サムフン島の闇と過去の因縁
第13話は、不穏な過去の回想シーンから幕を開けます。2人のジャーナリストが犯罪の真実を暴くため、サムフン島に上陸しました。
時を同じくして、カンボジアの刑務所でイ・ギヒョンと繋がりがあったキム・ウジョンも島へ。彼はフィッシング詐欺ビジネスを始めるための資金を持って、サムフン食堂のイェリムを頼ります。
しかし、この島は甘くありませんでした。イェリムはウジョンの身元調査をする間、彼をキム刑事に逮捕させてしまいます。そしてコ作家(Writer Go)と呼ばれる男が、ウジョンとギヒョンの関係を確認。
身元がクリアになるとウジョンは顧客として受け入れられますが、一方で悲劇が起きていました。トラック運転手のチェ・チョルウンが、嗅ぎまわっていたジャーナリストたちを始末してしまったのです。
ただ一人、ポン記者はなんとかイカダから逃げ出し、島でのサバイバル生活を余儀なくされます。冒頭からスリリングな展開に、息を呑んでしまいますね。
ムジゲ運輸、絶体絶命のピンチ!
舞台は現在へ戻ります。ドギは再び寺へと向かい、チャン・ソンチョル代表はメンバーに指示を出しました。ゴウン、ジノン、ギョングの3人は、本土へ向かうチョルウンとコ作家を追跡することに。
寺に潜入したドギは、監視カメラの映像や大量のパスポート、偽造携帯電話を発見します。まさに犯罪の温床といった光景です。
一方、本土行きの船の上では、コ作家が僧侶(The Monk)と呼ばれる男と密談していました。島にいるタクシー運転手を警戒しろこの指示により、ムジゲ運輸のメンバーに危機が迫ります。
事態は最悪の方向へ転がりました。寺で監視カメラを調べていたドギは、僧侶に見つかり手錠をかけられてしまいます。フィッシング詐欺を始めに来たと弁明しますが、コ作家の帰りを待つことに。
本土で追跡を続けていたゴウンたちもまた、罠にかかってしまいます。ゴウンはチョルウンに捕まり人質に。ジノンもコ作家を追ううちに捕獲され、ギョングもまたチョルウンの手によって捕まってしまいました。
なんと、ドギ以外の全員が人質に取られ、海上のイカダに乗せられてしまったのです!これには見ていて冷や汗が止まりませんでした。
ドギの華麗なる嘘と逆転劇
仲間たちの命運は、ドギとコ作家の食事会に委ねられました。コ作家はドギの正体を探るため、これまでの仕事について尋ねます。
ここでドギが見せた機転が素晴らしかったですね!彼はこれまでのシーズンで演じてきた数々の潜入キャラクター(ワン・タオジなど)を、すべて自分の犯罪歴として語ったのです。イェリムの身元調査でも、リム・ボクジャとの関わりなどがヒットし、話の信憑性が高まります。
こいつは使えるそう判断したコ作家は、ドギを新しいフィッシング会社のゼネラルマネージャー候補として認めました。おかげで、海に流されかけていたゴウンたちは無事に解放されます。
その後、ドギたちは島に潜伏していたポン記者と合流。彼から、この組織には元検事が関わっており、法を逃れているという衝撃の事実を聞かされます。ポン記者の先輩が無念の死を遂げたことも判明し、怒りが込み上げてきました。
狂気を演じきれ!ドギの覚悟
翌朝、ドギはさらに大きな嘘で組織を信用させようとします。虹タクシー会社を担保に200万ドル借りたと豪語し、仲間たちもビジネスに参加させると持ちかけました。
僧侶に金を見せろと詰め寄られると、ドギはゴウンに電話。監視カメラを意識しながら彼女としての演技を求めます。ゴウンの阿吽の呼吸による対応は見事でしたね。
コ作家はドギを試しつつも、その狂気じみた雰囲気を気に入ったようです。車内での会話で、コ作家は自身の歪んだ哲学を語ります。前科者や弱者を守ってやっているのだと。
そしてラストシーン。コ作家はドギを別の顧客、出所したばかりのイ・ギヒョンに引き合わせます。そこでドギが目撃したのは、ギヒョンに同行していた若者たちの耳を、チョルウンが切り落とすという残虐な光景でした。あまりの衝撃的な幕切れに、次回への不安と期待が入り混じります。
第13話の感想
ドギが過去の潜入捜査の経歴を悪事の履歴書として利用する展開、ファンにはたまりませんでしたね!ピンチを逆手に取る機転に拍手です。しかし、敵の組織は想像以上に巨大で残酷。特にラストの耳を切り落とすシーンは、この組織の異常さを際立たせていました。ドギはこの狂気の中で正気を保てるのか、そしてどうやってこの巨大組織を壊滅させるのか、ハラハラが止まりません。
つづく

