そんな中、ヒョンジュンとジョンシンは口論を始めてしまいます。テーマはマッチングアプリでの出会いに誠実さはあるのか。二人の意見は真っ向から対立し、険悪なムードに。

その後、ヒョンジュンはジョンシンを仕事現場である江南まで送ります。一方、ジェヒョンはファヨンをオフィスまで送ることに。それぞれのペアで車内の会話が進みますが、どこか噛み合わない様子がもどかしいですね。

ジョンシンの決断とジェヒョンへの言葉

ジョンシンは過去の事件の調査を再開していました。ウ・ヨンソクの妻に会い、彼の兄が400億ウォンものビルを持つ大富豪になっていることを知ります。彼女は、ハ・ジワン議員との間に何か裏があるのではないかと疑い始めました。

そんな中、ジョンシンのもとに政治部の編集長が訪ねてきます。動画を全て削除すれば、政治部に戻してやるという条件付きのオファーでした。しかし、ジョンシンはこの提案をきっぱりと拒否。芸能部での仕事に愛着が湧いていることを伝え、今の場所に残ることを選びます。彼女の成長と覚悟が感じられる、とても素敵なシーンでした。

その後、ジョンシンはジェヒョンを呼び出します。彼女はジェヒョンの気持ちには応えられないと正直に伝えました。さらに、あなたが本当に好きなのはファヨンさんでは?と鋭い指摘をします。自分をファヨンに重ねているだけだと気づかせたのです。

バレる寸前!?ヒョンジュンの危機

一方、ヒョンジュンには最大のピンチが迫っていました。カン・ピルグとしての記者会見が近づいていたのです。もしこの会見にマネージャー役のパク・ビョンギが出席すれば、ジョンシンに正体がバレてしまいます。二人は徹夜で対策を練りますが、良い案は浮かびません。

運命の記者会見

ついに会見当日がやってきました。ヒョンジュンは不安で押しつぶされそうになっています。ところが、ここで奇跡が起きます。なんとビョンギが激しい消化不良を起こし、会見に出席できなくなったのです!

おかげで会見は何事もなく終了。ヒョンジュンは安堵し、ジョンシンに少し特別な気遣いを見せる余裕さえ生まれました。

病院での残酷な真実

その夜、ファヨンの息子が病院に運ばれたという連絡が入ります。パニックになる彼女を、ジェヒョンが車で病院まで送りました。二人の距離が少し縮まった瞬間です。

同じ病院には、腹痛で入院中のビョンギもいました。見舞いに来たヒョンジュンに対し、ビョンギは残酷な事実を告げます。いつまでも隠し通せるわけがないそして、デートの時にジョンシンが言っていた言葉を伝えたのです。私はカン・ピルグは好きだけど、イム・ヒョンジュンは大嫌いだと。

雨の中の告白僕がメロ職人です

ショックを受けたヒョンジュンは、ある決断をします。彼はハートレス・ラブ(非情な愛)という新しいアカウントを作成。そして、ジョンシンのアカウントソウリシェールが炊飯器を売りに出しているのを見つけます。彼は購入者として彼女に連絡を取りました。

約束の日、雨が降る中でジョンシンは炊飯器を持って待っていました。そこに現れたのはヒョンジュンです。驚く彼女に、彼はついに真実を告げます。

炊飯器を買うのは僕だそして震える声で続けました。僕がメロ職人なんだ

さらに、物語のラストで彼はついに自分の想いを口にします。僕は君が好きなんだ雨の中、ついに正体と想いを明かしたヒョンジュン。二人の関係が大きく動いた瞬間で幕を閉じました。

第11話の感想

ついに!ついに言いましたね!正体を隠し続けることに限界を感じていたヒョンジュンが、雨の中で全てをさらけ出すシーンは圧巻でした。カン・ピルグが好きでヒョンジュンは嫌いという言葉を聞いた後の告白だと思うと、彼の必死さが伝わってきて胸が締め付けられます。あと、ジェヒョンとファヨンの大人な関係も進展しそうで、こちらのカップルも目が離せません。

つづく